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Sandfish Records Diary

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ビリー

 歳をとってみてつまらないなぁと思うのは、ずっと守ってきたはずの純粋さを、簡単に信じられなくなったことだろうか。頭では認めていなくても、心がそう反応してしまうことがある。いろんなことに打ちのめされて、身に沁みてしまったのだろう。とはいえ、頭でまでそれを認めたら、僕はもっとつまらなくなりそうだ。

 例えば昔のように、絆を信じ、無謀な計画を立て、要領を得ない大義を胸に、屈服することを拒み、失敗から何も学ばず、追いつめられても負った傷を誇り、中傷や誤解を受けても、なにくわぬ顔をしていればいいのだ。

 誰かにセカンド・チャンスをくれと言ったことはないし、自分の不甲斐なさを時代のせいにしたこともない。誰にだって自分の意見はあるのだから、言いたいことは言えばいい。僕は僕で、やりたいようにやればいいだけだ。

 大切な人の瞳に哀しみを見たとしても、できることと言えば、離れたところに立って、同じ想いでいることだけかもしれない。残念ながら、僕らはどうしても状況に左右されてしまう。それが悲しいことであれ、幸せなことであれ。後になって、自分の残酷さや愚かさに気づくのだ。
 
 自分の親と同じ程度の未来は訪れるだろうと思っていたら、どうやらそこまで行く前に何かが起こってしまったようだ。今、一部の大人たちは子供たちの顔に国旗を投げつけようとしている。

 でも、僕らは自分の信念を貫けばいい。これまで恥ずかしいことをたくさんしてきたとしても、そこに信念があったのなら、突き通せばいいのだ。

 実を言うと、今日のブログはビリー・ジョエルの曲の歌詞を自分勝手に抜粋したものだ(都合良く解釈もしている)。この2日間、穴蔵に籠ってずっと仕事をしていた。その間に口ずさんだのは、なぜかビリー・ジョエルの歌ばかりだった。そのことが気になって、昨夜聴き直したら、胸に響く言葉がたくさんあった。昔から日本人はメロディーメイカーに優しいが、あまり深く知ろうとはしない。日本の多くの音楽ファンは、ビリー・ジョエルを詩人とは認めていない気がする。でも、英語圏では違うのだろうなと思った。
 
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by sandfish2007 | 2016-06-28 07:15 | diary | Comments(0)
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