ベイスターズのクライマックス・シリーズ敗退で心にぽっかりと空いた穴を埋めるべく、また激務がつづくアルバイトで蓄積された疲れを癒すべく、昨日は馴染みの酒場の釣り大会に参加した。各々が好きなところで好きなものを釣って、18時に店に集合し、釣った魚の総重量が一番重かった人が優勝という、なんともゆるゆるなルールの釣り大会。
午前中は何をするでもなく家でごろごろしていたのだが、カワハギが釣れているとの情報を受けて、古い釣り道具の埃をはらい、いそいそと出かけて行った。自転車をこいで向かった先は、江ノ島のすぐ隣りの腰越漁港。着いたときは曇っていたのだが、いつしか雲は流れ去り、Tシャツ1枚でちょうどいい陽気になった。
防波堤のヘチに仕掛けを落とすと、かわいい顔のカワハギが釣れた。
平和を絵に描いたような日曜日の防波堤釣り。釣り竿片手に片瀬東浜を眺める。
ファミリー・フィッシング日和。釣れたかい?
江ノ島の夕焼もきれいだった。
夜は酒場に集まって釣った魚を計量。僕の釣果は、カワハギ5匹、ウミタナゴ2匹、よくわらかない魚1匹。フグも数匹釣ったけど放した。なんとか準優勝。
全員の釣果をまとめてぱちり。小物中心だけど、これだけ釣れると楽しいもの。
カワハギはマスターのコータローくんがお刺身にしてくれた。胆醤油でいただいた。
とりわけ美味しかったのが、揚げ素麺のあんかけ。この日一番の大物だったタカノハダイと店にあったマゴチがごろごろっと。出汁はメジナとカワハギ。
久しぶりの釣りだったけど、楽しかった。日が暮れると、みんなが釣った魚を持って店に集まってくるのも、なんだか魚河岸の水揚げみたいでよかった。そして、海が近くにあるのは恵まれているんだなと思ったのだった。