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Sandfish Records Diary

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Scott Fisher & 1a.m. Approach

 まだ暑い日がつづいてますが、夏もそろそろ終わりですね。サンドフィッシュ・レコードがあるここ湘南・江ノ島周辺も、徐々にですが、涼しくなってきているような気がします。昨日の夕方とか、風がとても気持ち良かったです。

 さて、またもや間があいてしまったこの日記ですが、別に遊んでいたわけではありません(正確に言えば、遊んで「ばかり」いたわけではありません)。というのも、第一弾リリースとなるスコット・フィッシャー&1a.m.アプローチ『ステップ・イントゥ・ザ・フューチャー』の注文をもらいに東奔西走。あちらこちらに顔出したり電話をかけたりしてました。「ご無沙汰してます」と「はじめまして」をくり返す事、うーんと、合計100回くらいでしょうか?けっこう地道な毎日を送ってました。でも、幸いなことに、スコット・フィッシャーへの皆様からの反応は上々で、注文枚数もこのままいけば、こちらが想定していたラインまでは無事もっていけそうです。よかったよかった。

 「news」と「artists」のページにも情報をアップしてあるので、まだの方は是非チェックしてみてください。また、スコットのことをより知ってもらえるようにと、簡単なインタビューもしてあります。曲づくりのこと、影響を受けたアーティストなど、基本的な質問に答えてもらってます。この内容については、発売日(10月10日)に合わせた頃、某所にて発表できる予定です。日が近づいたら正式にお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。

 尚、現在は次のリリースに向けて契約交渉中。とても素敵な女性シンガー・ソングライターです。いきなり変なことが起きたり、急に向こうの気が変わったりしない限り、12月にはレーベル第二弾としてリリースできると思います。…なんて書いといて、できなかったらかっこ悪いのですが。でも、慣れない英語で、額に汗して、油まみれになって(はいないけど)、頑張ってますので、応援よろしくお願いいたします。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-08-24 13:49 | diary | Comments(0)

いい音を売るということ

 今月に入ってからは、いろんな人と会ったり、連絡を取ったりしています。先日は、タワーレコード新宿店のチーフとバイヤーが、僕の地元である湘南・藤沢まで遊びに来てくれました。仕事上のつきあいであるのを超えて、友人として忌憚のない意見を言ってくれます。実際にお店でCDを売っている人の意見が聞けるのはとてもありがたいことだし、なによりそういう率直さがやっぱり嬉しいですね。どうも社交辞令とかって、めんどくさくて、苦手で…。この日も、夕方17時から飲みはじめて、気がついてみれば午前4時。2人とも僕の家に泊まっていきました。さすがにぐったり疲れましたが、おかげで、いきつけのアナログ・バー「Sausalito」にも連れていけたし、たまたま居合わせた地元の音楽好き達にも紹介できたし、そうした会話の中から、今、静かに盛り上がりつつある藤沢の音楽シーンの一端に触れてもらえたなら、尚嬉しいのだけど、さて?

 翌日、昼前に起き出してから、今オファー中のアーティストの音を2人に聴いてもらったところ、いい反応が返ってきて、これもなんだかほっとしました。彼らは、いい音楽かどうかだけでなく、売れるかどうかという側面からも音を聴いてくれます。そこが実は一番難しいところであり、また長くレーベルをつづけていくためには、なにより重要なところでもあります。

 自分が好きで、なおかつたくさんの人に喜んでもらえそうなもの。

 僕はいつもそんな気持ちで音をさがしています。今は1〜2ヶ月に1枚出していくのが精一杯なのだから、自分が納得のいくものをしっかりと選んで、その作品の力を信じて、きちんと売っていきたい。そのためには、やっぱり自分の好きな音じゃないと気持ちがのってきません。でも、自己満足には陥りたくない。その辺のあんばいが、難しくもあり、面白くもあります。その辺ことをこれからも考えながら、悩みながら、少しづつ、いい音楽を積み重ねていけたらいいなと思っています。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-08-12 13:47 | diary | Comments(0)

