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Sandfish Records Diary

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we were born to run

 大寒波がひしひしと近づいている朝に、今年初の『ボーン・トゥ・ラン』。「ハイウェイは敗残者達で溢れ、最後のチャンスに賭けようとしている」。つまり、彼らは破れた心を抱えたまま、希望と可能性を取り戻そうとしている。僕もかくありたい。
 

 昨夜は馴染みの店へ今年初詣で。金曜の夜ということもあり、カウンターは埋まっていたが、幸い1席だけ空いていたので座ることができた。家から歩いて来て寒かったから熱燗を。それと、めかぶポン酢。ここの店主はバンドをやっており、以前に作詞を頼まれたことがあった。「また書いてくれませんかね?刺盛りでどうでしょう?」と言うので、「刺盛りですか。やってみましょう」と引き受けた。

 文章を書いて、お金をいただいたり、刺盛りをいただいたり。形は様々だが、気がつけば無報酬で書くことはほとんどなくなった。とはいえ、自分から報酬を求めたりはしない。なんだかあつかましい気がするのだ。だから、すべて言い値で引き受けている。何も言われなければ無料。時々「無料で書いちゃだめだよ」とアドバイスされることもあるが、正直どうしたらいいのかわからない。僕にわかっているのは、あの店主からの頼みなら、刺盛りがなくても書くということ。ただ申し出が嬉しいだけ。

 閉店時間が過ぎてから入ってきた20歳くらい年下の常連女史とバトンタッチで僕は店を出た。外はしっかり寒かったが、2杯のあら汁のおかげで体の中はぽかぽかしていた。これは店のサービス。
 

 ブルース・スプリングスティーンは歌う。「ウェンディ、君と一緒ならこの悲しみに立ち向かえる」と。そして、「いつの日か、いつかはわからないけれど、僕らが本当に望んでいる場所へ辿り着こう。明るい陽射しの中を歩こう」と。それまでは、ウィ・ワー・ボーン・トゥ・ラン。
 
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by sandfish2007 | 2017-01-14 10:09 | diary | Comments(0)
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