ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

<   2011年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧

10年目のジョージの日

 今日は敬愛してやまないジョージ・ハリスンの10周忌。あの悲しかった日から10年がたったのか。時は過ぎているのだな。あのときもエリックは日本にいたんだったな。

 あの日はもうとにかく悲しくて悲しくて…。僕は5日ほど仕事もせず、どこにもでかけず、部屋でずっとジョージのレコードを聴いていた。悲しみってのは暴力的なものなんだなと思いながら、無気力なまま過ごした。数日後、鏡に映った自分の顔があんまりひどいのに驚き、これではいけないと思った。僕は風呂にはいり、髭を剃り、きちんとした服に着替えて、日本武道館へ向かった。そして、当日券を買って、エリック・クラプトンのライヴを観た。ジョージが亡くなる直前の公演において、エリックの演奏が荒れたという話は聞いていたから、ライヴを観ることで僕はこの悲しみを共有できると、心のどこかで期待していた。でも、エリックはジョージのことには一言も触れず、力のこもった素晴らしい演奏をしてみせた。そのいつも通りであろうとする姿は、確実に僕の心を打った。僕の席はステージの斜め後方で、雄弁に語りかけてくるエリックの背中を終始見ていた。ラストの「オーバー・ザ・レインボウ」で、高い位置から1本のスポットライトがエリックを照らした。そのとき僕はジョージの魂が天へ昇っていくように思えた。自然と涙がこぼれ落ち、救われたような気持ちがした。そして、僕もしっかりしなきゃなと思った。

 あの夜のことは一生忘れない。今思いだしても胸の奥に広がるものがある。「どうして会ったこともない人なのに、そこまで思うの?」と言われるかもしれないけど、多分、音楽とはそういうものじゃないのかな。ジョージの音楽は僕の人生の一部だから。

 今、エリックは日本に来ていて、この10年目のジョージの日を僕らと一緒に迎えている。数日後には武道館での公演が始まる。残念ながら、僕は足を運べそうもない。でも、必ずや素晴らしい演奏をしてくれることだろう。うーん、観たいなぁ。

 それにしても、もう10年だなんてね。信じられないな。昨日は映画『リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を観に行き、帰宅してから『バングラデッシュ難民救済コンサート』と『コンサート・フォー・ジョージ』のDVDを観た。今夜は馴染みのバー「サウサリート」で、ジョージのレコードをまわすつもり。たくさんの感謝と尊敬を込めて。サンキュー、ジョージ。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-29 07:44 | diary | Comments(4)

ジョージの映画を観に行こう

 ジョージ・ハリスンの映画『リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を観にこれからいざ新宿ピカデリーへ。でっかい画面でジョージを観られるだけで僕は満足なんだけど、なかなか感動的な仕上がりだという話も漏れ聞こえてきてるので、実に楽しみだ。

 明日はいよいよジョージの10回目の命日。僕は地元の音楽バー「サウサリート」でひたすらジョージのレコードをまわしつづける。「サウサリート」はマスターの名前もジョージさんだし、実にジョージづくしな夜になるはず。とはいえ、お店はいたって普通営業。いつもと違ってこの日はジョージの歌しか流れない…くらいに考えてもらえればよろしいかと。正直、それくらいがちょうどいいというか、ジョージらしいと思う。

 「クラッカーボックス・パレスへようこそ!」@サウサリート
   〜没後10年。Open〜Closeまでひたすらジョージ・ハリソンな夜!〜

  日時:11/29(火)20時くらいから翌0時過ぎまで
  チャージ:なし
  DJ;宮井 章裕(Sandfish Records)

 あと、今夜は月イチの「サンドフィッシュ・カフェ」放送日。レディオ湘南「湘南ミュージックタウン」(20時半〜22時)の中の21時頃から15分ほど。今回のトーク・テーマは「お祝い事」。曲は12/14新譜セシル・ドゥ・キンゲ『フリーダム・コーリング』からタイトル・チューンを日本初オンエアします。ぜひおつきあいください。

 通販サイト『Sandfish Records Shop』でもセシル・ドゥ・キンゲ『フリーダム・コーリング』の予約を開始しました。どこよりも早くお届けしますので、こちらもよろしくお願いします。試聴もできます。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-28 08:45 | diary | Comments(0)