そろそろ発表

 先日の日記にも書いた通り、知人の紹介で『レコード・コレクターズ』の寺田正典編集長を無事訪ねてきました。CDRサンプルと紙資料を渡し、あれこれと話しました。すると寺田さんは、「うちの雑誌はリイシューが中心で、純粋な新譜のレビューは狭き門だから、『ミュージック・マガジン』の人間もご紹介しときますね」と、久保太郎さんを紹介してくれました。こういうこともあろうかと、資料を余分に用意しておいてよかったです。今度はお2人を相手に、再度プレゼン&世間話をし、最後にお礼として(というわけではないのだけど)、ちょうど『レココレ』で募集していた「あなたが選ぶ洋楽ロック・アルバム」のアンケートを手渡してきました。

 さて、あとは取り上げてもらえるかどうか?です。あまり期待せず、でもちょっとは期待しつつ、そんな連絡がくるのを待ちたいと思います。この日は、HMV本社へ店舗展開のお願いに伺ったり、ほぼ同世代ライターの早坂英貴さんから最近の配信事情について、お話を聞かせてもらったりと、なかなかどっさり感がありました。

 で、1週間ほど前のこと、英検1級の資格をもっているという友人に来てもらい、僕にとって鬼門ともいえる英語の契約書を訳してもらいました。進学塾で東大志望の生徒を教えることもあるというその友人。それでも、契約書は法律用語が入ってくるためか、なかなかすんなりとは進みません。「うーん、難しいなぁ。受験レベルならもう解けない問題はないんだけどなぁ。だいたいさ、これって(契約書のこと)日本語で書かれてても難しそうだよね。1回読んだだけじゃわからないみたいなさ」とぼやいたりします。「いやー、英語ができない生徒の気持ちがわかる気がするなぁ。ねぇ?」なんて言ったきたりします。それでもどうにかこうにか最後まで訳してくれました。さんきゅーまいふれんど。

 今日は、ジャケットなどの色校正が届きました。間違いやおかしい箇所がないかを、一通りチェックし終えると、空のCDケースを用意して、早速組み立て開始。バック・インレイ(CDケースでいうところの裏面)とジャケットをCDケースにはめこんで、背表紙に帯をくっつけます。ふぅーん。なるほどぉー。こんな感じで店頭に並ぶんだなぁ。そう思うと、ちょっと感動的でした。組み上がったそれをライナーと一緒に机に並べて、写真に撮って、それをジャケ・データ担当と歌詞翻訳担当にメール。2人とも喜んでくれました。よかった。

 あとは、せっせといろんなところに電話をして、CDが出ることを伝えたりしてました。もうそうい段階に入ったわけで、そろそろこのHP上でも発表しようかなぁと考えてます。ただ、そうするには作業しないといけないわけで、えっと、もうちょっとだけお待ちくださいませ。もうちょっとです。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-08-10 13:46 | diary | Comments(0)

営業とか宣伝とか

 第一弾リリースのサンプルCDRや紙資料を持って、いざ都内へ。CDショップを訪れてみると、「あー元気ですかー?第一弾決まったんですねー」と、みんな明るく声をかけてくれるので、それだけでなんだかほっとします。HMV渋谷店では、バイヤーさん(CDショップで仕入れを担当されている方のこと)に、その場で音を聴いてもらうことができました。「(ヘッドホンをしながら)あー、なるほどぉ。(2曲目へ)……。うん、なるほどねぇ」などとつぶやいてたりするもんだから、こっちはけっこうドキドキです。「で、で、どうでしたか?」と焦り気味に訊ねると、「いいと思いますよ。良質なのに地味じゃないっていうか、間口が広いですよね。マルーン5とか好きな一般的なロック・ファンの人も好きそうだし、サーフやジャムっぽい音を聴いてる人でも大丈夫だろうし、あとは、例えばジェシ・ハリスとかが好きな人でも聴けるでしょ。うちはシンガー・ソングライターものってけっこう強いから、いけるんじゃないかな」という嬉しいお言葉をいただきました。実際に現場でCDを売っている人にそう言ってもらえるのが、なによりも心強かったりします。あーよかったぁ。

