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Sandfish Records Diary

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リクオ with ホーボー・ハウス・バンド@下北沢ガーデン (2015.1.30)

 リクオ with ホーボー・ハウス・バンド@下北沢ガーデン。たっぷり2時間30分、笑顔と解放感に溢れた夜だった。ストリングスを含めた総勢8名によるバンドの演奏は、ライヴハウスという狭いステージならではの親密さで、ほどよい緊張感を保ちながら終始ラフな表情を見せた。

 きっとリクオさんには日頃のソロや少人数でのライヴとはまた違った気持ちがあったのだろう(と、勝手にそう思っている)。この夜が、お客さんにとっても、バンドにとっても、そして自分にとっても、日常から解き放たれた瞬間の連続になるようにと、いつも以上に心を配っていた気がする。それは時折見せる力技というか、マンパワーで音楽全体を引っぱり上げるような演奏からも感じられた。「ハッピー・デイ」のファースト・ヴァースでの力強いヴォーカル、「光」での圧巻のピアノ・ソロ、そして笹倉慎介くんが歌った2曲でのバッキング等でも、それは感じられたことだった。

 そして、リクオさん自身が解放されることで、僕らも解放されていった。音楽を奏でるその瞬間に注がれたエネルギーが興奮を生み出していた。ある一瞬に見せる意を決したような表情、歌声の力強さ、シャウトが、僕らの心を鼓舞し、勇気を与え、解放した。それはロック・ミュージックならではの美しい循環で、あとは流れに身をゆだねるだけでよかった。コーラスの真城めぐみさん(ヒックスヴィル)が歌った「皆既月食」は、そんな雰囲気を作り出すいいきっかけとなっていた。

 本当に楽しいことは自分だけじゃなく、みんなで共有しないと実現しない。そのようなことをリクオさんは言っていた。昨日の演奏はまさにそんな夜にしようという意志に溢れていた。素晴らしかった。バンドも。リクオさんも。そして多分、僕らも。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-31 07:55 | diary | Comments(0)

昨日はポール、今日はリクオ

 昨日、ポール・マッカートニーの来日公演決定が正式に報じられた。都内では号外が配られ、ネットではポール本人のビデオ・メッセージも配信された。発表になったのは、京セラドーム(大阪)1公演(4/21) & 東京ドーム3公演(4/23、25、27)。武道館での追加公演も噂されている。

 で、僕はといえば、もちろん観に行く。東京ドームの3日間、ポールに会いに行く。チケットはS席18,000円 × 3日間。…さて、どうしたものか?まぁ、どうにかするんだけど。とにかく、ポールがまた日本に来てくれる。そのことが嬉しくてしょうがない。う~(武者震い)。

 でもその前に、今日はリクオさんのライヴを観に行く。会場は下北沢の「ガーデン」。総勢7名によるホーボー・ハウス・バンドを率いてのライヴは、昨年6月の渋谷・伝承ホール以来2回目。このときの模様はCDとDVDでも発売されており、ご縁あって僕がライナーを書かせてもらった。同じ編成ながら、前回はホール、今回はライヴ・ハウス。あのときとはまた違った空気に包まれることだろう。

 リクオさんのライヴは、様々な感情がポジティヴなエネルギーへと昇華されて放たれる瞬間の記録だ。それは希望となり、生きる力と笑顔を生む。今夜またそんな体験ができるのが待ち遠しい。チケットは、前売り4,500円(本日15時までメール予約可;reserve@rikuo.net)。当日券は5,000円。開演は19時30分。ぜひ会場でお会いしましょう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-30 07:45 | diary | Comments(0)

海辺のサイクリング・ロード

 海まで自転車で15分の距離でありながら、今の家に引っ越してから海辺のサイクリング・ロードが縁遠くなった。28歳でこの町に引っ越してきて17年がたつ。その間、このサイクリング・ロードほどよく走った道は他にない。ある時期はほぼ日課のように自転車をこいでいた。

