イーサ・デイヴィスが、湘南・藤沢の音楽バー界隈でよく売れてます。スコット・フィッシャーよりも、ジョン・リーゲンよりも、藤沢では、なぜかイーサ・デイヴィスだったりします。馴染みのアナログ・バー『
Sausalito』なんて、タワーレコードやHMVや新星堂の各店を押さえて、売上枚数が全国2位だし、『
Bar Cane's』や『
Wesley』や『
roquette DELI』でもちゃんと売れてるので、もう少し販路を広げてみようかなぁと、先日から『
Cafe Pansee』にも置いてもらってます。あと、藤沢じゃないけど、横浜・元町の『
Base-1』でも。皆さん、どうもありがとうございます。
昨日も、21時過ぎに自転車をこいで『Sausalito』と『Wesley』へ飲みに出かけたところ、僕の目の前で、各店2枚づつ(合計4枚)売れました。こういう現場に出くわすと、ついつい嬉しくなって、ずるずると長居してしまい、昨日は帰宅したのが午前5時でした。えっと、バーでCDが売れると、しばしばこういうことが起きます。ま、しょうがないっす。
でも、なんでCDショップよりもバーで売れるのだろう?僕なりに足りない脳みそをねじって、いろいろ考えたのですが、これって、バーがセレクト・ショップ的な役割を果たしてるんじゃないかなぁと思うのです。音楽は好きなんだけど、なにを買ったらいいのかわからないという人って、けっこういると思います。久しぶりにCDショップへ足を運んでも、目に入るのが知らないアーティストのディスプレイばかりじゃ無理もないし、ひとつひとつ試聴して選ぶこともできますが、それだって時間がかかるし大変です。そんなときに、馴染みの音楽バーのマスターが、「これいいよ」と薦めてくれるCDなら、安心して買えるんじゃないかなぁと。やっぱり、新しい音楽を知りたい、聴いてみたいという人は、たくさんいるのだと思います。で、もしかすると、音楽好きが集まるバーには、CDショップや通販サイトがとりこぼしている需要があるのかなぁと、そんなことを思ったりしました。あ、もちろん、CDショップでもそういう店員さんがいるお店では、よく売れてます。結局、お客さんって、人につくんだと思うのです。
よーし、こうなったらイーサ・デイヴィスをもっともっと売って、地元・藤沢のローカル・ヒットにしてやろう!で、いつかイーサの来日公演が実現したあかつきには(まだ予定ないけど)、藤沢でもライヴをやってほしいなぁと、そんなことを夢見てたりするのでした。
MIYAI