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Sandfish Records Diary

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熱海、侮りがたし

 ミュージシャンでもなんでもそうだが、1度落ち目になってから復活すると、その経験が深みとなって新たな魅力が生まれてたりするもの。それはきっと観光地も同じだろうと、そんな期待を胸に僕らは熱海へ出かけた。

 熱海。かつては新婚旅行の定番にして団体旅行の聖地。それが時代と共に置き去りにされてから大分たつが、近年復活の噂を耳にしてこれまた久しい。とはいえ、新婚旅行客が戻ってきたとは思えないし、団体旅行が再び増加中とも考えにくい。きっと新しい魅力が人を惹きつけているに違いない。

 で、行ってみて思った。「熱海は脇は甘いが、振り切れている」と。脇の甘さは、おそらく長年の習慣みたいなもので、早々なおらないと思う。でも、今の熱海はそこも魅力のひとつとなっていた。全体的にインチキ臭いのだが(お城が築城したのが戦後だったり)、そうした「ちゃんとしなくてもいい」空気が、いともたやすくレッドゾーンへ振り切るパワーを生んでいるように思えた。

 とりわけ花火は凄かった。最初から最後までクライマックスといった感じで、主役級が惜しげもなく打ち上げられてゆく。押し引きなしのがぶり寄り花火は破壊力抜群で、情緒も何もあったものではないが、あんなに凄い花火はこれまで経験したことがなく、終始圧倒されっぱなしだった。

 ちなみに温泉はまともだった。塩っぽかったけどさらりとしていて気持ちよかった。半日遊んでお腹いっぱい。しばらくはいいけど、軽い気持ちでまた行きたい。そんな熱海。侮りがたし。
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by sandfish2007 | 2016-08-27 07:37 | diary | Comments(0)
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