ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

秋の深まりとランディ・ニューマン

 秋の深まり。朝のコーヒーは温もり。選ぶ音楽はランディ・ニューマン。秋が深まりつつある証拠。

 先日、自身の曲をセルフ・カヴァーしたシリーズ『ソング・ブック』の第3集をリリースしたばかりのランディ・ニューマン。第1集を買いそびれ、第2集を買いそびれている身としては、果たして第3集から買うのが正しいのかどうか。ふぅむ…。

 ランディはロマンティックな道化師だ。コメディアンの微笑みの裏に隠された哀しみみたいなものが、ランディの歌にはある。真面目であるゆえに、その真面目さが恥ずかしくて、ふざけてしまう。臆病だから不遜に振る舞ってしまう。庶民への共感と憐れみ。裕福な自分。パラドックス。

 『ハープス&エンジェルス』は、純粋なオリジナル・アルバムとしては今のところ最新作。ランディ・ニューマンに駄作なしと言われるが、ランディなりに多少の波はある。これは最高傑作ではないけれど、曲調がバラエティに富んでいて楽しい。ラストの「フィールズ・ライク・ホーム」は、エドウィナ・ヘイズがカヴァーし、彼女の代表曲になったが、オリジナルはこちら。

 秋が深まるとランディ・ニューマンを聴きたくなるのか。それともランディ・ニューマンを聴くと秋だなと思うのか。どちらかはわからないし、どちらでもいいことでもある。ただ、10月の朝にランディの歌を聴きながら飲むコーヒーは、いつもより温かい。
 
[PR]
by sandfish2007 | 2016-10-13 07:16 | diary | Comments(0)
<< 報告の日 勝利のトンカツ >>