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Sandfish Records Diary

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びっくり仰天

 昨日、お袋が手術をしたことが発覚。「無事成功した」という親父からのメールで知ってびっくり仰天。「ど、どういうこと?」と問い合わせたところ、義姉は「知らなかったんだね」と言い(「はい」)、妹は「きっと知らなそうだから伝えないと!と思ってたんだ」と言い(「そうだったんだ」)、兄貴は「連絡行ってなかったのね」と言い(「そうなんだよ」)、親父は「知らせていなかった?ゴメン!」と言った(「いえいえ」)。今日お見舞いに行って来ようと思う。ちなみに、お袋は「明日退院するから来なくていいよ」と言っている。行くけど。

 そんなこんなで仕事効率が著しく低下した午後をやり過ごし、夜は新橋の餃子屋さん「一味玲玲」へ。角川映画の話を中心に、知らないことをいろいろ教えてもらう。それから、知人がマスターをやっているバー「たんぽぽ」へ。ここでも知らないことをいろいろ教えてもらう。

 一番びっくりしたのは、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」の話。これはガゼボというイタリア人アーティストのヒット曲「アイ・ライク・ショパン」に日本語の歌詞をつけたものだが、その作詞をしたのが松任谷由実だというのだ。おそらく有名な話なのだろうけど、僕は「そんなことまでしてたのか!」とびっくり仰天(大袈裟か)。80年代における彼女の仕事の膨大さに頭がくらくらしたのだった。

 さっき天気予報を見たら午後は雨が降るらしい。病院へ行くときに降られるのだろうか?嫌だなぁ。雨男を自認する人には午後の外出を控えてほしい(自分勝手)。
 

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by sandfish2007 | 2017-05-18 10:19 | diary | Comments(0)

青い影

 今朝もカセットテープを聴いている。1曲目はプロコル・ハルムの「青い影」。この曲は高校生のときに初めて聴いた。まさに驚くべき曲だった。「1曲でいいから死ぬまでに「青い影」くらいの曲を書けたらなぁ」なんてことを友達と話した。そして、「ひょっとすると、世界にはこんな名曲がまだまだあるのかもしれない」と思うとどきどきした。

 大学生のとき、アラン・パーカー監督の映画『ザ・コミットメンツ』を観に行った。ダブリンでソウル・バンドを結成するという話で、ストーリーも音楽も最高だった。ギタリストの手元がアップになり、「トライ・ア・リトル・テンダネス」の最初のカッティングを弾いた瞬間、鳥肌がたったのを覚えている。ギタリストがここまで何も弾いてなかったことに気づいたからだった。それがどれほど雄弁なことなのかも。僕は待つことの大切さを学んだ。

 この映画でも「青い影」が使われている。教会でパイプオルガンを弾きながら歌うのだが、歌詞の「ファンダンゴ」を「ファンタスティック」と間違える。教会にはキーボーディストとマネージャーのふたり。一緒に歌詞をなぞり、それから「おかしな歌詞だ」と言う。でも、僕はガツンとやられた。その哲学的で示唆に富んだ歌詞に。特に好きなのは「彼女は海岸へと去って行った16人の処女のうちのひとり」というフレーズ。意味がわからない。そこがいい。

 ポール・マッカートニーは、深夜のクラブで初めて「青い影」を聴いた。「わお!誰の曲だ?スティービー・ウィンウッドか?」と一緒にいたみんなで興奮したらしい。ウィンウッドかと思ったというのが面白い。確かにそう思ってしまいそうだ。

 カセットテープを聴いていると、いろんなことを思い出す。今は1910フルーツガム・カンパニーの「サイモン・セッズ」が流れている。彼らの音楽はバブルガム・ミュージックと呼ばれた。子供向けといった意味だろうか。きっと本人達は嬉しくなかったことだろう。もし僕なら自分のやっていることをそんな風に言われたくない。いつの時代にもこういった揶揄した言い方は存在する。産業ロックとかもそう。まぁ、言われても仕方がない気もするけど。どちらもそんなに悪くな