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Sandfish Records Diary

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無為に過ごす日曜日

 無為に午前中が過ぎていった日曜日。外はあったかくて気持ちがいい。髪を切ろうか、散歩に行こうか、なんか食おうか…。あ、仕事仕事。

 昨夜はジョージ・ハリスンのレコードをたくさん抱えて出かけた。まずは馴染みの隠れ処「海樹」へ。冷酒とイサキのお刺身。ビールにはカキフライとお好み焼き。最後にアサリの味噌汁。大満足。「海樹」はカウンターもテーブルもほぼ満席で、じわじわと年末感が漂いつつあった。そのまま馴染みのバー「サウサリート」へ。ジョージ・ハリスンの命日にちなんでのDJナイト。ソロ時代のジョージだけを21時から午前1時半まで延々とかけつづけた。お客さんの入りはぽつぽつだったけど、常に誰かはいてくれたので、マスターとふたりぼっちになることはなかった。全然飽きなかったし、どの順番でかけても気持ちよく聴けた。ジョージは偉大だ。

 今朝目が覚めたら、ちょうど妻が出かけるところだったので、ベランダから見送った。まだ7時前だったけど、外はほんのりと暖かかった。それから2度寝し、むくりと起きて、脱ぎ捨ててあった服をしまい、なにも失くしてないかを確認し、財布の中身も確かめ、ほっとひと息ついて、コーヒーを飲んだ。それから数時間、だらだらと無為に過ごした。現在、午後1時30分。窓から入る陽射しがとてもまぶしい。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-30 13:32 | diary | Comments(0)

13年目のジョージの日

 今日は敬愛するジョージ・ハリスンの命日。あれからもう13年がたつけれど、ジョージは今も変わらず僕の目標でありつづけている。以前、馴染みのバーでいつものように音楽の話をしてたとき、もしなれるなら誰になりたいといった話になって、僕はザ・バンドのメンバーがいいなぁと言ったんだけど、マスターが「ジョージ・ハリスンもいいよね」とつぶやいたとき、僕は慌てた。「あーっと、前言大撤回。俺、ジョージがいいっす。ジョージしかないっす。まいったなぁ、なんですぐに思いつかなかったんだろう?」。そのとき僕は気づいたのだ。そうか、僕はずっとジョージ・ハリスンのような人になりたいと思っていたのだ。

 もちろん僕はジョージに会ったことがないので、実際のところジョージがどんな人なのか知る由もない。彼の音楽を聴いたり本を読んだりして想像するしかない。でも、そんな想像をかれこれ30年くらいつづけてると、自分の中でのジョージ・ハリスン像がけっこうしっかり出来上がるものなのだ。体制に組みしない。声高に主張しない。皮肉とユーモア。己を知り、自分の人生を生きる。美しいものを美しいと感じる。仲間を大切にする。えとせとら、えとせとら…。

 僕が思うに、ジョージは誰かの声にならない気持ちをわかる人だった。それは彼の音楽を聴けばよくわかる。ジョージはそういう人のことを叱咤するでも励ますでもなく、ただ黙って隣にいてあげるようなところがあった。うまく言えないのだけど。

 ビートルズ・ファンになったばかりの頃、ステージの一歩下がった場所で足をくの字に曲げてリード・ギターを弾くジョージの写真を見たのを覚えている。すごくかっこよかった。もしかすると、あれがすべての始まりだったのかもしれない。つまり、僕はこの人のようになりたいのだと。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-29 07:38 | diary | Comments(0)

シェイプス&パターンズ

 スウィング・アウト・シスターの『シェイプス&パターンズ』を聴いたら、やけに懐かしい気持ちになった。クレジットを見ると1997年の作品だから、僕は27歳だったことになる。社会人3年目で安アパートに一人暮らし。会社の給料は普通だったけどボーナスや住宅補助がちゃんとあったので、贅沢をしなければ多少の貯金は勝手に貯まった。僕のこれまでの人生で自由に使えるお金が一番あった時期だった(翌年にはその会社も辞めちゃうのだけど)。バブルは数年前にはじけていたけれど、音楽業界はまだ元気で、僕のような無粋者でもちょっとはお洒落なことに気をかけることができた。だからだろうか、スウィング・アウト・シスターのこのアルバムを聴くと、先行き不安など(少なくとも僕は)感じていなかったあの頃の華やいだ気持ちを思い出すのかもしれない。

