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Sandfish Records Diary

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ポーキーズ/最後の反撃

 僕が中学生のとき『ポーキーズ』という映画が公開された。アホな男子高校生が主人公で、僕は観たことがないのだけど、観るまでもなくくだらないとわかる映画だ。ところが、そのくだらなさが逆にうけて、アメリカでは大ヒット。2作目、3作目と制作されている。で、僕は3作目『ポーキーズ/最後の反撃』のサントラ盤を持ってたりする。

 というのも、これはデイヴ・エドモンズが中心となって音楽を担当しており、他にもジェフ・ベック、カール・パーキンス、ウィリー・ネルソン、ファビュラス・サンダーバード、謎の覆面バンド(ロバート・プラントとフィル・コリンズが参加)等、錚々たる面々が参加している。僕はといえば、このサントラにしか収録されていないジョージ・ハリスンとクラレンス・クレモンズの曲が聴きたくて購入した。

 また観てもいないのに失礼なこと言うけれど、どうしてこんなアホらしい映画のサントラにこれだけの面子が結集したのだろう?「くだらないところがいいんだよ」とか「無意味なところが素晴らしい」といった言葉はよく耳にするが、世の中には賢い人もいればアホな人もいるし、賢そうに見えて実はアホという例もあったりと、なかなか複雑だったりするから、賢い人がアホに惹かれることも珍しくないわけで、こういうパラドックス現象は往々にして生まれたりする。この場合はアホの勝利というべきだろうか。あるいは、彼らがそもそもアホなのかもしれない。デイヴもジェフもロバートもジョージもクラレンスも…。

 サントラ自体は80年代のアホ映画に相応しく明るく楽しいもの。ウィリー・ネルソンの歌う「ラヴ・ミー・テンダー」など、どんなシーンで流れたのかすぐに察しがつくので、映画を観てもいないのににやにやできる。昨夜はこのサントラを聴きながらグラタンを食べた。今朝もこのサントラを聴きながら、残ったグラタンをトーストにのせて食べた。なかなか悪くなかった。グラタンは明るい気持ちで食べたいもの。

 そして、今日はとても天気がいい。空は明るくアホみたいに青い。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-20 09:03 | diary | Comments(0)
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