 昨日はその道を(おそらく)ほぼ1年ぶりに走った。16年間身近にあった風景が、たった1年疎遠になっただけで、やけに懐かしく感じられた。自転車をこぎながら、自分がその時々でどんなことを思いながらこの道を走っていたのかを、僕は思い出せる範囲でなるべく時系列に並べてみた。どれもがぼんやりとした抽象的な想い出だったけど、胸に去来するものがあった。それらは押しては返す波のようであり、降り積もっては溶ける雪のようでもあった。

 帰り道、結婚して最初に住んだアパートの前を通った。かつて僕らがいた部屋には、今は別の誰かが暮らしていた。近くの公園の前で、同じ棟に住んでいた家族と偶然会った。僕らは挨拶をし、お互いの近況を報告し合い、笑顔で手を振って別れた。彼らとの再会をこんなに喜んでいる自分に少し驚いた。そんな彼らもまた1ヶ月後には引っ越すのだと言っていた。

 なんてことのない日常が積み重なっていく。その中には大切な何かが隠されている。いつかその温かさに気づく時がくる。そういうものなのかなと思ったりした。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-26 09:33 | diary | Comments(0)

悲しいニュースを聞いた朝に

 数日ぶりに気持ち良く晴れた朝。鳥たちの鳴き声になごむ。もうしばらく聞いてからレコードをかけよう。もうしばらくしてから。

 2日つづけて早寝したことで、気づかぬうちにたまっていた疲れが随分とれた。そして、今日は日曜日。僕もそれらしくオフの日とする。充実したオフにしよう。

 20代の頃、今日みたいな天気のいい日に家にいると妙な罪悪感があった。僕はとりあえず出かけ、太陽の下で体を動かし、ビールを呑んで、夜は友達と会ったり、音楽を聴いたりした。充実感を求めていたし、なにかしていないと気が済まなかった。それが今じゃなーんもしてなくても平気だし、罪悪感はゼロ。僕は安らぎを求めるようになり、休息の本当の意味を知るようになった。

 でも、今日は無為に時間を過ごしたくない。なにかしていたいし、1日の終わりに充実したいいオフだったと思いたい。

 そんな感じで、今日という日曜日が始まった。カーテンを全開にして、キャロル・キングの『ファンタジー』をターンテーブルにのせよう。そして、祈ろう。世界が今も美しく、希望に溢れてますように。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-25 08:38 | diary | Comments(0)

ちょうどいい

 だんだん空が白んできている。この日記を書き終える頃には明るくなっていることだろう。朝はいつだってちゃんとやって来る。いいことだ。

 昨夜は誕生日プレゼントでいただいたフランス・ワインを呑みながら、同じくいただいたビートルズ本を読んだ。ワインは美味しく、本は面白い。そして、朝からずっと眠かったので、23時にはベッドに転がり込んだら、午前2時と3時と4時に目が覚めた。ふぅむ。今夜もまだワインは残っているし、本はまだ読み出したばかりだ。お楽しみにはつづく。キープ・オン。

 で、今は「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を聴いている。不思議な歌だから、何年たっても飽きない。ジョン・レノンは100年聴いても飽きないと言っている。確かめられないけど、多分ザッツライト。

 調子にのってお金を使っていたら、財布がふわふわと飛んで行きそうなくらい軽くなっていた。しばらくは質素に暮らそう。本を読んだり、音さがしをするにはちょうどいい。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-24 07:02 | diary | Comments(0)

パネルが設置されました

 フェイスブックのレーベル・ページには既にアップ済みだけど、タワーレコード藤沢店に大きなパネルが設置されました(写真参照)。昨日は雨だったので、濡れないようにと、くるくるに巻いて持っていったら、切り貼りして作ってあるのであちこちがめくれてしまい、店で広げたときには必要以上にハンドメイド感が出ていた。僕が「うーん…」と唸っていると、店長さんが「いいじゃないですか。遠くから見ればわかりませんよ」と言ってくれたので、「そうですか?」ということで、そのまま設置することにした。なかなかいい感じ。入口からどーんと見えるので、ぜひお店を覗いてみてください。