室内プール作戦

 僕が住んでいる家のすぐ近くに、ちょっとした運動公園がある。プールとかテニス・コートとか野球場とか広場とかトレーニング・マシーンとか、いろいろと揃っているらしい。プールは野外と室内のふたつがあるから、僕はこの季節に空いてる野外の方でじゃぶじゃぶ泳ごうと思っている。というのは、もちろん真っ赤の嘘で、室内プールにどぼんと飛び込もうと思っている。

 というのも、ここ数年の僕の運動不足はいよいよ極まった感があり、このままいったら肥満中年になること必至。昨夜は風呂場の鏡に映った自分の裸体を見て、今更ながら強いショックを受けた。でも、理由はよくわかっている。深夜の飲食。ザッツ・オール。この習慣をやめればいいのだ。でも、もはやそれだけじゃ足りないでしょということで、室内プールに飛び込もうかなぁと思い始めているというわけ。

 レーベル業とアルバイトの二足わらじ生活を始めてから、基本的にお休みの日というのがなくなった。4日アルバイト、3日レーベル業。その繰り返しが3年ほどつづいている。その昔、僕は自転車とか山登りとか川下りとかをけっこう精力的にやってたんだけど、今の生活ではどこかに出かけること自体なかなか難しく、すっかり引退状態だったりする。でも、自然の中から得られるものは本当に大きいから、いつかまた時間を作れるようになったら、昔みたいにはできないにせよ、楽しめるくらいの体力をつけておきたいなぁと思ったりする。また、この1〜2年で僕の周囲でも大きな病気をする人が増えてきてて、やっぱり健康でいられるのはなによりの幸せなことなんだなぁ、とつくづく思うようになった。いやはや、こんなことを考えるようになるなんてね。

 そんなわけでの室内プール作戦。ニューリリースの作業がすべて終わったら、こそこそと通い始めようかなと思案中(まだ思案中)。でも、僕の水着はハイビスカス模様で恥ずかしいんだよな。萎縮してしまいそうなので、プールにいる間はずっと水中眼鏡をしていよう。そうしよう。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-26 07:35 | diary | Comments(0)

Two for the Road

 ほぼ1週間ぶりの日記なり。ニューリリースを控え、さすがにばたばたと忙しく、こちらまで手がまわらず。いやはや。たはは。この間に、いつもお世話になっている音楽バー「ケインズ」のマスター夫妻の結婚パーティーでプチDJをしたり、「サンドフィシュ・カフェ」の収録があったり、ライナー/帯を執筆・作成したり、鍵を忘れて出かけてしまい4時間ほど近所を徘徊したり、ソファーからどうしても立ち上がれず寝こけたりと、まぁ、そんなことをしてた。で、やることてんこ盛りなのは相変わらずなんだけど、徐々に目処はついてきてたりする。ひきつづきがんばってこう。

 今日も鵠沼海岸はいい天気。この町に引越してきて3週間ほど。あれだけたくさんあったダンボールもなくなり、部屋も片づいて、ようやく日常らしい暮らしになってきた。やっぱりほっとするね。

 実は今月の7日に結婚をした。でも、実際に会ったり、連絡をくれた人達にしか、まともに報告をできていない。なんとなく照れくさいというか、言いそびれたというか。だから、ひとまずここで。遅くなってごめんなさい。

 そんなわけで、今はふたりで暮らしてたりする。ひとり暮らしもいいけれど、ふたり暮らしも悪くない。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-25 07:42 | diary | Comments(10)

マジェルカ

 12月にリリースする新譜のオーダーをもらいに、都内の店を何店舗かまわった。かつては何日もかかったのに、今じゃ2日もあればまわれる。なんだかなんだか。家を出る間際、うちも何枚か流通をお願いしているバウンディから、いよいよパッケージ流通から手を引くというメールが届いた(後日注:バウンディから届いたメールを読み返したところ、完全にパッケージから手を引くとは書かれていませんでした。「弊社でのリリース状態や市況も考えまして、パッケージのお取引を一旦終了させて頂きたい」とのこと。うちはここ数年バウンディを新譜リリースに使っていなかったので、レーベルによってはひきつづき流通をつづけるのかもしれません)。この影響で、バウンディ流通の作品(9枚)は一旦廃盤となり、別流通から新しい品番・バーコードにつけて出し直すという作業をしないといけなくなった。やれやれ。パッケージを売ることが、どんどん難しくなってきている。
 でも、こんな状況でも熱意をもってがんばってる人達はいる。そんな人達にうちも支えられている。だから、その人達の気持ちがあがるようないい作品を出し続けることが、僕の大事な仕事のひとつなのだと思っている。