 夜は、音楽ライターである長谷川博一さんのご紹介で、生まれて初めて紙媒体へのプレゼンをしにシンコー・ミュージックへ。ご紹介いただいたのは、『DIG』編集長の森田敏文さん。お会いする前、「いやぁ、どきどきですよ」と僕が言うと、「あれぇ?なんだよ、紙媒体童貞だったの?」と長谷川さんにからかわれたりする。長谷川さんも森田さんも本当に音楽が好きなのが伝わってきて、また雑誌の進行や制作事情などの話も新鮮で、お話を聞いているだけで有意義な時間でした。僕は、お2人の会話に時折まぜてもらいつつ、ざっくりとプレゼンをし、無事サンプルCDRとプレス用の資料などをお渡しすることができました。どうか気に入ってもらえて、取り上げてもらえますように。

 その後、長谷川さんと軽くお酒を飲み、別れてからは神保町にあるロック・バー『Woodstock Cafe』へ。お店のドアを開けると、マスターの阿部さんが「いっこうに新譜が出ないから心配してたんだよ」と声をかけてくれます。こうして気にかけてもらえるのが、なによりありがたいです。秋に『レコード・コレクターズ』から、「読者が選ぶロック・アルバム・ベスト100」という内容の別冊が出るらしいのだけど、なんでもそのきっかけを作ったのが阿部さんであり、このお店だったそうです。今月号の『レココレ』には、その前哨戦として阿部さんの選んだベスト20が掲載されています。ある夜、ふらりと『レココレ』の編集長さんがやってきて原稿を依頼されたのだとか。僕がこの日シンコー・ミュージックへ行った話をすると、「それじゃ、『レココレ』にも挨拶に行ってくれば?正直、どれだけ力になれるかわからないけど、電話しといてあげるよ」とのこと。どうもありがとうございます。

 そんなこんなで夜は更けていき、「やっぱり、いろんな人達に支えられてるんだよなぁ」と、いつもながらに思ったのでした。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-08-05 13:45 | diary | Comments(0)

8月になりました

 歌詞の翻訳が届き、ジャケ・データの修正や帯などの作成も順調にすすみ、ライナーも書き上げました。お店に配るための某大なCDRも焼き終え、先日は友人と2人でラベル面へのシール貼り、封筒入れなどの実作業をこなし(友人は「いやー、インディーズって感じですねー」としみじみ言っていた)、あとは発送するなり持って行くなりという感じで、準備もほぼ完了。今日から8月。いよいよ営業活動に入っていくことになります。で、発売は10月。まだ先は長いようで、きっと、あっという間なんだと思います。

 とまぁ、ひとりで全部のことはできないので、友人・知人の力を借りながら、せっせとすすめています。こういうのって、手作り感があっていいものです。ほっとします。

 今はどうやったらたくさんの人に聴いてもらえるのかを、あれこれ考えてます。今の音楽業界はほんとに逆風だらけで、なかなか難しいです。お金をかけたプロモーションはとても無理だし、そもそもそうしたやり方が効果的だとも限りません。やはり、音楽の力を信じて、地道に、口コミ的に、広げていければいいなと思っています。新譜の期間が終わったらもう誰も聴かなくなるのではなく、じわじわと長く売っていって、いつしかたくさんの人に知ってもらって、5年後に聴いても楽しめるような、そんなクォリティをもった作品を出していきたいなぁと、ひとつひとつの作業が無事に終わるたびに思ったりします。

 理想的な話で、あまり現実的じゃないかもしれませんが、インディーズ・レーベルをはじめる動機なんて、得てしてこんなもんだと、僕は思います。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-08-01 13:44 | diary | Comments(0)