 戦前的なお洒落レーベルをやっている友人と久しぶりに会って、年齢層の高いカフェでお茶を飲み、夜は珍しく銀座へ。その頃には雨もあがっていたので、待ち合わせの時間までぶらぶらと通りを歩いてみて、やっぱり銀座はすごいなぁと思った。華やかなショーウインドーを眺めているだけでも楽しかった(別世界すぎて)。この夜は友人が誕生日のお祝いにと、おでんの名店に連れていってくれた。とても美味しかった。そして、とても高かった。店の人がカウンターの中から高いメニューをズバズバとすすめてくるのだけど、これがなかなか断れない雰囲気で、ほぼ言いなり状態に。この辺りの躊躇のなさもさすが銀座の名店というべきか。いやはや、我が人生最高額のおでんでした。何度頭を下げても足りないくらいだ。本当にご馳走さまでした(ぺこぺこ)。ポール・マッカートニーの来日にまつわる実話&噂をあれこれと語らい、その内容にびっくりしたり頷いたりしつつ、終電近くまでこんこんとお酒を呑んだのだった。楽しい夜でした。感謝。

 そんなわけで、大変眠い朝。無理矢理起きてはみたが、この睡魔…。どうしよう…。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-23 07:25 | diary | Comments(0)

パネル完成

 サンドフィッシュ・レコードのパネル(写真参照)。未熟者ゆえいろいろ手違いなどあり時間がかかったけど、どうにか完成しました。タワーレコード藤沢店に飾られます(本日の午後に持ち込む予定)。縦100cm×横70cm。A4用紙14枚を切り貼りして作ったのであちこちズレてますが、まぁ、そこはご愛嬌ということで。これでうちのコーナーも見つけやすくなるはず。お近くの方はぜひお店に足を運んでみてください。ディスプレイ後の写真も後日アップ予定。

 昨夜は馴染みのバー「サウサリート」へ。誕生日の心遣いをいただき感謝。この店に通って10年あまり。僕の地元でのつながりの多くはここに端を発する。たくさんの友人達と知り合い、たくさんのいい音楽を教えてもらった。昨夜も初めて聴く北欧のジャズのレコードが流れていた。アンドレ・プレヴィンのようなセンスのいいピアノの演奏が心地良かった。寒い夜だったから温かいものが食べたくて、鶏肉のフォーを注文したところ、残ったスープを使って雑炊にしてくれた。チーズたっぷりのピザも美味しかった。10年ほど前に知り合った友人(というか先輩)に久しぶりに会えたことも嬉しく、心温まるひとときだった。

 サンドフィッシュ・レコードを始めたときに思ったのは、地元に根づいたレーベルになりたいということだった。まだまだなのはわかっているけど、ずっと応援してくれている人がいるのも知っている。少しづつ恩返ししていきたい。「サウサリート」でお酒を呑みながら、このパネルを作りながら、そんなことを改めて思ったりした。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-22 11:44 | diary | Comments(0)

けっこう大変なこともあるのだ

 基本的に僕はお金がなくてもさほど気にする事なく生活できる方だと思う。これは長年の貧乏生活で培った素養とでもいうもので、ビートルズが言うように愛はお金じゃ買えないわけだし、お金があったって幸せになれるとは限らない。それなら、わずかなお金の為にあくせくして心がすり減ってしまったらしんどいので、どんな場合でもお金は二の次くらいに考えてた方が楽しいんじゃないかなと思ってたりする。別に貧乏を楽しんでいるわけではなく、ただやり過ごせるというだけだけど。

 しかし、そんな僕でもポール・マッカートニーが来日したときだけは、「あぁ、もうちょっとお金があればなぁ」と痛切に思うことになる。もしポールが来たら、東京公演はすべて足を運びたいし、できれば大阪あたりにも足を伸ばしたい。ポールの来日なんてそうそうないことなのだから、いざとなればそれくらいはいいでしょうと思っていた。ところが、一昨年に11年振りの来日を果たし、僕もけっこうがんばってやりくりして観に行ったら、昨年まさかの再来日。「うー」と呻きながらもどうにかやりくりしたときには、けっこう心が擦り減っていた。で、まさかまさかの公演中止でぽっきりと折れた(お金は戻ってきたけど)。

