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Sandfish Records Diary

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Kevin Kane『How to Build a Lighthouse』

 今日は誰よりも偉大なポール・マッカートニーの誕生日ですが、それに合わせてというか、あやかりたいと思ってというか、サンドフィッシュ・レコードの第7弾アーティストがリリースされました!

 ケヴィン・ケイン『ハウ・トゥ・ビルド・ア・ライトハウス』

 カナダのシンガー・ソングライターで、90年代にはグレイプス・オブ・ラスというグループのメイン・ソングライター、ヴォーカリスト、ギタリストとして、それはそれはたくさんのヒットを放ってたりします。とりわけ、『Now and Again』はカナダ国内にとどまらず、世界各国でヒットを記録し、プラチナ・ディスクを獲得しました。このアルバムは、僕も大学生の頃によく聴いてましたね。懐かしいな。(そのときの想い出話を、ライナーにこそっと書いてたりします)

 なにはともあれ、リーディング・トラックの“Last to Know”を聴いてみてくださいまし(試聴はこちら→link)。オルタナっぽいエレキ・ギターのイントロから「ハードになるのかな?」と思わせて、実はちっともハードにならない永遠の哀愁ポップ・チューンです。メロディにもヴォーカルにも心がこもっていて、「こういうのを歌心というんだよねぇ〜」と、僕などは思ってしまうわけです。

 とてもラジオ・フレンドリーな曲だと思うので、あちこちでかけてくれたら嬉しいなぁと思うのですが、実際はそう簡単なことじゃないので(お金がかかるのです)、もし気に入ってくれたら、ぜひリクエストをよろしくお願いします。

 ケヴィンに関しては、音楽ライターの長谷川博一さんからも、素敵なコメントをいただいているので、ちょっくらご紹介。

 メロディラインを愛すればこそ。信ずればこそ。
 ロックンロールに大声はいらないのかもしれない。
 そのギターに、その歌声に、あふれるメランコリー。
 ケヴィン・ケインのような人は、
 きっと心の中に爆弾を抱えている。
 でもこの世界を守りたいから、
 夢のようなメロディに想いを託すのだろう。

           (音楽ライター 長谷川博一)

 そう、とてもメランコリックなのかもしれません。

 というわけで、今日はポールとケヴィンを聴きながら、心穏やかに過ごしたいと思います。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-06-18 14:49 | diary | Comments(0)

Artist-Direct Shop「405」

 降ったりやんだりだった雨も、今ではすっかり上がりました。ひんやりした空気が気持ちいいです。きっと海では夕焼けがきれいだったことと思います。

 さて、今日は嬉しい報告です。ソウル・フラワー・ユニオン等が所属するブレスト音楽出版のオンライン・セレクト・ショップ「405」にて、昨日からジョン・リーゲンとポール・アブロの取扱いがスタートしました。このお店は「本当に聴いたことないアーティストは扱わない」というスタンスをとっているため、扱っているカタログはけっして多くありませんが、ソウル・フラワー・ユニオンはもちろん、曽我部恵一バンド、sion、ヒートウェイヴ、ミドリなど、個性的で芯の通った素晴らしいアーティスト達の作品を揃えています。

 そんな錚々たる面々の中に、ジョン・リーゲンとポール・アブロが仲間入りしたわけで、これってちょっとすごいことだよなぁと思ったりします。だって、ソウル・フラワー・ユニオンや曽我部恵一を検索すると、そこにサンドフィッシュ・レコードのCDも一緒に並んでるわけですからね。

 つまり、これまでは…、

 「サンドフィッシュのCDが発売される→いろんな通販サイトにアップされる→でも、誰もサンドフィッシュのアーティストの名前を知らない→検索しようがない→アップされたページに辿り着けない→誰も買わない」

 という悲しい流れだったのが、これからは…、

 「ソウル・フラワー・ユニオンや曽我部恵一やミドリを検索する→405のサイトに辿りつく→そこにジョン・リーゲンやポール・アブロがいたりする→なんとなく興味を持ってもらえるかもしれない→誰か買うかもしれない」

