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Sandfish Records Diary

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成長するってこと

 たじろっく@バー・ケインズ。とてもいい夜だった。で、ひとまわりくらい歳下の彼らに、僕はまたいい刺激を受けたのだった。みんなそれぞれの道でしっかりスキル・アップしていた。そして、集まればあんな演奏ができるのだ。僕は彼らと知り合った頃のことを思い出した。これまであったいろんなことも(昔に聴いた演奏とか話したこととか些細な所作とか)。そんな少しノスタルジックで温かな感情も入り混じっていた。

 僕らは等しく同じだけの時間を積み重ねている。それなのに、彼らは成長し、僕はあまり成長していなかった。なんでだろう?左隣にいた友人に訊ねると「変わらないことにも意味があるのです」と言った。右隣にいた友人は「ずっと成長しなければそれも味だ」と言った。なるほど。

 成長なんて時間がたってみないとわからない。僕は久しぶりに彼らが集まっての演奏を聴いたからその成長ぶりに気づいたけど、彼らにしてみれば日々の積み重ねだ。でも、昨夜は彼ら自身もこれまで過ごしてきた時間の意味(みたいなもの)を、ほんのりと感じたんじゃないかな。どうかな。

 ミュージシャンがいて、バーがあって、それらを取り巻く僕らのような輩がいて、その中心に音楽がある。そんなことを幸せに思えた夜だった。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-10-30 06:55 | diary | Comments(0)

たじろっく

 風邪をひいて、寝込んで、治ったら、窓が結露するようになっていた。木枯らし1号も吹いたそうな。季節は巡る。結露取りワイパーを用意しておこう。風邪の名残りを感じつつも、元気に迎えた朝。クリームシチューをいただき、熱いコーヒーを呑んだ。これでもう大丈夫。

 今夜はひとまわりくらい歳下の友人達が集まってライヴをやるので、遊びに行こうと思っている。知り合った頃、彼らはいつも楽しそうで、きらきらと輝いて見えた。その後、試行錯誤しながらそれぞれの道を進み、ミュージシャンとして着実にキャリアを積み重ねている。彼らからは僕もいい刺激を受けた。そのうちのひとりが伊豆へ引越すということもあって、今夜久しぶりに一同に介する。多分、ゆるやかに、でも音楽的なクォリティは流れた時間の分だけ高まって、楽しい夜になりそうだ。

 たじろっくふぇすてぃばる(まえかわ引越し記念)
 出演:たじろっくAll Stars 
 場所:バー・ケインズ(藤沢駅北口徒歩5分)
 20時スタート チャージ:1000円
 詳細はこちら→link

 ああいう仲間がいることが、僕にはうらやましい。古い友人と過ごす時間はいいものだ。それが音楽で繋がった縁であるなら特別だと思う。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-29 07:33 | diary | Comments(0)

まだ序の口

 ささやかに風邪っぴき。ひとまず厚着して熱いコーヒーを呑んでいる。まだ序の口なので、こじらせないようにしよう。

 子供の頃に風邪をひいたときに嬉しかったことと言えば、学校を休めることと、母親がアイスクリームやプリンを買ってきてくれることだった。大学生になると布団にくるまってずっと音楽を聴いていた。やはり母親がアイクスリームを買ってきてくれた。でも、夜に呑みに行く約束があった場合は、気合いで熱を下げて出かけて行った。不思議と翌日は元気になっていた。

 昨日、風邪の気配を感じた僕は、トンカツを食べに出かけ、さくっと運動をして汗を流し、熱いシャワーを浴びた。お酒は缶ビール1本におさえ、あっかくして早寝したんだけど、あまり効果なかったみたい。きっとなにかを間違えているのだろう。

 昔のやり方が通用しないのなら、別の方法をさがすしかない。風邪も仕事も同じなんだなと思った。まだ序の口。こじらせないようにしよう。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-27 07:50 | diary | Comments(0)