 そんなポールが、今年またやって来るとの噂がまことしやかに流れている。本人がインタビューで語ったことで俄然信憑性が高まった。とても嬉しい。嬉しいのだが、またあのやりくりが始まるのかと思うと、「はぁ…」と溜息のひとつくらいはついてしまう。がんばりすぎて心が擦り減っては、せっかくのポールのライヴを楽しめなくなる。だから、今回はあまりがんばり過ぎないようにしようと自分に言い聞かせている。あまり背伸びせずに、身の丈でポールの来日を楽しめたらいいなと思っている。できるかなぁ。どうかなぁ。

 長年熱心なファンをつづけていると、それはそれでけっこう大変なこともあるのだ(わかってもらえないかもしれないけど)。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-21 07:36 | diary | Comments(0)

なぜだ?

 今度、タワーレコード藤沢店のサンドフィッシュ・コーナーに、縦1メートル幅70センチの大きなディスプレイをつけることになっている。「レーベル・ロゴをどーんとでっかく見せたいのです」と店長さんが言うので、「それはいい考えですな」と僕は答えた。業者に頼むとお金がかかるので、こういう場合はいつも自分で作るようにしている。A4サイズの紙を14枚使って貼り合わせていくのだけど、これが思ったよりも難航し、さっさと納品するつもりが、結局、8時間かけても仕上がらず、半分放心した状態で夜道をとぼとぼと歩き、馴染みの店「田火田」へ。

 お客さんでいっぱいのカウンターをなんとか詰めてもらって着席。熱燗とサヨリのお刺身、まぐろの西京焼、雷コンニャクをいただくと、放心した心も元に戻った。居合わせた面々と語らい、「さて、そろそろ帰ろうか」とコートを着たところで、突如熱い野球話が始まった為、もう1度コートを脱いで熱燗をおかわりしたのだった。

 帰宅してからも、やめときゃいいのに2次会。ポリスやブルーハーツを聴きながら、眠い目をこすりつつビールを呑んだ。眠いなら寝ればいいのにね。なぜだ?

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-20 06:30 | diary | Comments(0)

りぶさん@Bar Cane's(2015.1.18)

 昨夜は、りぶさんというトリオのライヴを観に「バー・ケインズ」へ。りぶさんのことはずーっと前からいろんな人に「いいよー」と聞いていて、いつか観てみたいなぁと思ったまま10年あまりがたってしまった。で、やっとこ観たりぶさんのライヴ、これが本当に楽しかった。僕はけたけたと笑いながら、気持ちのいい歌と演奏に体をゆらゆらと揺らし、「こんなに楽しいならもっと早く観に来ればよかったなぁ」と思ったのだった。

 ハートマークの変なパンツをはいたリーダーは、素晴らしいトーンのギターを弾き、生き急ぐような速さでマンドリンを鳴らし、ずっこけるようなトロンボーンを吹いた。清潔な農民のようなヴォーカリストは、野太い声でソウル・マナーのシャウトをし、農民らしい実直さで切々と愛の歌を唄い、自分で言った冗談にひとりでウケていた。爆発キャラのベーシストは、数々の変顔を繰り出し、ブンブンと唸るベースでバンドに最高のグルーヴを与え、来たる節分に向けて恵方巻きの替え歌を披露した。3人とも歌えるのは彼らの最大の強みで、3人の声が合わさるとその音楽は広がりをみせ、一段高い場所へと引き上げられた。

 そんなライヴをたっぷり2時間以上、笑ったり手を叩いたり声をあげたりしながら楽しんだ。終演後もハッピーな空気は店内に余韻として残りつづけた。僕も気持ちがふわふわし、自然と杯を重ねていった。で、気がつけば午前2時。財布はからっぽ。ははは…。

 そんなわけで今朝はたっぷり寝坊し、さっきりぶさんのCDを聴きながら遅い朝食を食べたところ。あー、楽しかった。また観に行こう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-01-19 11:23 | diary | Comments(0)