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Sandfish Records Diary

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のど飴を買おう

 喉が痛かったりする。あててて…。風邪をひいたり、なんだか不調だぜ。やれやれ。

 昔も喉が痛くなったことがあった。ほっといたら全然治らず、病院に行ったらそのまま入院した。病名は急性喉頭蓋炎(だったと思う)。数年後、知人が同じ病気で入院。「耳鼻咽喉科では、珍しく死者が出ることもある病気らしいですよ」とその人は言った。あの病気でどうやったら死者がでるのかよくわからないけど、博学なその人が言うのだから、きっとそうなんだろう。幸いその人も僕も生きている。よかったよかった。

 今は忙しいしお金もないので、できれば入院なんかしたくない。どうか急性喉頭蓋炎じゃありまへんように。にんにん。

 結論:のど飴を買おう。そうしよう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-31 08:57 | diary | Comments(0)

エリカ・ギンペル『翼を広げて』

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 昨夜行われたボブ・ディランの日本最終公演は、大変なことになっていたようで。また、アリゾナで行われたポール・マッカートニーのツアー初日も大変なことになっていたようで。僕はといえば、思わず驚愕の声を上げたり、椅子から転げ落ちたり、はぁはぁと息を荒げたりと、なにげに忙しかったりした(マニアックだ)。

 そんな昨日は、毎月最終月曜日のお楽しみ「サンドフィッシュ・カフェ」の放送日。今回は、4月21日発売のニューリリース音源を全国に先駆けてオンエアしました。アーティスト名は、エリカ・ギンペル。アルバム・タイトルは『翼を広げて』(邦題をつけてみた)。かけた曲は“Can It Be”。聴いてくれましたか?いかがだったでしょ?再放送もあるので、もし聴きそびれてしまった人はぜひ聴いてみてくらさい。エリカの歌、とても素敵です。きっと気に入ってもらえると思います。再放送は、4月3日(土)の18:30〜20:00。「湘南まちかどミュージック・パラダイス」内です(インターネットでも聴けます→link。レディオ湘南をクリック)。

 来月の放送(4/26予定)はリリース直後ということで、ひきつづきエリカの曲をかける予定です。お楽しみに。

 イニシャル数もほぼ固まってきて、帯/ライナーと歌詞対訳もあがってきて、いくつかのお店ではディスプレイをつけての展開が決まるなど、リリースに向けて着々と具体的なことが進行中。わくわくするな。下記はプレス・リリースに使用した紹介文なり。


◇珠玉のメロディで紡ぐ
 夜のジャズの香りとソウル・フィーリング。

 ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター=エリカ・ギンペルが、自身のバンドを従え、カリフォルニアのサンタモニカにあるイベント・スペース「Kula」にて行ったライヴ・パフォーマンスを収録。小さな箱ならではの親密な空気と、スタジオ録音と聴き違えるほどの完成された歌と演奏。じっと目を閉じて聴いていると、彼女によって紐とかれたこの夜の芳醇な時間が、ありありと目の前に広がるのを感じることができる。エリカとバンドが「熱」とともに発した様々な感情〜希望、悲しみ、慈しみ、高揚〜が、見事な録音によって封じ込められ、聴く側の心に響いてくるのだ。
 リッキー・リー・ジョーンズやローラ・ニーロ等から感じられる女性らしい歌心、ダニー・ハザウェイやロバータ・フラック等のインテリジェンスなソウル・ミュージック、ジャズメン達が脈々と受け継いできた夜のセンチメンタリズム。エリカが愛した様々な音楽からの影響が、彼女の体内を通過することで、ソフィスティケイトされたメロディへと昇華されていく。そこにはシンガーソングライターとしての確かな資質が感じ取れる。ここで聴かれるのは騒々しい一過性の興奮ではなく、静かなスリルだ。いたずらに感情を煽らずとも、本物の高揚はいつまでも心に残る。


 みんなに聴いてもらえる日が、今から待ち遠しくてしょうがない。楽しみにしててください。僕もすごく楽しみです。押忍。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-30 09:33 | diary | Comments(2)

ボブ・ディランを観た夜に

 昨日は、友達がプレゼントしてくれたボブ・ディランのTシャツを着て、やはり友達がプレゼントしてくれたボブ・ディランのライヴ・チケットを持って、先週の日曜日と同じく、ZEPP東京へ向かった。とても寒い日だったけど、そんなことはまったく問題じゃなかった。ほんとに素晴らしい夜だった。

