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Sandfish Records Diary

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いい音楽とかいい本とか

 例えば、テデスキ・トラックス・バンドの「イッツ・ソー・ヘヴィー」みたいな曲を聴くと、心が安らぐだけでなく、時にはっとさせられることがある。デレク・トラックスの弾くエレキ・ギターの太いトーンは、ゆったりとしていて、迷いが感じられず、自分のやるべきことを心得ているように響く。

 ここ数年、音さがしをしていると、いろいろ考えすぎてしまうことがある。慎重になることは大事だが、慎重になりすぎるべきではないし、厳しい市況を認識することは必要だが、楽しめなくなっては意味がない。いい作品と出会ったとき、心から雑音が消え、純粋にその音と向き合えるように、常に心の余裕を持っていたい。

 夏を迎える前に1枚リリースできればと思っている。

 伊坂幸太郎の『フィッシュ・ストーリー』を読んだ。4編の物語からなる短編集で、とても面白かったし、いつもながらその手腕には感心させられることしきりだった。確か映画にもなっていたなと思って調べたら、4つの物語のうちふたつが映画化されていた。短編がそれぞれ映画になってしまうものなのかと、また驚いた。でも、それくらい力がある作品なのだとも思った。

 いい音楽やいい本は、いつの時代にもある。それを求めるなら、きっと巡り会える。そして、心が震えるなにかを教えてくれるのだ。
 
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by sandfish2007 | 2016-03-29 07:29 | diary | Comments(0)
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