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Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

2013年 10月 30日 ( 1 )

What's Good

 インターネットでルー・リードの2008年シアトルでのライヴが公開されているの見つけて、聴いている。まだ喪失感が強くて、心はどこか未整理のまま。ただルーの歌を聴くくらいしか他にやることが思いつかないので、こういう音源の公開はありがたい。ライヴは「マッド」の素晴らしいヴァージョンでスタートし、名曲「スウィート・ジェーン」へと続いていく。(こちら→link)。

 ルー・リードのライヴには、5回ほど足を運んだ。一番感動したのは『マジック&ロス』ツアーでの演奏だろうか。確か川崎にあるホールで観た。とてもいい席だったし、音もよかった。なによりエレキ・ギターを持ってステージに立つルー・リードの佇まいが印象に残っている。無駄なものがすべて削ぎ落とされ、突き抜けていた。もはや正も悪も関係なく、これまでとは違う新たな地平にいるように思えた。それはルーの深い歌声を聴けば明らかだった。

 亡くなった日、馴染みのバーへ出かけた。ドアを開けるとルー・リードの歌が流れていた。マスターや居合わせた友達とルー・リードの話ができてよかった。かつてルーは亡くなった友人に向けて、こんな歌を歌っている。

 人生はマヨネーズ・ソーダのよう
 人生は狭っ苦しい空間のようだし
 ベーコンとアイスクリームを合わせたよう
 それが君のいない人生なんだ

 辛らつで、ユーモアがあって、どこかおっかなくて、優しくもある。「ホワッツ・グッド」。この歌が大好きだ。
 
 MIYAI
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by sandfish2007 | 2013-10-30 07:25 | diary | Comments(2)