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Sandfish Records Diary

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the music & movie master

 またまたすっかりご無沙汰してしまいました。お元気でしたか?サンドフィッシュ・レコードは、なにかとばたばた忙しく、またそうでもなかったりもしつつ、でもやっぱりそれなりに忙しかったりしております。

 10月10日の発売日もだんだん近づきつつある、レーベル第一弾リリースとなりますところの、スコット・フィッシャー&1a.m.アプローチ『ステップ・イントゥ・ザ・フューチャー』。フライヤーがいい感じで仕上がってきたので、早速、それとCDRを持って都内や地元のバーをめぐってたりします。で、僕の場合、元々が飲んべぇなので、せっかく寄ったんだし、お願いばかりじゃ申し訳ないしと、「1杯ください」ということになるわけです。で、お店の人との話が楽しくなったり、その場でスコットをかけてくれたり…ってなことになってくると、「もうちょっと飲んじゃおうかな?おかわりくださいー」てなことになるんですね。そんな調子で4〜5軒ほどまわると、割と普通に酔っぱらってきて、だんだん仕事でまわってるのか、ただ遊んでるのかわからなくなり、いつしかしっかりと腰を据えて飲み出してる…なんてこともあったりするわけです。ま、これはこれでよろしいかと。世の中持ちつ持たれつですので。

 第三弾リリースの交渉も、かなり牛歩的ですが、すすんでたりします。アーティストさんとの割と個人的なやりとりから、よりビジネス・ライクな弁護士さんへと引き継がれたのですが、これがかなり手強くて…。前回の日記でもメールを書くのに5時間かかったとか言ってますけど、昨日はそんなもんじゃなかったです。とにかく向こうのレベルが高度過ぎるのか、僕の英語力が低過ぎるのか(これは間違いないのだけど)、先方がなにを言いたいのかがよくわからない。結局、今回も、友人の多大なる協力により(どうもありがとう!)、どうにかこうにか返信を送ったのが、今日の午前4時41分。前日の昼から取りかかったんだけどな…。もう何時間かかったとか考えるのもアホらしい。

 あ、そうそう、これは後ほど「news」の欄にもアップする予定ですが、HMVのフリーペーパー『the music & movie master』の181号に、スコット・フィッシャーが取り上げられました!P38「2人のスコット。シンガー・ソングライター・シーンへの新しい風」として、期待のニュー・カマーとして紹介されています。現在、できたてほやほやの状態にて、全国のHMV各店に置いてありますので(もちろん無料です!)、ぜひ手にとってみてください。

「ジャズ、ロック、 クラシック、さらにフュージョンやレゲエ等あらゆるジャンルの要素を親しみやすい音楽に仕立て上げている」、「今の自由なリスナー体質も持ち合わせたオーソドックスでいて新しい存在だ」(以上、記事より抜粋)

 いやー、嬉しいです。お店からのオーダーも予想を上回る数をいただき、まずはいい手応えを感じてます。今後とも露出を増やしていって、たくさんの人にスコットの歌を届けていければと思ってます。発売日(10月10日)なんて、あちこち歩きまわってるうちに、きっとすぐにやってくることでしょう。どうぞ頭の片隅にでもスコットのことをとめ置いていただき、発売日には、ぜひお店の試聴機に会いに行ってあげてください。きっと喜びます。えっと、スコットも僕も…。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-09-28 13:55 | diary | Comments(0)

step by step one by one

 12月に発売を予定している第2弾リリースに関して、3日前、アーティストから「契約書を発送したよ」とのメールが届きました。よかったよかった。メールの履歴を確認してみると、最初にオファーを出したのが8月1日。概ねの同意を得られたのが8月17日。細かい調整をしたのち、僕が契約書を送付したのが8月30日。

 ここまでで、ちょうど一ヶ月。でも、あんましほっとしてる暇はありません。

 ディストリビューターさん(流通をお願いしている会社)に企画書を提出したのが9月2日。新譜注文書を提出したのが9月6日。この間にも、アーティスト側から送られてくるアートワーク、アーティスト写真、歌詞、バイオグラフィーなどを、担当してくれる仲間にそれぞれ送付。プロモーション用の簡易インタビューをアーティストとやりとり。これらと同時進行で、10月発売のスコット・フィッシャーのオーダー取り、店頭に置くためのフライヤーの作成、第3弾リリースのための交渉、その他諸々、が進行してったりします。これって11月の発売がなくてこうなわけで、毎月ちゃんと出してったら、もう一段階くらい忙しくなります。