どちらも幸せ

 なぜ僕は床で寝てしまうのだろう?リビングならまだしも、台所の床で寝る必要などないはずだ。最近、出かける前に妻が床の一部分だけを掃除していたので理由を訊ねると、「だって、寝るでしょ」と言われた。…どうもすみません。

 昨夜は馴染みの隠れ処「海樹」へ。巨大カキフライと新鮮なスルメイカのお刺身をいただきつつ、今季お初の熱燗で酔っぱらった。朝まで寝ないでトランプに興じるお年寄り達の話になり、「なるほど。楽しいことがあれば、老人も眠くならないんですね」という結論を得た。彼らはお金を賭けるでもなく、負けるとシッペをされるという、ただそれだけのゲームを大笑いしながら朝まで繰り返すのだという。お年寄りだから早寝早起きという理屈は乱暴だ。楽しいことがあれば、人間いくつになっても寝る間を惜しむものなのだ。

 帰宅してからは、台所のテーブルで雑然とひとり2次会。ビル・エヴァンスの『トリオ64』と、おおはた雄一の『ふたつの朝』と、ニルソンの『ニルソン・シングス・ニューマン』を用意して、ビールを呑みながら読みかけの小説を開いた。すべてが心地よく、「楽しいなぁ。気持ちいいなぁ」と思ってて、気がついたら床で寝ていた。数日前に妻が掃除していたあの一角で。

 楽しくて朝まで寝ない老人もいれば、気持ち良すぎて床で寝てしまう人もいる。どちらも、多分、幸せ。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-25 07:39 | diary | Comments(0)

夜は短し、歩けよ乙女

 ジョー・ワイルダーの『ワイルダー・ン・ワイルダー』から矢野顕子の『ピアノ・ナイトリィ』からアーサー・アレキサンダーの『ロンリー・ジャスト・ライク・ミー』へ…。昨夜、僕はそれらをつづけて聴きながら、お酒を呑みながら、お酒を呑み歩く小説を読んでいた。

 天才的な作風なのに、広がりのない限定された世界の中で、それは楽しく、愉快に、夢に溢れながら、奇想天外に、あり得ない展開をひた走りながら、詭弁踊りなんてことをしながら、最後には呑み比べで女の子が老人に勝ったりするような話を、お酒を呑みながら読むというのは、これがなかなか…悪くない。僕はこの小説を読みながら、お酒を呑み始めたばかりの頃の、まだどうしようもなく、多くの場合は意味もないまま、ただ大騒ぎをしながら、「あぁ、もう、こんなに楽しいのなら、俺、このまま死んじゃってもいいなぁ」と思っていたことを思い出した。例えば、僕が気に入ったのはこんなところだ。

 「羽貫さんは麦酒を水の如く飲みました。鯨飲という言葉がありますが、一美人の腹中に鯨一頭ありといった趣でした」

 きれいな女の人の腹の中に鯨がいる。素敵だなと思ったし、僕の中にも鯨がいればいいのになと思った。お酒をたくさん呑めることになんの意味があるのかなんてわからないけど、たくさん呑めたから楽しかったことが、僕にはけっこうあったりするのだ。

 第一章を読み終わってからラジオをつけると、ラモーンズ特集をやっていた。しかも「3曲つづけてどうぞ!」と、これまでの時間なんて全部忘れちゃうくらいにご機嫌な感じでやっていた。でも、ラモーンズの3曲は他のバンドの1曲くらいの長さだったりする。そんなところも最高じゃないかって、けっこう本気で思ったよ。

 その小説は第四章まである。残りを読むのが楽しみだ。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-24 07:12 | diary | Comments(0)

愚痴とパンツとうまかっちゃん

 雨上がりの朝。午後には晴れることだろう。早起きをしてジャクソン・ブラウンの新作『スタンディング・イン・ザ・ブリーチ』を繰り返し聴いている。1曲目の「ザ・バーズ・オブ・セイント・マークス」が本当に素晴らしい。それこそザ・バーズのようなギターがキラキラと輝いて、ちょうど雨上がりの陽射しに照らされた滴のようだ。

