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Sandfish Records Diary

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2017年 12月 08日 ( 1 )

37回目のジョンの日

 今日は敬愛するジョン・レノンの命日。あの日から37年がたったなんて。僕も歳をとるわけだ。

 1975年、アメリカの永住権を獲得し、子供が生まれたのをきっかけに、ジョンは音楽活動を休止する。そして、1980年に再開するわけだが、今にして思えば、休んでいたのはわずか5年間に過ぎない。短いとは言わないけど、35歳の大物ミュージシャンが5年くらい新作を出さなくても、さして珍しいことではない気がする。

 おそらく、ジョンの場合は、家で主夫をしているというのが意外だったのだろう。男がパンを焼いたり、子供のオムツを替えたりと、そういうことをしているのが、当時は今よりも違和感があったのだと思う。

 でも、ジョンにしてみれば、政治活動で警察に目をつけられたり、ヨーコとは別居したりと、ずっとストレスの大きな生活がつづいていたから、5年くらい休みたくなるのも無理はないと思う。

 1980年、子供は5歳になり、休養も十分とった。70年代が終わり新しい10年も始まった。「そろそろいいかな」という気分になったのかもしれない。新曲のタイトルは再出発を意味する「スターティング・オーヴァー」。イントロで聴かれる鈴音をジョンは「ウィッシング・ベル」と呼んでいた。そこには確かな希望があったはずだ。
 
 新しいレコードはチャートを上昇し、早くも次のアルバムの制作がすすめられ、ツアーも計画されるなど、すべてが順調に思えた。そんな矢先の12月8日の出来事だった。

 40歳でその生涯を閉じるとは、どういうものなのか。あの日10歳の少年だった僕には理解できなかった。今は言葉にならないやり切れなさを感じる。それは僕が47歳になり、ジョンが亡くなった年齢を過ぎたからかもしれない。
 
 毎年この日はジョンを偲ぶ。36年前の1周忌から、それはずっと変わらない。

 最後に、ジョンについての新しいコラムが、ちょうどアップされたのでお知らせを。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』で読むことができます。よろしければ…。

ジョン・レノンの死、それぞれの1980年12月8日

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by sandfish2007 | 2017-12-08 07:30 | diary | Comments(0)