 昨日は、第三弾リリースのため交渉中のアーティストにメールを送りました。金銭的にも条件的にも強気な態度で来る相手を、ほど良いラインで納得させるべく、頭と心をこれでもかと使い、それを苦手な英語に変換していきます。ラジオの影響力、ライヴ・サーキットの有無など、アメリカと日本では様々な面で事情が違いますから、その辺のギャップを理解してもらうのが一番難しいかもしれません。で、そんなこんなでひぃーひぃー言いながら、メールを送信するまでに、さくっと5時間ほどかかりました。

 つーか、かかり過ぎ…。とにかく要領を得ないもんで、この前も簡単なチラシを作るのにまる1日かかったりと、亀よりものろい仕事っぷりを発揮しまくってます。でも、メールを送ってほどなく、アーティストから「親切で心のこもったメールをありがとう。あなたと一緒に仕事をするのを楽しみにしています」という返事が届いたときは、それはもう嬉しかったです。これから細かい条件に関して、弁護士さんとまた交渉することになるので、これでリリースが決まったわけではないのだけど、ひとまず5時間の苦労が報われたようでした。

 「もう今夜はうまく眠れないなぁ」と、昨日はできたてほやほやのチラシを持って、行きつけのアナログ・バー『Sausalito』へ。顔馴染みのお客さん達にチラシを渡すと、いろいろ声をかけてもらえて、これまた嬉しかったです。この仕事は、ひとりで部屋に籠って、パソコンの前に座ってる時間も長く、そんなときは誰とも口をきくことはないし、ときに自分の判断に自信が持てなくなることもあります。でも、この日のように、なにかが静かにだけど、前進しているように感じられる瞬間というのも、やっぱりあったりします。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-09-15 13:54 | diary | Comments(0)

just like band

 第2弾リリースに関して、ジャケット・アートワーク、アーティスト写真、歌詞、バイオグラフィーなどが、無事メールで到着。早速、歌詞を翻訳担当の友人にメールし、音を郵送。アートワークはジャケ・デザイン担当の友人にメールで送り、昨日は直接会って、あれこれと打ち合わせをしてきました。ふたりとも多忙なのに、心良く引き受けてくれ、締切りまでに間に合わせてくれるとのこと。とてもありがたいです。

 彼らに限らず、音楽が好きで、やりたいことがあって、力もあるのに、それを仕事にできていない友人達が僕にはいます。彼らとは音楽を通じて知り合い、これまで仕事やお金とは無関係なところで、つきあってきました。だから、彼らは純粋に応援してくれるし、ときに自分の時間を献身的に使ってくれます。それは本当に、どんなものよりも、僕に安心と力を与えてくれています。けれども、申し訳ないことに、僕はまだ彼らにまともなお返しができていません。でも、いつかきっと、彼らのためになにかをしてあげられるようになりたいと、そう思っています。

 しっかりとリリースをつづけていって、それがいい音楽で、セールスも順調に伸びていけば、サンドフィッシュ・レコードも少しは認知されるようになるかもしれません。そうしたら、翻訳者やデザイナーとして、あるいはまったく別の形で、彼らをいろんなところに紹介してあげられるかもしれない。彼らがやりたいことをやれるようになるための手助けができるかもしれない。そして、そんな風にして一緒に成長していけたらいいなぁと、自分勝手に思ったりします。

 僕がサンドフィッシュ・レコードを始めたときに思い浮かべたのは、ひとつのバンドの姿でした。デビューが決まったときに、会社が用意したミュージシャンとレコーディングするのではなく、これまで一緒にやってきた仲間達に声をかけるみたいな。僕らはまだそれほど上手じゃないかもしれないけど、お互いを理解しているし、いたわり合うことができる。結局、僕にとっては、そうした関係性がなにより大切だったりします。そりゃ、みんな無名だからいろいろ苦労するだろうけど、そこにはやっぱり代え難いなにかがあると思うのです。つまり、努力するだけの価値はあると。