 先日、「宮井くんは本当に藤沢を出ないね」と言われたと伝え聞いた。言われてみればその通りだなと思った。僕は本当にこの町を出ない。先日、「ブログで愚痴みたいなことばかり書いてますね」と言われた。これは全然そんなつもりないのだけど、冗談めかして書いたことが愚痴ととられるのは、ちゃんと冗談になっていないからなのだろう。気をつけようと思った。

 今日は音さがしの日。疲れたらルシンダ・ウィリアムスの新作を聴いたり、読みかけの小説を読むつもり。あと、パンツを買いに行くつもり。先日、妻に「洗濯物を干す時、どのパンツも擦り切れててかわいそう」と言われて、これはいけないと思った。パンツは心の身だしなみだ。

 昨夜は鍋を食べた。「うまかっちゃん」という九州ではメジャーなラーメンの姉妹品に鍋つゆがあって、ピリ辛鍋でとても美味しかった。〆はもちろん「うまかっちゃん」。今朝も残った鍋つゆでラーメンを食べようと思っている。ビールは我慢できたら我慢したい。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-23 08:20 | diary | Comments(0)

傘をさして出かけよう

 「湘南ミュージックタウン」(レディオ湘南 毎週土曜日21時)の月イチ茶呑みコーナー「サンドフィッシュ・カフェ」。なんだかんだと続いて来月で5年になる。今週土曜日の放送には、リクオさんがゲストで遊びに来てくれた。リクオさんの新作と鎌倉小川軒の美味しいジャムの話を中心に、サンドフィッシュのカタログからは、初心にかえってレーベルのファースト・リリースとなったスコット・フィッシャー「ステップ・イントゥ・ザ・フューチャー」をかけた。いつもよりプチ拡大版になってます。ぜひ聴いてください(インターネットのサイマル・ラジオでも聴けます)。

 収録が終わり、「さぁ、行きましょうか」と馴染みの居酒屋「海樹」へ。4人であれこれと話をした。先日亡くなったベーシストの藤井裕さんのこと、そこから広がって音楽の話をいろいろと。僕は日本のロック・シーンにはとんと疎いので、初めて聞くことばかりで新鮮だった。「海樹」の料理はどれも美味しくて(例えば、もつの塩煮込みとか、イワシの天麩羅とか)、ついついお酒もすすんだ。日付が変わり、帰ればいいものの、2軒目へ。馴染みの呑み屋をふたつ覗いてみるも、どちらも閉店してたので、以前友達に連れて行ってもらったことのある「いとこ」へ。ここは純子ちゃんという若い女性がやっている居酒屋で、深夜に女将が切り盛りする店に立ち寄るというのは、店主が男の店に行くのとはまた違った味わいがあるもの(そんな気がする)。カウンターに座り、ハイボールを注文し、地元の話ややっぱり音楽の話をしつつ、時間はするすると流れ、気がつけば午前3時だった。

 翌朝はさすがに眠かったけど、二日酔いはなかった。記憶は断片的になくなっていたけど、いつもよりはマシだった。「あー、よかった」と安心し、僕は傘をさしてアルバイトへ出かけた。

 今日も雨が降っている。明日も雨らしい。傘をさして出かけよう。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-22 07:19 | diary | Comments(0)

これから

 眠い目をこすりながら音さがし@穴倉。まだはかどってないけど、これから。これから…。

 昨日はとても気持ちのいい天気だった。お弁当を作って外で食べようと思っていたところ、海沿いの公園のお祭りで馴染みのバー「ロケット・デリ」がお店を出しているというので、そっちに顔を出すことにした。誰もが出かけたくなるような青空とぽかぽかな陽射しに誘われて、お祭りにはたくさんの人が集まっていた。もちろん「ロケデリ」も大盛況。僕らもビールとナンドックを買い、居合わせた友人達と乾杯し、フリーマーケットで買い物をした。太陽の暖かさとどこまでも青い空。美味しいナンドックとよく冷えたビール。ハッピーな友人達。こんなにリラックスできたのは久しぶりだなぁと思った。

