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Sandfish Records Diary

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We've Only Just Begun

 今日もいい天気。なのに遊んでられなくて残念。

 僕は、1970年1月の生まれなので、10代がまるまる80年代ということになるんだけど、そうなると自動的に、20代はまるまる90年代ということになる。バブルがぶくぶくと膨らんでいくのに合わせて学生時代を過ごし、ぱーんと弾けたと同時に社会人になった。それでも、音楽業界はまだしばらくは好調を維持し、ミリオン・セラーも1年に15曲くらいはあったりした。とにかく、あの頃は、なんでもよく売れた。そんな気がする。

 僕が勤めていた埼玉県川越市の営業所にも、各レコード会社からサンプル盤がぽつぽつと送られてきて、先輩社員達がめぼしいものを持ち去った後、僕もそのおこぼれをいただいたりしていた。たいていの場合、特に欲しいものがあるわけじゃなかったけれど、無料でCDがもらえるというだけで、なんとなく嬉しかった。

 先日、テレビをつけたら、その頃に流行ったドラマがやっていた。バブルはもうはじけていたけれど、まだその余韻が残っていたのか、役者さん達の服装も髪型も語られる言葉も、今の目で見ると、随分華やかで明るい気がした。でも、ところどころに財布の紐が堅そうなセリフもあったりして、「確かにあの頃ってそんな感じだったのかもな」と思ったりした。

 押入れに仕舞ってあるCDをひっぱり出すと、あの当時もらったサンプル盤が、未開封のままごっそり出てきた。「なんでこんなのもらったんだろ?」というものが圧倒的に多い。そもそも、先輩達のおこぼればかりなのだから、それも当たり前か。でも、よく見れば「あぁ、この曲が欲しくてもらっといたのかもな」と、自分なりの理由も見つけられたりする。例えば、ファッション雑誌『Can Can』が絡んだオムニバムCDが2枚(友達用と恋人用)。どこをどうさがしても自分とは接点がなさそうなシロモノだが、よーく見るとクール&ザ・ギャングの“Joanna”やポール・ウィリアムスの“We've Only Just Begun”やスウィング・アウト・シスターの“Breakout”が収録されている。で、「なるほどぉ、そういうことかぁ」と思ったりすると。そういうことね。

 華やいだ世界とは無縁で生きてきたつもりけど、今になって当時のドラマやCDを眺めてみれば、僕もあの時代の空気を吸っていたんだなぁと思う。

 ある意味で、僕は、10代や20代の頃に信じたことや決心したことを、なんとか証明しようとしてきたのかもしれない。まだできてないし、あと1年ほどで30代も終わっちゃうけど、ひきつづきがんばっていきたい。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-12-04 12:27 | diary | Comments(0)
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