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Sandfish Records Diary

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カテゴリ:diary( 2630 )

『レココレ』にジョン・リーゲン!

 「news」欄にも書いた通り、昨日発売された『レコード・コレクターズ』3月号に、ジョン・リーゲン『レット・イット・ゴー』のレビューが掲載されました。「new album pickup」という新譜を紹介するページなんですけど、『レココレ』ってやっぱりリイシューが中心だから、純粋な新譜のレビューって、毎月11枚づつしか掲載されないのです。そんな狭き門であるそのコーナーの、なんと!一番上に載っているのだから、びっくりでした。音楽評論家の宇田和弘さんが素敵な文章を書いてくれてますので、ぜひ手にとって(できれば買って)読んでみてください。

 僕も、友人からのメール報告を受けるや、すぐに地元のタワーレコードに走り、確認してきました。「ジャケ写もちゃんと載ってる…(涙)」。なんだか嬉しくて、親しい友人たちにせっせとメールしちゃいましたよ。

 先月、天辰保文さんが、北海道新聞のご自身のコラムで取り上げてくださったところ、北海道のお店さんからちゃんと注文がきて、「うーん、やっぱり新聞は強いなぁ」と感心・感謝したばかり。今回もそんな反響があるといいなぁ。宣伝にかけるお金はないけれど、いい音楽であれば、ちゃんと広がっていくと信じています。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-02-16 14:32 | diary | Comments(0)

Eisa on Broadway!

 3連休のど真ん中。サンドフィッシュ・レコードがある湘南・藤沢は、とてもいい天気です。さっき外に出たみたところ、風もなく、陽射しも暖かく、全体的にぽかぽかしてました。春もそろそろやってくるのかも…です。

 さてと、ここを見てる人の中に、ニューヨークにお住まいの方はいませんか?もしくは、「ちょうど今月行こうと思ってたのよー」というご婦人などは?(別に男でもいいんだけど)。えーっと、実は、「news」欄にも書いた通り、イーサ・デイヴィスが出演しているロック・ミュージカル『Passing Strange』が、遂にブロードウェイに進出しました!今月よりニューヨークのベラスコ・シアターにて上演中です。『Passing Strange』の公式サイトブロードウェイ・コム
にて、最新情報やリハーサルの模様を見ることができます。ブロードウェイ・コムの方では、ちゃんとインタビューに答えてたりします。動くイーサが見れますよ。ぜひぜひクリックしてみてくださいませ。

 それにしても、すごいですよねー。昨年からのイーサは、まさに絶好調と言えるでしょう。だって、劇作家としてピューリッツァ賞ドラマ部門のファイナリストに選ばれたり、『Something Else』という素晴らしいアルバムでミュージシャンとしてもデビューしたり、今年に入ったとたん、今度は女優としてブロードウェイの舞台で重要な役を演じていたりするのですから。ロック・ミュージカル『Passing Strange』は、アメリカでも大きく注目されているようで、イーサからも、"There was a great profile that ran on me in American Theatre magazine as well"(超意訳:アメリカのシアター・マガジンでは、私にもすごく注目が集まっているのよ!)との嬉しいメールが届いています。今まさに彼女のキャリアは大きく飛躍しようとしています。以前、『ミュージック・マガジン』1月号で、音楽評論家の渡部亨氏が「近い将来ヴァーヴ(ジャズの名門レーベル)あたりからメジャー・デビューしそうな気がする」と書かれてましたが、本当にそんな日も近いのかもしれません。

 で、そんなイーサ・デイヴィスの『Something Else』ですが、以前の日記にも書いたように、相変わらず藤沢のバー界隈では良く売れています。…が、全国的にはまだまだです。でも、本当に才能のあるアーティストだし、長くじっくり売っていきたいです。そして、いつか本人に「サンドフィッシュで発売して良かった!」と思ってもらえるよう、がんばりたいと思います。

 というわけで、ひきつづき応援よろしくお願いしまっす!

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-02-10 14:31 | diary | Comments(0)

手売りが楽しい

 昨日は雪が降ったりやんだりの中、都内へ。サンドフィッシュ・レコードも、3月と4月にニューリリースがあるので、その受注活動で、渋谷や新宿を中心に何店舗かまわってきました。で、今回からは少しやり方を変えて、例えば本部さんで全店分を一括受注できるところでも、そういうことはせずに、こちらで本当に置いてほしいと思うお店さんを選んで、そこに直接連絡して、1店舗づつ注文をとってこうかなぁと思ってます。当然、時間や手間はかかるし、CDが置かれるお店の数も減っちゃうけど、その方が今のうちの規模ではちょうどいいかなと。

 レーベルをやってて一番難しいのは、返品の問題です。僕がこの業界に入った頃は、インディーズの商品は返品不可というのが通例でした。そうでないと金銭的につづけられないし、そうなったら、売れないけれど革新的であったり、誠実であったりする音楽を、どこも積極的に出していくことができなくなってしまう…というのが大雑把な理由だったと思います。でも、CDの売上げが爆発的に伸びると、お金のあるインディーズも出てきて、「余ったら返品とるからさ、でっかく展開してよ」というメジャー的なことが可能になりました。で、今、CDの売上げは下り坂ですが、音楽業界全体のシステムが当時とは随分違ってしまったし、今さらインディーズだけ返品不可ってわけにはいかないのが現状です。もちろん、こちらから「返品は取らないよ!」と言うことは可能ですが、そうすると、うちが出しているような誰も知らないアーティストのCDをオーダーするところは、ほぼいなくなるでしょう。この辺の案配が、けっこう難しかったりします。

 確かにたくさんのお店に置いてもらえれば、売れる可能性は広がります。でも、返品もまた増えます。で、今の冷えきった市況だと、たくさん売れるよりも遥かに大きな確率で、返品が戻ってくることの方が多い…というのが、僕なりの経験則です。もちろん、なんでもそうだとは限りませんが、実際、10年前にあったインディーズ・レーベルで、今でも残っているところって、僕が思いつく限りでは、本当に数えるくらいだったりします(注:あくまでも僕が思いつく限りです)。

 だから、無理しないで、できる範囲でやっていくことが、今は大切だと思っています。自分の目がちゃんと行き届く場所で、丁寧な仕事をしていくこと。そういう手作り感みたいなものを、感覚的に身に付けることができれば、厳しい時期も乗り越えていけるんじゃないかなぁと、なんとなく思ってたりします。つまり、音楽をばらまくんじゃなくて、手渡ししていけるような、そんなレーベルになれたらいいなぁと思うのです。

 というわけで、最近楽しいのが手売りです。いつも出かけるときは、バッグにCDを入れて持ち歩くようにしてます。で、実際に音を聴いてもらって、気に入ってくれて、CDが売れるのを見るのは、本当に嬉しいです。なにより、直接感想を聞けるのが楽しいし、しかも、お店を通すよりも身入りがよくて、返品の心配もないんだから、もういい事ずくめ。…って、本当はこんなんで喜んでちゃいけないのかもしれないけど(スケールが小さい)。でも、いつまでもこういう感覚はもっていたいなぁと思ったりもします。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-02-07 14:30