 大学時代の友人が、西荻で2ヶ月前に雑貨屋をはじめたので、立ち寄ってみた。店内には、障害者の人達が作った商品がきれいに陳列されていた。これがどれも良質なものばかり。雑貨への愛情と障害者への支援。このふたつを両立させるためには、良いものを扱いお客さんに提供することが、なにより重要なのだろう。うまく言えないのだが、店全体から友人のそんな強い意志が感じられた。なんであれ、久しぶりに会えてよかったし、元気そうでなによりだった。がんばれよ。店の名前は「マジェルカ」。HPはこちら→link

 夜はビートリィな友人と、名古屋居酒屋で乾杯。ポールやジョージの映画、ジュリアン・レノンの新譜の話などを、がやがやと話した。ピンク・フロイドの話も。仕事の話やプライベートなこともちらほらと。いい時間だった。

 今夜、僕の町ではたくさんのイベントがあるのだけど、仕事がたまっていてどこにも行けそうにない。むーん。がんばろう。

 MIYAI

f0182140_7534818.jpg

[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-19 07:55 | diary | Comments(0)

Smile

 抜けるような秋の空。今日は都内のお店をあちこちまわって、夜は友人が美味しい飲み屋へ連れていってくれることになっている。楽しみなり。

 今朝、豚汁をあたためてたら、携帯電話のベルが鳴った。こんな時間に誰だろうと思ったら、大学時代の先輩だった。「いやぁ、朝からビーチ・ボーイズの『スマイル』を聴いてるよ。アナログ盤で買っちゃったよ。これやばいね」という内容。「いいですね。僕もほしいな。ところで、他に用事ないんですか?」と訊ねてみると、「別にない」とのこと。だはは。せっかくなんで、お互いの近況をひとしきり報告し合って電話を切った。懐かしい友人からの電話はいいものだ。

 というわけで、僕もこれから『スマイル』を聴く。聴きながら、洗濯機のラックを組み立てようと思う。ビーチ・ボーイルズのじゃなくて、ブライアン・ウィルソンの『スマイル』だけど。こっちも素晴らしいからね。

 それでは、今日も笑顔でいきましょう。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-17 10:13 | diary | Comments(2)

ローリング・ストーンズと夜の海

 昨夜は、アルバイト後に自転車をすっとばし、茅ヶ崎へストーンズの映画を観てきた。1978年テキサス州フォートワースでの『Some Girl』ツアーを記録した映像。いやぁ、凄かったなぁ。力が入り過ぎなくらいの演奏で、“When the Whip Comes Down”とかすごくよかったし、“Happy”からの終盤の怒濤の勢いには圧倒されてしまった。ミックのコミカルな表情や動きはこの頃からなんだなぁと再確認。ニューウェイヴやパンクの影響なんだろね。

 帰り道は、海沿いのサイクリング・ロード。この季節の夜に海を眺めたのは久しぶりだった。見上げると半分くらい欠けた月が黄色く光っていた。空はうっすらと明るく、海の方がずっと暗かった。海岸線の灯りが遠くまで続いていた。雲が流れて、星がいくつも見えた。そんな風景が僕を懐かしい気持ちにさせた。特になにかを思い出したわけではないのだけど、なぜか懐かしかった。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-16 07:14 | diary | Comments(2)

パエリアな夜

 昨日は朝から晩までずっと仕事をしていたら、自分のキャパを越えてしまい、終盤にボンミスをかましてしまった。そのせいで余計な仕事が増え、さらにキャパを越えていったと。ぐふぅー。

