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Sandfish Records Diary

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ダニー・マッキャスリン・グループ@ブルーノート東京(2017.2.2)

 ダニー・マッキャスリン・グループのライヴを観にブルーノート東京へ。メンバーは、リーダーのマッキャスリンがサックス、ドラムがマーク・ジュリアナ、ベースがティム・ルフェーヴル、キーボードがジェイソン・リンドナー。
 
 僕が彼らのことを知ったのは、デヴィッド・ボウイの『★(ブラック・スター)』でのスリリングな演奏だった。既成概念をものともしない感性がアルバム全体を貫き、それが音楽に強い生命力を与えていた。とりわけドラムのマーク・ジュリアナには感銘を受けた(そのことは1年ほど前のブログにも書いている。→link)。

 ライヴは、そんな僕の印象を改めて裏付けてくれるものだった。この瞬間、自分は今の時代の音を聴いているのだという共感があった。メンバーの演奏のすべてが新鮮だった。曲というフォーマットで演奏しながら、枠からのはみ出し方が、これまで僕が聴いてきた音楽とはどこか違うように思えた。一番自由だったのはキーボードのリンドナーで、少し変わった人のように見えた。そして、ジュリアナのドラムはやはり破格だった。もちろん、ルフェーブルのベースもマッキャスリンのサックスも素晴らしかった。

 デヴィッド・ボウイの曲も2曲演奏された。「ラザルス」と「ワルシャワ」。とりわけ「ラザルス」は感動的だった。おそらく、彼らにとってもボウイとの共演は大きなインスピレーションとなったのだろう。そんなリスペクトが伝わってくる演奏だった。

 ライヴは1時間15分であっという間に終わってしまった。もっと聴きたかったけど、同時に僕が受け取れる情報量としてはこれくらいがちょうどよかったのかもしれない。あとはゆっくり租借して、僕自身の音楽を聴く引き出しが増えたなら嬉しい。

 ダニー・マッキャスリンは、6月にまた来日の予定だとステージで言っていた。僕の聞き間違いでなければ、マリア・シュナイダーと一緒に来るとのこと。これは観に行きたいな。あと、人から聞いて嬉しかったのが、「共演してみたい人は誰か?」という質問に、ダニー・マッキャスリンとマーク・ジュリアナが「ブルース・スプリングスティーン」と答えたということ。クール。
 
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by sandfish2007 | 2017-02-04 10:11 | diary | Comments(0)
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