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Sandfish Records Diary

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音さがし

 3月も下旬、昼が夜よりも長くなり、各地から桜の開花宣言が聞こえてきた。この後、花冷えをはさんで、春爛漫を迎えることだろう。

 僕はといえば、音さがしをしている。一応リリースを予定している作品はあるのだが、まだはっきりしないので、他にもあたっているところ。昨日は雰囲気のあるアーティストをひとり見つけた。彼が素晴らしい才能をもっていることは、すぐにわかった。うちから出すべき作品なのかどうかを、これからじっくり吟味する。結論が出る頃には、きっと桜も満開だろう。

 音さがしをしていて、曲が長いなと思うことがよくある。おそらくライヴでのアレンジをそのまま(あるいはあまり変えずに)録音しているのだろう。ライヴでは効果的でも、スタジオ・ヴァージョンだと冗長になってしまうことは、よくあるもの。もちろん曲にもよるが、レコーディングではコンパクトにまとめる意識をもつのは大切だと思う。

 ブライアン・ウィルソンが4月に来日するが、最新作『ノー・ピア・プレッシャー』は16曲のうち4分を越えるのは1曲のみ。バラエティーに富んだ2〜3分台の曲が並んでいる。とても聴きやすく、特に音さがしをした後は「なるほどな」と思わされる。こういうのはアーティストの才能云々というよりも、音楽を聴き手に届ける気配りの差なのかもしれない。

 ある程度まとめて音さがしをすると、言い訳をたくさん聞いたときのような疲労感を覚えることがある。言いたいことは、もっとシンプルなんじゃないかな。もったいないなと、勝手ながらそう思ってしまうのだ。
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by sandfish2007 | 2016-03-22 07:35 | diary | Comments(0)
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