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Sandfish Records Diary

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Out on the Street

 コーヒーが切れたこともあり、ここ数日は紅茶を毎日飲んでたりする。悪くない悪くない。で、今朝はジョン・サイモンの『Out on the Street』を聴きながら、やっぱり紅茶をすすってるわけでね。言うまでもなく、ちっとも悪くない。

 『Out on the Street』はとてもセンスのいいアルバムで、聴いていると、気持ちが明るくなる。いつかサンドフィッシュでも、こんな作品をリリースできたらいいなぁと憧れてみたりする。

 むかーし、ジョン・サイモンとジョン・ホールとハース・マルティネスが一緒のライヴを観たことがある。いつもはスタンディングの小さな会場に、パイプ椅子がきれいに並べられていて、つまり客入りはそれほどよくなかったのかもしれないけど、ライヴはほんとに素晴らしかった。とりわけ、ジョン・サイモンは飛び抜けていると思った。都会的なのに田舎特有の温かさがあって、洒脱なのにひどくリラックスしていて、音楽的に高度なのにシンプルで、楽しいアイディアで溢れていて、笑顔が素敵な人だった。

 音楽と一生つきあっていくにあたって、いつもテンションを高くしていたいとは思わない。もっと、音楽の前ではのんびりと、自然体でいられるようでありたい。もし燃えるような情熱をもっていたとしても、内に秘めているくらいが、僕にはちょうどいい。10年くらい前から、そういう音楽に、ひどく心惹かれるようになった。あまりうまく言えないのだけど。

 しばらくお休みしていた新しい音さがしを、数日前からまた始めた。じっくりと選んで、いい作品があったら、来年の春くらいにひとつリリースできたらいいなと、ぼんやり考えてたりする。ほんとはそれくらいのペースで暮らしていけたらいいのだけど、どうだろね。さてね。

 レコード針が使い物にならなくなったので、さっき注文をした。今の僕の生活で、レコードが聴けなくなるのは、とても淋しい。食事を抜くのと同じくらいに。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-12-10 09:07 | diary | Comments(4)
Commented by jerry at 2008-12-10 12:16 x
こんにちは。

私は、ここ最近、The Band の 『Jericho』 ばかり聴いています。
ジャケは、ピーター・マックス、ちょうど同じくらいにYESの『Talk』もデザインしているんですよ~。
ジョン・サイモンは流石の心得たプロデュースです。
ソロは残念ながら聴いたことがありません。
いつか手に入れたいと思います。

きょうは、リック・ダンコの命日です・・・
リックのファーストを聴こうと思います。
Commented by sandfish2007 at 2008-12-10 13:12
◇jerryさん
そっかぁ、『Jericho』はジョン・サイモンがプロデュースでしたっけ。懐かしいな。彼のソロ作だと、一般的にはファーストが有名かもしれませんが、『Out on the Street』もとてもいいアルバムなので、機会がありましたらぜひ聴いてみてくださいませ。

で、今日はリックの命日でしたね。そっかぁ。僕もファースト・ソロを聴くことにします。ザ・バンドのメンバーでは、リックが一番好きです。
Commented by guinn at 2008-12-11 09:20 x
out on the streetでリックとレヴォンとジョンの3人で歌ってる曲、よかったですよね。ジョン・サイモン大好きです。確かに昔のアルバムもいいけど、out on the street以降のプライベート感が強い作品が今は好きだなあ。

ハースとのライブ、僕もパイプ椅子でみてましたよ。おもわず笑みが浮かんでしまう素敵なライブだったね。
Commented by sandfish2007 at 2008-12-11 10:09
◇guinnさん
いらっしゃいませ! タイトル・チューン“Out on the Street”のことですよね。ジョンとリックとレヴォンだけのセッション。あれはほんといい曲ですね。jerryさんへのレスに書き忘れちゃったなぁと思ってたので、ご指摘いただき助かりました。このアルバム以降の作品は、どれも空気感が親密で、いつ聴いても幸せな気持ちになります。

それにしても、guinnさんがジョン・サイモン大好きって、すごくよくわかる気がします。どっか共通する雰囲気があるような…。

ハースのライヴ、あのとき既にguinnさんと同じ場所にいたとは不思議な気がします。ほんと素敵なライヴでした。
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