 どうにか最低限のメドをつけてから、自転車をこいで馴染みのバー「ロケット・デリ」へ。先日のイベントで僕の詠んだ俳句が特賞に選ばれ、賞品として食事券2,000円分をもらったので、この日はそれを握りしめ、ずっと食べたかったパエリアを白ワインと一緒にいただいた。それはそれは美味しいパエリアだった。うちのニューリリース音源をみんなに聴いてもらい、あーだこーだと感想を言い合う。それからなぜかカエルやカタツムリの話題になり、それが2時間ほどつづいた。みんなの雑学王ぶりに感心し、やけに満足して帰宅。楽しい夜だった。
f0182140_835733.jpg

 店内の壁に4つの額が飾られていた。よく見ていると、先日のイベントで僕が読んだ文章だった。自分の書いたものがこんな風に飾られるのは初めてのことなので、妙に気恥ずかしいのだが、とても嬉しかった。どうもありがとう。
f0182140_8433100.jpg

 昨夜も死神通りは人はまばら。でも、ロケット・デリはいつも通り最高に楽しい場所だった。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-15 08:05 | diary | Comments(0)

今も昔も

 週末に行われた隠れ処「海樹」の8周年。さすがの大盛況。沖縄系バンド=しらすのライブも大盛り上がり。みんな歌えや踊れで大騒ぎ。いやはや、よかったよかった。入口ではうちのCDを並べてさせてくれて、BGMもずっとサンドフィッシュと、逆によくしてもらっちゃった感じ。どうもありがとう。写真は「海樹」のトイレ。心から感謝。
f0182140_8301821.jpg

 ザ・ローリング・ストーンズの『サム・ガールズ』ツアーの映像が、茅ヶ崎の映画館で上映されていると知り、観に行きたいなぁと思っている。今朝もラジオをつけたら“Beast of Burden”のライヴ・ヴァージョンが流れてきて、うずうずっとしたところ。調べたら今週金曜日までの上映みたい。観に行けるかな。行きたいな。“Beast of Burden”は、僕が一番好きなストーンズ・ナンバー。ミックはこういうミドル・テンポのソウル・チューンを、いつも気持ち良さそうに歌う。

 昨日、不要になった古い冷蔵庫を引き取りに来てもらったんだけど、その業者さんが、うちのリビングに飾ってある『Born to Run』のポスターを見るや、「うわぁ、ブルース・スプリングスティーンだ。大好きなんですよ」と一言。がっちり握手したのは言うまでもない。先日も「ラウンド・カフェ」という地元のカフェへ知り合いの切り絵展&CDの配達で訪れたところ、そこのマスターが大変なスプリングスティーン・ファンであると紹介された。がっちり握手したのは言うまでもない。

 ストーンズもスプリングスティーンも大好きだ。今も昔と同じ気持ちで聴いている。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-14 08:31 | diary | Comments(2)

今夜はあったかいんだとか

 いい天気。今日はあったかいんだそうな。よしよし。昨日は寒くて、僕はマフラーを首に巻いて出かけた。晩ご飯のシチューがやけに美味しかった。食後は赤ワインを呑みながら、ポール・マッカートニーのDVDを観た。もう9年前のツアー。ポールはこのとき絶好調。日本にも来てくれ、僕もせっせと足を運んだ。往年の名曲の中にまじって、新曲もいくつか演奏された。“Your Loving Flame”という美しい曲もあった。素晴らしかった。とてもいい想い出だ。また来てくれないかな。

 …と、昨夜は寒い夜らしく、しみじみと過ごしたのだった。で、今日はあったかとのこと。だから、ホットに過ごそうと思っている。いつもお世話になっている隠れ処「海樹」の8周年記念。巷で評判の沖縄系バンド=しらすがライブやる。僕も初めて観るので、とても楽しみだ。しかも、1,500円1ドリンク付きでフード食べ放題。ヘイヘイ、こんなリーズナブルなイベントが他にあるかい?(ないない)。「海樹」の料理は間違いなしだぜ(断言)。それが食べ放題だよ。ライヴも観れてこのお値段。凄い!アンビリーバブルだ。僕はずっとこの日を楽しみにしていたのだ。18時オープンの19時スタートなり。サンドフィッシュ・レコードも、BGMでさりげなくお手伝い。店の片隅でCDも販売。でもま、おまけくらいに考えてもらえればいいかな。よかったら、こんにちはしましょう。

 というわけで、朝から「早く夜にならないかなぁ」と思ってたりする。今日は夜になってもあったかいんだそうな。よしよし。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2011-11-12 07:36 | diary | Comments(0)