 今では多くの人達が得体の知れない不安を抱えながら毎日を過ごしている。「あの頃はよかった」などと言うつもりはないし、比較するのもナンセンスだ。なぜなら僕らは今を生きているわけだし、それしかないからだ。時代はいつだっていい事もあれば悪い事もある。それでもこんなことを書いているのには、それなりの(僕なりの)理由があったりする。この15年ほどを振り返ると、身近でも心の病気をする人が増えたし、中には自ら死を選ぶ人もいた。それはけっして他人事ではなく、ちょっとバランスを崩したら、誰しもそうなる可能性があると感じるからだ。先日もそんな知らせを聞いたばかりだ。

 僕が住む町にも、ときおりバブル時代にあったような店が開店して、僕より歳上のおじさんやおばさん達が楽しそうにお酒を呑んでいるのを見かけることがある(店がオープン・テラスだったりするのだ)。僕はああいう店は好きになれないが、彼らもその店で華やいだ気持ちを思い出すのかもしれないし、少しばかりほっとするのかもしれない。それならそれでいいのかなと思ったりもする。僕が好きか嫌いかなんて、どうでもいいことだ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-28 07:46 | diary | Comments(0)

進行中

 雨上がりのとても気持ちのいい朝。シャワーを浴びて、ベランダで背伸びをして、コーヒーを淹れて、ママキャスのレコードをターンテーブルにのっけて、ロックオン。カーテン全開で、陽射しはまぶしいくらいだ。

 地元の町から出ない生活になって久しい。よほどの用事がなければ電車には乗らない。それでも仕事になるのだから、パソコンとインターネットには感謝しなければいけないのだろう。とはいえ、フェイス・トゥ・フェイスが基本なのには変わりない。

 現在、この町唯一のCDショップとちょっと面白そうな話がすすんでいる。先日、久しぶりに連絡があり打ち合わせに行ったら、スケジュールがかなりタイトなことが判明。「大丈夫かいな?」と思わないでもないが、先回りして準備だけは進めておくとしよう。というわけで、音さがしはひとまず置いといて、しばらくはこちらの企画に集中することにした。スケジュール通りにいけば、年内には詳細報告できると思いますので、どうぞお楽しみに。

 今日は本当にいい天気。気温もあがって小春日和になるんだそうな。こんな気持ちのいい秋の1日は今年最後かもしれない。仕事の合間に少しでも出歩けたらいいな。どうかな。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-27 09:07 | diary | Comments(0)

連日の深酒

 天気のよかった日曜日。ぽかぽか陽気に誘われて裏山をぶらりと歩いたら、とても気持ちがよかった。駅前ではイベントがやっていて、馴染みのバー「ケインズ」の看板イベント「藤沢歌謡会」と「Voices Inside」も駅前広場にて出張営業。そのディープな内容が白日のもとにさらされたのは大変意義深く、僕は軽い興奮を覚えた。遠くからフランク・ザッパ・ファンの先輩が遊びに来てくれてびっくり(夜勤明けだと知ってさらにびっくり)。ふたりで焼き鳥屋で軽くひっかけてから夕方の「ケインズ」へ。カウンターに座り、地元の仲間達とディープな話をひと花咲かす。そのうちひとりふたりと去って行き、またひとりふたりとやって来た。イベントがお昼だったこともあり、僕の時間感覚は狂っていた。時計の針は午後8時。僕の気分は午前1時。しかもお酒をご馳走になったりして、だらだらとカウンターに居座り、時計がちゃんと午前1時になるのを待って帰宅。連日の深酒とあいなったのであった。

 というわけで、今日はちょっと疲れ気味。学習しない自分にしょんぼり反省しつつ、こんな日記を書いてる昼下がり。今日はこの家に引っ越してきてちょうど1年。引っ越してほんとによかったと思ってる。これからも1年1年を大切に積み重ねていこう。ひとまず、お腹が空いたのでなんか食べにいこう。いつか近所に気の利いた定食屋ができたらいいなと思う。
 
 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-24 11:58 | diary | Comments(0)

嗚呼、パブロック!