 1曲目はわからなかった。さっきネットで調べたら、なんと“Gonna Change My Way of Thinking”だった。そうだったのかぁ。後で『Slow Train Coming』を聴き直そう。先週の日曜日の公演とは7曲違うセットリストだった。大好きな“Love Minus Zero/No Limit”や“Simple Twist of Fate”には胸がときめいたし、一番聴きたいと思っていた“Workingman's Blues #2”にはハートを打ち抜かれた。でも、ほんとに最高だったのは“Summer Days”だった。“Like A Rolling Stone”では、2番の歌詞に入りそびれてディランが可笑しそうな表情を浮かべた。それは、まだ若くてハンサムだった頃と変わらない、はにかむような笑顔だった。

 この夜もディランはバンドの演奏に合わせて歌い方を変えていた。“Shelter from the Storm”などは、アレンジも数日前と違っていた。常に今とは違う場所へ。立ち止まらない。転がりつづける。変化を求める。変化を受け入れる。それでもディランはディランであり、それゆえにディランなのだ。

 終演後は、新橋にて友人達とビールを飲みながらのディラン談義。とても楽しい。地元の駅に着いてもまだディランの話がしたくて「バー・ケインズ」へ。扉を開くとディランの歌が聞こえてきた。“Meet Me in the Morning”だった。「そろそろ来る頃かと思ってましたよ」とマスターのゲンちゃんが言った。それから、1994年のライヴ映像を観せてくれた。ディランが画面の中で“Jokerman”を歌っていた。僕が初めてディランのライヴを観たのは、この年の2月だった。場所は横浜文化体育館で、オープニングは“Jokerman”だった。歌を壊していくディランと、まだ壊しきれないバンド。あれから16年がたち、今ではバンドも一緒になって歌を壊していく。違うものに変えていく。長い時間をかけて、ディランはここまで来たんだなぁと思うと、かっこよすぎて、自然と頭を垂れた。

 今とは違う場所へ。立ち止まらない。転がりつづける。変化を求める。変化を受け入れる。それでもディランはディラン。それゆえにボブ・ディラン。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-29 12:06 | diary | Comments(3)

静かな朝

 静かな朝なり。顔も洗わずに、さっくりとひと仕事。そろそろお腹が空いてきたので、昨晩の残りをおかずに朝ご飯を食べよう。

 昨日はどうにも体調がすぐれず、行きたかったイベントにも顔を出せなかった。帰宅してすぐにベッドで数時間ほどうとうと。その後、あったかい肉だんご鍋をいただき、熱燗をくいっとな。少し汗をかいて、体が軽くなった気がした。ニック・ロウとニール・ヤングそれぞれのライヴ盤を流し、ぼんやりとお話などする。ニーナ・シモンのライブ盤を聴く。ソファーの背もたれに体をあずけると、病み上がりの感覚。日本茶をずずっとすすった。

 今朝になると、だいぶ具合もよくなっていた。肉だんご鍋のおかげだと思う。どうもありがとう。

 もう3月も終わりだというのに、寒い日がつづいている。今日もあったかくして出かけよう。夕方にはZEPP東京までボブ・ディランに会いに行く。特別な日だ。

 そろそろお腹が空いてきたので、朝ご飯を食べよう。シャケの切り身と野菜を炒めたのが残ってるので、白いご飯と味噌汁と一緒にいただこう。

 今日は、なんだか、静かな朝なり。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-28 07:48 | diary | Comments(0)

You'll Be Coming Down

 体が半分くらい風邪をひいたようで、昨日はちょっくらしんどかった。喉がいがいがしてて、「酔っぱらって“Born in the U.S.A.”でも歌ったんかな?」と思ったりする。

 そんな気分で聴くブルース・スプリングスティーン。昨夜は『Born in the U.S.A.』を3回繰り返してから『Darkness on the Edge of Town』へ。今朝は『Magic』を。終わったら『Working on a Dream』を。ブルース・スプリングスティーンの歌を聴くのは楽しい。今日はあったかくして出かけよう。体のもう半分が風邪をひいたりしないように。

