ラスベガスで起きたことに、なんとも言えない気持ちだ。ひとりの男が、宿泊先のホテルの部屋から、隣接するライヴ会場に向かって銃を乱射した。58人が亡くなり、515人が怪我をした。この数はもっと増えるかもしれない。
カントリー・ミュージックのフェスが行われていたそうだが、事件が起きたときステージにいたのがジェイソン・アルディーンというのだから、数万人規模のイベントだろう。そこを狙ったことになる。
現地にいた人が撮影した映像を見たが、何十発もの銃声が響いていた。おそらくどこから撃たれているのかもわからないまま、逃げたり地面に伏せたりしていたことと思う。
パリとマンチェスターにつづいて、今度はラスベガスである。音楽を楽しみに来てこんな目にあうなんて、あんまりだ。彼らがなにをしたというのか?安心して音楽を楽しむことができない世界に、一体誰がしたのか?
犯人は射殺されたということだが、問題はなにひとつ解決していない。これからもこういうことが起きうるという可能性を残しただけだ。なんとかしないといけない。