 きりっと冷えた朝。昨夜の気分の名残で初期エルヴィス・コステロを堪能中。かっこいい。ドタバタと暴れまわるアトラクションズの演奏は、反骨のロックン・ロールそのものだ。

 昨夜の「パブロックナイト番外編」は、「バー・ケインズ」らしいディープなレスポンスが飛び交う楽しい夜となった。「なんでこうも酒が進むのだろうねぇ」と友人が言ってたので、そういうパブロッキーな時間だったということでしょう。各DJ陣の選曲&トークも愉快痛快だった。僕はといえば、CDJミキサーの使い方がわからず(停止ボタンないんだね。知らなかった)、ひどいもんだったけど。ちなみにセットリストは下記の通り。アメリカのイースト・コースト・バー・ミュージックからロンドンのパブ・シーンへいって、最後は究極の酒場バンドで締め。

 Got to be a Better Way to Home / Southside Johnny & The Asbury Jukes
 Seaside Bar Song / Bruce Springsteen & The E.Street Band
 (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes / Elvis Costello
 Do Nothing Till You Hear from Me / The Rumour
 Sally MacLennane / The Pogues

 いつものDJイベントに比べると終わるのが早かったから、なんとなく時間を持て余す。時計は午後10時30分。気分は午前1時。だらだらとカウンターに居座り、時計もちゃんと午前1時になったのを確認して帰宅した(整合性は大切だ)。
 
 それにしてもいいなぁ、パブロック。酒場に集う僕らのような輩の気持ちを代弁してる。歌詞の内容じゃなくてサウンドがだ。世間の波に反抗して、裏ぶれて、それでも自由に生きることを夢見てる。写真はジェレント・ワトキンスの最新作。歌声が沁みた。アナログ盤で持ってるなんてうらやましい。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-23 09:21 | diary | Comments(0)

今夜はCDJ

 一昨日の雨でまたひとつ季節が進んだような。秋も大詰め。冬の一歩手前。そんな感じ。コーヒーが美味い。

 今夜は馴染みのバー「ケインズ」で「パブロックナイト番外編」があって、僕も5曲ほどかけさせてもらう。せいぜい20分程度の短いセットなので気楽だ。「さて、なにをかけようかな?」と考え、「エルヴィス・コステロは1曲かけたいなぁ」と思ったところで、僕が持っているコステロのアルバムはほとんどがCDであることに気がついた。

 僕がコステロの音楽を新譜だけでなく過去の作品まで遡って聴くようになった頃、ちょうどすべてのオリジナル・アルバムが出し直しになったのだけど、その内容というのが凄かった。というのも、どの作品にもアルバム1枚分ほどのボーナス・トラックが収録され、コステロ本人によるライナーと全曲解説付き。歌詞対訳も完備。僕は中古のアナログ・レコードで集めるのが馬鹿らしくなり、このシリーズの発売日を毎回心待ちにしながらせっせと買い揃えていったのだった。

 DJの真似事をするとき、僕はいつもアナログ・レコードをかけるのだけど、今回はそんなコステロ事情もありCDを中心にかけることにした。お客さんにすればそんなものはどうでもいい話だろうが、僕個人としては珍しいことなので秘かに盛り上がってたりする。

 パブロックは酒場ロックだ。酔えば酔うほど盛り上がる。憂さも晴れる。悲しい気持ちを誇りに変えて陽気にいこう。土曜日の夜には、いつだって何かが起こるのだ。

「パブロックナイト番外編」
【ゲスト】小尾隆(音楽ライター。「パブロックのすべて」監修)
 11/22 18:00 open/start
 No Charge(投げ銭)
 Bar Cane's(バー・ケインズ)
 〒251-0052 神奈川県 藤沢市藤沢991野口ビル2階
 0466-28-5584
 gen@barcanes.com

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-11-22 07:33 | diary | Comments(0)

雨が降った日のなごやかな夜

 ヤフオクで落札したマックブックが届いた。古いマックから取り出したハードディスクをハードディスク・ケースなるものにはめ込み、マックブックに繋いでみるとじたばたしながらも認識してくれた。外付けのOSからも起動できることを確認。これでよし。とはいえ、いつ壊れるかわからないので、必要最低限のデータは移行し、必要最低限のドライバをインストールし、必要最低限の設定を行ったら、あっという間に夕方になった。マックブックは思っていたよりも小さく、机の上でちんまりと鎮座している姿はなかなかかわいい。これからはこれがメインPCになる。大事に使おう。