 というところまできたわけでね。しかも、「ショップのメルマガ等に情報を入れ込んで配信も完了しました!」なんてメールももらい、「わぁー、いったい何人に案内が行ってんだろー」とか思ったりするわけですよ。とにかく、レーベル設立以来、知ってもらうことに悪戦苦闘がつづいてますからねー。こうした機会を得られたことは、本当に喜ばしいです。

 で、これもまた、人との繋がりから実現したことなわけで。

 「いつもお世話になっている友人(というか先輩)が、とある人にジョン・リーゲンをオススメ→その人が気に入ってくれる→ついでにポール・アブロも気に入ってくれる→その人がブレスト音楽出版の人にこの2タイトルをオススメ→ブレストの人も気に入ってくれる→今に至る」

 と、そういうことなのです。感謝!

 こうしたことのひとつひとつが繋がっていって、最後に誰かの手元に音楽が届けられたなら、それはやっぱり素敵なことだよなぁと思います。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-06-12 14:48 | diary | Comments(0)

Sandfish on the Sand

 いつの間にやら6月ですね。梅雨入りしてるそうですが、今日はとてもいい天気でした。部屋に籠って仕事してるのが、なんだかアホらしくなりましたが、そこはぐっと堪えて、せっせと働いてました。

 音楽評論家である天辰保文氏のHPで、ポール・アブロが紹介されてます(5月21日付けの日記)。相変わらず素敵な文章を書かれてます。ぜひ読んでみてください。昨日は、そんな天辰さん主催のイベント「Club California Night Vol.11」が開催されました。残念ながら僕は伺うことはできなかったのですが、足を運んだ友人によると、サンドフィッシュの作品もかけてくれたとのこと。とても嬉しかったです。

 また昨日は、仙台に住む妹から「L.L.ビーンにいるんだけど、今スコット・フィッシャーが2曲つづけてかかってるよ」との報告がありました。なんでも、お店の人に「今かかってるのはCDですか?」と訊ねたら、「有線です」と言われたそうな。へぇー、有線でスコット・フィッシャーがねぇ。んじゃ、ユニクロやファースト・キッチンで流れてたっていう証言も、実は有線だったのかな?

 以前の日記でも同じようなこと書いたけど、最近になって、こうした話をよく聞くようになりました。僕の限られた交友関係で、同じような経験をした人がこれだけいるということは、実はけっこうオンエアされているのかもしれません(と、思わないでもない)。となると、そこで「わっ、かっこいいなぁ」と思ってくれた人だっていたかもしれません。でも、今お店にCDを買いに行っても、スコット・フィッシャーはほとんど置いてなかったりします(もう売れちゃってたり、返品されてたりするから)。これって、なんか悔しいよなぁって思うのです。

 「それじゃ、またお店に仕入れてもらえばいいじゃん」と思うかもしれませんが、それはそれでけっこう難しいんですよ。音楽業界の流通は、かなーり新譜中心に動いてますので。言ってみれば、魚屋に牛肉を仕入れてもらうくらい難しいっす(もちろん言い過ぎです)。坊さんにかんざしを買ってもらうくらい…(これも言い過ぎかな)。ミック・ジャガーに肉じゃがを食べさせるくらい…(意味不明)。まぁ、いいや。

 こうなったら、もう自分でお店を開くしかありません。自分のとこのアーティストは、自分で売り出すのが一番手っ取り早いですからね。というわけで、この夏、カフェ&バーを開店します!その名も「サンドフィッシュ・オン・ザ・サンド」・・・というのは真っ赤な嘘です。でも、やってみたいなぁ。

 どんな仕事にもジレンマはあることでしょう。でも、やれることもたくさんあると感じています。全然まだまだなサンドフィッシュ・レコードですが、ずっと応援してくれてる人達もいるし、新しく知り合った人達もいます。それらがうまく繋がっていって、なにか面白いことができたらいいなぁと、いつも考えています。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2008-06-10 14:47 | diary | Comments(0)