 今、お前は笑っているが、すぐにわかるはずだ
 利用され、最後には捨てられると
 お前の頭はダイヤモンドの雲の中で回転している
 でも、すぐにわかるさ

 お前は落ちてくる ベイビー
 お前は落ちてくる
 結局すべては自分にはね返ってくる
 お前は再び落ちてくる

 “You'll Be Coming Down”は、いい曲だ。“Darkness on the Edge of Town”のようであり、ディランの“Like a Rolling Stone”のようでもあるが、吐き捨てる感じはしない。佇まいが静かで、まるで心の声を聞いているようだ。そして、苦々しい気持ちを滲ませながら、落ちてくる彼女を受け止める度量も伝わってくる。そんな大人の歌だと思う。

 ブルース・スプリングスティーンの歌を聴くのは楽しい。少なくともその点において、僕は幸せだ。喉がすっきりすれば、もっと幸せだけど。ひょっとすると、酔っぱらって“Born in the U.S.A.”でも…(以下省略)。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-27 07:56 | diary | Comments(0)

寝坊した朝にせかせかと日記を書くの巻

 寝坊した。今日はアルバイト。でも、はじまるのがお昼前からなので、多少寝坊しても遅刻することはない(今んとこない)。ふぅー。

 現在、ニューリリースの注文をとってるとこ。なんとか予想していた数字(赤字にはならないという意味)には届きそうで、まずはひと安心。心配なのは海外とのやりとりがうまくいくかとか、初めて使う印刷会社の仕上がりはどうかとか。ま、いろいろあるけれど、やるっきゃないもんな。がんばろう。おー。

 ライナーノーツも書き上げた。只今、推敲中。んで、大幅に書き変えるか検討中。こちらももう時間がないので、がんばろう。おー。

 歌詞対訳も無事届いた。帯デザインも決まってきている。みんなどうもありがとう。

 ディラン、ディラン…と言ってるが、ちゃんと仕事もしてるのだ。数日後には、ニューリリースの詳細をお知らせできるかと。どうぞよろしく(ぺこり)。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-26 09:43 | diary | Comments(0)

雨の日のボブ・ディラン

 ひきつづき雨降り。起きたら窓がびっしりと結露していた。部屋の中があったかい証拠。僕の部屋は、断熱がけっこうしっかりしているので、今日にみたいな寒の戻りにも慌てずに済んでいる。あと、防音も割とちゃんとしてて、朝っぱらからボブ・ディランのブートを聴いていても、「ちょっとあなた、いったいなに考えてんですか?」と隣近所から後ろ指差されることもない。ありがたやありがたや。

 というわけで、今朝はボブ・ディランの2004年ツアーの音源を。やはり6年前と今とでは、いろいろと違うところもあるわけで。まずディランの歌い方が違うし、バンドもメンバーが変わってるから演奏の表情が違っている。この頃はディランとバンドの一体感がより強く感じられるし、それが縦というよりは横の振り幅となって、音楽を豊潤なものにしている。今回は、ディランのヴォーカルもバンドの演奏もソリッドになっていて、縦に切り込んでいく感じが強い。ロック的でかっこいいが、タイトになった分、ディランとバンドのタイミングがぴったりと合わない瞬間もしばしば見られたりする。

 この6年間で深まった部分もあれば、衰えたところもあるだろう。それでも、同じ曲なのにアレンジがまったく異なっていたりと、ディランの表現に対するアグレッシヴな姿勢は驚くほど変わっていない。先日、僕が目撃したのは、これまでに観たことのないボブ・ディランだった。そこが素晴らしい。いつの時代もディランは自由だ。いたずらに周囲の期待に流されたりしない。だから尊敬している。

 外はひきつづき雨降り。今日も部屋で仕事をしよう。ディランを見習って、自分を信じて。きっと伝わると願いながら。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-25 08:37 | diary | Comments(2)

Under the Red Sky

 今日は雨降り。明日も雨降りなんだそうな。だったら、どこへも行かずに部屋にいよう。ボブ・ディランが、昨夜の公演で“Under the Red Sky”や“Cats in the Well”を演ったそうな。すんごく羨ましいから、今宵はその辺の歌を聴いて過ごそうと思っている。

