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Sandfish Records Diary

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偉大な人生もいろいろ

 昨夜はアルバイトから帰宅してジョニー・キャッシュを聴き、呑み屋から帰宅してレナード・コーエンを聴いた。ジョニーは1932年生まれで、2003年に71歳で亡くなっている。レナードは1934年生まれで、現在81歳にして現役続行中。

 2人とも魅力的なバリトン・ヴォイスの持ち主で、訴えかけてくる情感は異なるが、歌声がもつ凄みには共通するものがある。どちらも深い闇をたたえた異端者の声だ。こういう歌を聴いてしまうと、なかなか抜け出せなくて困る。その闇が深いゆえに、光もまた眩い。何かに絡みとられたみたいに身動きがとれなくなるのだ。それで今朝になってもまだ困っている。

 それにしても、なんと示唆に富んだ音楽なのだろう。

 空は雲で覆われ、先ほどから細かい雨が降り出した。薄暗い部屋では、ジョニー・キャッシュの「マン・イン・ブラック」が、レナード・コーエンの「ダンス・ミー・トゥ・ジ・エンド・オブ・ラブ」が流れている。

 「えーい、やめやめ」とCDを止め、エルヴィス・プレスリーにチェンジ。「ブルー・スウェード・シューズ」。一気に部屋の空気が変わった。まるで太陽が燦々と輝いているかのよう。どうやら1日の始まりにはこちらの方がいいみたいだ。そんなエルヴィスは1935年生まれ。ジョニーやレナードと同世代だが、1977年に42歳で亡くなっている。偉大な人生もいろいろだ。
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by sandfish2007 | 2016-02-20 10:53 | diary | Comments(0)
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