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Sandfish Records Diary

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雨にぬれても

 晦日なり。コーヒーを淹れ、リンゴを剥き、目玉焼きとトーストの朝食をいただき、窓の結露を拭き取り、妻を仕事に送り出したところ。今年もあと2日を残すのみ。

 12月はゆっくり過ごさせてもらっている。こうして振り返ってみると、1ヶ月前の自分がどれだけ疲れ果てていたのかがよくわかる。

 今朝、バート・バカラックの作品集を聴いていると、「これ毎年聴くよね」と妻に言われた。特にそう決めているわけではないのだけど、年末になると聴きたくなるのかもしれない。僕が生まれたときの全米第一位は、バカラック=デヴィッド作の「雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' On My Head)」だった。「ちょうど足が長過ぎてベッドに収まらない男みたいに」なにもかもがうまくいってない男の歌だ。彼は頭を濡らす雨の雫にうんざりし、太陽に「仕事をさぼるな」と文句を言う。でも、彼は悲観しているわけじゃない。どんな憂鬱もいつかは消え去ることを知っているし、もう少しすれば幸せが自分を迎えに来ると信じている。なぜなら、彼は自由だから。何も心配していない。

 歌詞を書いたのはハル・デヴィッドだ。「いいこと言うじゃないか」と思った。というわけで、僕も幸せが迎えに来るのを待つことにしよう。なぜなら、僕もまた自由だから。映画の中でポール・ニューマンが軽やかに自転車を乗り回したように。

 今年もあと2日を残すのみ。
 
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by sandfish2007 | 2016-12-30 08:52 | diary | Comments(0)
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