今日は敬愛するジョージ・ハリスンの誕生日。今から73年前にイングランド北西部のマージーサイド州リヴァプールで生まれた。昨日のブログを書きながら、「ジョージの誕生日が2月24日なのか、それとも25日なのかについては、諸説あってね…」と妻に言うと、「そんな歴史上の人物なの?」と驚いていた。ええ、そうですよ。73年も前のことだからね。1943年生まれなので、戦時中の子供ということになる。
僕はその27年後に日本で生まれた。ジョージとの共通点といえば、せいぜい「島国生まれ」といったくらいか。その頃のジョージはというと、ビートルズ解散を目前に控えていた。そして、この年の晩秋にソロ・キャリアの代表作となる3枚組の傑作『オール・シングス・マスト・パス』をリリース。これが世界的な大ヒットとなり、ジョージ・ハリスンの音楽的才能が大きく花開いたことを、世界中の音楽ファンに知らしめることとなった。
つまり、ジョージの快進撃は僕が生まれたのと同時期に始まったわけで、言い換えれば、僕はジョージの快進撃と共に誕生したということになる。どうですか。うらやましいでしょう。
昨日からジョージのレコードを取っ替え引っ替えしながら聴いている。元来、ジョージのことになると、いささか冷静さを失いがちではあるが、今日は誕生日。たまにはいいでしょう。ジョージ、心からハッピー・バースデイ。あなたの音楽を知ることができて、本当によかった。