 好きな人たちと好きな音楽に関わっていけたらどんなにいいだろう。今はそれが、僕にとっての、ささやかな夢だったりします。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-09-10 13:53 | diary | Comments(0)

ベーカム

 どうにかこうにか、台風が通り過ぎて行きました。雨があがって海へ行ってみると、砂浜にはたくさんのゴミが打ち上げられていました。雨はやんでも風は強く、部屋に戻った今も、外では強い風が吹いています。現在、午後6時15分、雲が夕陽に染まってとてもきれいです。

 さて、昨日、夕食前にポストを覗いたら、スコット・フィッシャーから郵便が届いてました。開けてみると、中身は“Step into the Future”のプロモーション・フィルムをおさめたDVDでした。以前、プロモーション用のツールとして使いたいと話していたのを、ちゃんと覚えていてくれたみたいです。さんきゅー、スコット。さて、これをどうやって使おうか?一番簡単な方法は、発売日に合わせて店頭で流すことでしょう。もちろんお店さんの都合もあるのでわかりませんが、訊いてみることくらいならできそうです。あとはやっぱりテレビでしょうか。キー局はさすがに難しそうだけど、ケーブルとか地方局なら可能性がないわけでもありません。そこで、とあるレコード会社でラジオやテレビの宣伝を担当してた先輩に電話してみました。「DVDが届いたんで、テレビで流せたらと思ってるんですけど、どうすればいいですか?」と。すると先輩は言いました。「DVDじゃダメだな。ベーカムにしないと」。

 ベーカム?

 …つたない記憶を辿ってみると、そういやかつてそんな言葉を聞いたことがあるような気がする。「テレビ局はどこもベーカムだからさ。DVDをベーカムにするのってけっこう高いんだよな」とのこと。ふぅむ…、なにをどうしたらいいとかいう以前に、まずはベーカムにしないといけないのか。訊いといてよかった。あやうくDVD持ち込んで笑われるところだったぜ。

 ま、電波関係は発売日前後からが勝負だと思うので(なんとなく)、それまでにいい方法を考えたいと思っています。

  MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-09-07 13:52 | diary | Comments(0)

リリースまでの時間

 今日から9月ですね。夏が終わってしまうのは淋しいですが、また海に静けさが戻ってくるわけで、それはそれでよろしいかと。

 先日の日記にも書いた第2弾リリースに関して、ようやく話がまとまったので、契約書にサインをして、アーティストに発送しました。あとは、向こうの気が変わらずに、それにサインをして送り返してくれれば、契約成立です。今回もしっかり時間がかかりました。あー疲れた(まだ終わったわけじゃないけど)。

 で、今は第3弾リリースを誰にオファーするかの最終段階に入ってたりします。本当はもっと早いタイミングでオファーしておきたいところなのですが、なかなか絞り込めずに今日まできてしまいました。でも、ようやく心が決まりつつあります。数日中にオファーを出すことでしょう。ただ、いくらこちらの心が決まったところで、アーティストの方が興味をもってくれないとどうにもならないわけで、そうしたことを考えると、やっぱりもっと早いタイミングでのオファーは重要になってきます。

 だいたいですが、ひとつの作品をリリースするまでに、5ヶ月ほどの時間がかかります。オファーをしてからだとだいたい4ヶ月ちょっとですが、その前の選考期間を含めて、5ヶ月というのが妥当でしょう。だから本来ならば、余裕をもって、常に半年後のリリースを見据えた仕事をしていくのが望ましいです。まぁ、なかなかそうもいかないんですけどね。

 さて、サンドフィッシュ・レコードの記念すべき第1弾リリースとなりますスコット・フィッシャーですが、来年2月にはカナダ、そしてオーストラリア、ニュージーランドでのリリースも決まりそうとの連絡がありました。スコットのような才能とハートのあるミュージシャンが、本国だけでなく、いろんな国からオファーを受けているのはとても喜ばしいことですし、いちはやく日本で紹介できることを嬉しく思います。なんというか、アーティストのためにも、そして自分のためにも、頑張ろうと思えるのです。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2007-09-01 13:50 | diary | Comments(0)