 予想外の冷たい雨が降った1日だった。夜はダッフルコートを着込み、バスに乗って鎌倉までご飯を食べにでかけた。びっくりするくらい美味しい魚を食べさせてくれる食堂で、あんなに大きなホタテの貝柱を僕は初めて食べた。それは間違いなくこれまで食べたホタテの中で一番美味しかった。熱燗をいただき、ウニ、カニ、大間の本マグロ、サバ、マコガレイと箸はすすみ、大きなキモをもったカワハギは鍋でいただいた。初めましてだったご家族は、妻の実家とはちょっと不思議なくらいストロングなご縁で結ばれており、妻のことは生まれたときから知っていて、昔の楽しい話をいろいろとしてくれた。話題は数十年前から現在までを縦横無尽に行き来し、僕は人に歴史ありだなぁと感心することしきりだった。総勢8人での晩ご飯は、なごやかな笑いにあふれていた。

 帰宅してからは、マックブックのiTunesにウイングスの『ヴィーナス&マース』と『スピード・オブ・サウンド』を入れた。今朝はそれを聴きながらこの日記をつけている。7年前のマックブックだけど、いちいちお洒落だったりする。なんだか楽しい。

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by sandfish2007 | 2014-11-21 07:41 | diary | Comments(0)

冬への心構え

 まだ薄暗い午前6時。フリースをはおり、ささっと朝食を済ませて穴倉へ。膝掛けをのせてパソコンを起動。ウディ・ガスリーを聴きながらコーヒーをすすっている。ここ数日で冬の気配を感じるようになった。ヒートテック、毛の裏地がついたジャンパー、手袋、ニットキャップ…必然的にそうなった。あとひと月もしないうちにダッフルコートを着込むことなるのだろう。12月はすぐそこだ。

 というわけで、年内のスケジュールを頭の中で整理してみたら、すぐに終わった。対外的に参加するものは3つだけ(すべてDJもどき)。このまま予定はできるだけ増やさないでいよう。かつては、忘年会だなんだと酒が呑めるというだけで率先して浮かれていたが、今は違う。いつかまたそんな日が来るのかもしれないけど、今年は違う気がする。

 昨夜、煮込んだ大根と厚揚げにからしをつけて食べたら、体の芯からあったまった。リビングにはコインランドリーで洗濯してきた冬仕様のラグを敷いた。徐々に冬への心構えを整えつつある。真下の家族が引越したので、昨年よりは底冷えするかもしれない。でも、家では裸足で歩いてる。靴下が好きじゃないのだ。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-11-19 07:24 | diary | Comments(0)

コインランドリーの待合室で

 我が家のマッキントッシュがお亡くなりになって2週間(※ウインドウズは生きている)。僕はパソコンの故障に右往左往するのを好まないので、しばらく静観してたんだけど、これから年末に向けて「このままだといろいろ支障をきたすなぁ」と思い当たり、おずおずと向き合うことにした。あれこれと策を練ってはみたものの、多少の散財はどうしても避けられず、昨日は中古のマックを購入すべく、たくさんの調べ物をした。で、日付が変わる頃に無事1台のマックブックをヤフオクで落札した。ふぅー。これで先日いただいたライナー代がきれいに消えることになった。ディラン&ザ・バンドの『地下室』ボックスがほしかったんだけど、まぁ、しょうがないね。

 お金を振込み、フェイスブックを見たら、大学時代の先輩が写真をアップしていた。かつて僕も行ったことのある峠で自転車と一緒に写っていた。着ているレーサー・ジャージも、乗っている自転車も、大学時代と同じものだった。「25年前のだよ」とのこと。パソコンも大事すればこれくらい使えるといいのになと思った。

 そんな心休まらない1日の合間に、ラグを持ってコインランドリーへ。洗濯・乾燥をしている間、誰もいない待合室のベンチに座り、ウディ・ガスリーに関するエッセイを読みながら、僕は大学時代に自転車旅行をしていたときのことを思い出した。ひたすら移動をつづける旅の途中で、何度かコインランドリーに立ち寄っては汗にまみれた服を洗濯した。洗濯が終わるのを待っている間の、特に何もすることのないあの時間が、僕は好きだった。頭をからっぽにして、何も考えずにいられた。旅のことも。その先のことも。昨日もそんな感じだった。変わらないんだなと思った。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-11-18 07:15 | diary | Comments(0)