 “Under the Red Sky”は、とても不思議な歌だ。赤い空の下、路地で暮らす幼い少年と少女の物語。ある夏の日、月で暮らしていた老人がやってくると、低くて高い風が吹いて、少年と少女は焼かれてパイなってしまう。そして、老人が月へ帰ると、川の水は枯れてしまうのだ。そんな歌。まるで童話のようだね。

 で、僕はというと、焼かれてパイになることもなく、さっきフライパンで焼そばを作ったところ。具がなにひとつ入っていないその焼そばは、とてもシンプルな味がした。僕もこれくらいシンプルでありたいものなり。

 さて、既に「news」欄にはアップしたけど、トートバッグが再入荷しました。グリーンはより鮮やかな色合いのニューカラーに。ブルーは変更なしです。通販サイト『Sandfish Records Shop』にて販売中。これからのさわやかな季節、行楽や日々の生活の中で、ぜひサンドフィッシュ・レコードのトートバッグをご利用くださいませ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-24 17:12 | diary | Comments(2)

Step by Step, One by One

 ディラン明けで頭がほげーっとしてしまい、なんとなーく時間が流れがちだった月曜日。ニューリリースのライナーを書こうとするも、ちっとも進まず。お店に注文確認の電話をしたり、メールの返信などをしていたら、なんとなく夕方になっていた。

 北の地方でサンドフィッシュ・コーナーを展開してくれていたお店が、来月いっぱいで閉店することを知る。でも、担当の方が新譜の音を気に入ってくれていて、知り合いのカフェに紹介してくれるとのこと。こうした心づかいが、音楽を繋げていくのだと改めて感じた。だから、レーベルはいい音楽を発信していかねばならないのだと思う。どうもありがとうございます。

 気持ちをリセットしたくて、夕方以降はご飯を食べたり、お酒を呑んだりしつつ、のんびりと過ごす。こうした時間も大切だったりする。

 さて、今日もがんばっていこう。やることいっぱいだけど、焦らずにひとつひとつこなしていこう。今は着実に進んでいく時期なんだと思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-23 10:21 | diary | Comments(0)

9年振りのボブ・ディラン

 素敵な夜だった。9年振りとなるボブ・ディランの来日公演。気持ちがいっぱいいっぱいなもんで、うまく言葉にすることはできないのだけど、観に行ってよかった。ほんとに。

 ずっと旅をつづけているディランとバンド。これにチャーリー・セクストンが久しぶりに加わった今回の布陣。細かいニュアンスを伝えるディランのヴォーカルに応えるような阿吽の演奏。その中で、チャーリーの立ち位置だけが、他のメンバーと違っていた。きっと求められていることも違うのだろう。ボブ・ディラン&ヒズ・バンド・フィーチャリング・チャーリー・セクストン。そんな感じだった。ステージの真ん中でディランと対峙しながらギターを弾くチャーリーには華があった。でも、サウンドを支えていたのは彼ではなく、他のバンド・メンバー達だった。

 9年という歳月は、たくさんのものを変えていた。ディランはあまりギターを弾かなくなり、キーボードをシンプルに弾きながら歌うようになっていた。何度か楽器を持たずにステージの中央に立ち、身ぶり手ぶりを交えながら歌った。だいぶ恰幅がよくなっていて、その姿はどこか往年の名優を思わせた。それでも、ディランはやはりディランだ。この夜だけのために、演奏や曲の表情に合わせて歌い方を選んでいた。そこには自由な風が吹いていたし、送り込まれた新鮮な空気が、音楽全体を支配していた。バンドがそれに応え、打ち寄せる波となって、僕らの心に届くのだ。

 ディランのライヴに行くと、バンドというのが、本来どういうものなのかがよくわかると思う。バンドは生き物だ。バンドが深みを帯びれば、語られる言葉もまた深いものになる。細かいニュアンスを表現することができるようになる。生き抜いてきたディランの言葉を伝えるには、それくらいのバンドじゃないと務まらない。

 いい歌をたくさん聴けた。美しいアレンジの“Mr.Tambourine Man”から、高揚感に満ちた“Summer Days”まで。体の芯がジンとしびれるようだった。来週の日曜日には、きっとまた違う歌を聴かせてくれることだろう。そのことを思うと幸せな気持ちになれる。あともう少しお楽しみはつづくのだ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-22 13:59 | diary | Comments(4)