 海への道すがらも本当に気持ちよかった。海は凪いでいて、きらきらと輝いて、とてもきれいだった。自転車で切る風もこれ以上ないほど心地よかった。僕らはいつものボードウォークに腰をかけると、そのまま後ろに倒れた。視界には青い空だけが広がった。

 お祭りのときに友人がしてくれたお寿司の話があまりに美味しそうだったので、夜は近所の回転寿司へ出かけた。味はまぁまぁだったけど、瓶ビールを呑んで、好きなネタを選んで食べるのは楽しかった。帰宅して、湯船につかり、風呂上がりにエリック・カズのレコードを聴いた。心も体もふにゃふにゃとゆるんでいった。床に寝ころんで本を読み始めたら、すぐに眠くなってしまった。平和な1日が終わろうとしていた。

 今朝は早起きをしたんだけど、なんだか眠い。昨日は楽しんだのだから、今日はしっかり仕事をしてバランスをとらないと。まだはかどってないんだけど、勝負はこれから。これから…。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-20 10:43 | diary | Comments(0)

コーラス・グループな夜に

 今日も気持ちのいい秋晴れ。マーマーレードを塗ったトーストとコーヒー。簡易的朝食。お昼はお弁当を作って外で食べよう。

 昨夜は馴染みのバー「ケインズ」へ、マンスリーDJイベント「Voices Inside」を聴きに出かけた。今月のテーマはコーラス・グループ。古くは1930年代から1980年代まで、幅広い年代のコーラス・グループを聴くことができた。ロマンティックであったり、ジェントルであったり、ブルージーであったり、ソウルフルであったり、ポップであったり、スタイルは多種多様だったけれど、人の声を重ねることで生まれる独特の高揚感には共通するものあった。僕がとりわけ気に入ったのは、インク・スポッツやムーングロウズといったドゥーワップのグループだった。彼らの歌声は、シンプルで、洗練されていて、今も変わらずモダンだった。

 僕らはカウンターでひとしきり盛り上がり、「俺達もコーラス・グループをやろうぜ!」なんて話をした(まるで高校生みたいじゃないか)。杯は重ねられ、笑い声が絶えなかった。そして、腹が減ったので、午前2時30分にかけこむ吉野家。大変美味しゅうございました。

 今朝はお酒の余波もなく気持ちがいい。外はいい天気。いい事だ。いい1日にしよう。

 MIYAI


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by sandfish2007 | 2014-10-19 09:58 | diary | Comments(0)

レプタイル

 すっかり涼しい朝。エリック・クラプトンの『レプタイル』をかけて、熱いコーヒーをすする。これは亡くなった叔父さんへ捧げたアルバムで、エリック自身による短いライナーがとても素敵だったりする。叔父さんを亡くしたとき、エリックは茫然とし、しばらくの間は誰にも会わず、叔父さんとの想い出に浸る毎日を送ったと綴っている。その後、短期間でこのアルバムを制作している。半分ほどがカヴァーであり、オリジナルはどれもリラックスしていて優しい。全編通してインプレッションズの面々がコーラスをつけており、どこかノスタルジックで暖かな雰囲気だ。こんな風に人を想い、想われるというのは、どういう気持ちなのだろう…とをふと思ってみたりする。慌ただしい毎日の中にいると、立ち止まるのがなかなか難しく、親しい人に心を寄せることもままならない。

 すっかり涼しくなった朝。空には刷毛でかいたような雲が浮かんでいる。親族や友人など、僕もこれまで何人もの人達を見送ってきた。今朝、彼らのことを思い出したのは、このアルバムを聴いたからなのか。それとも、秋が深まったからなのか。懐かしい顔を思い浮かべることができてよかった。慌ただしい毎日の中にいると、立ち止まるのはなかなか難しいから。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-18 07:35 | diary | Comments(0)