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Sandfish Records Diary

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良いお年を

 大晦日。2015年も今日でおしまい。昨夜の忘年会では記憶が飛んで、気がついたらみんないなかった。最後の最後までなんだかなんだか…。もし迷惑をかけてたらごめんなさい。

 今年を振り返ると、ポール・マッカートニーの来日公演とジョン・リーゲン『ストップ・タイム』のリリースが、心に残っている。悲しかったのは、羊毛とおはなのはなちゃんが亡くなったこと。この3つの出来事は忘れないと思う。

 タワーレコード藤沢店が、サンドフィッシュ・レコードのコーナーを閉店まで大きく展開してくれたこと。6年間つづいたレディオ湘南の「サンドフィッシュ・カフェ」が、パーソナリティーであるはっとくんの沖縄移住に伴い終了したことで、地元での活動にひとつの区切りがついた感覚がある。でも、きっとまた新しいことが始まるのだろう。

 国の政治は、この1年できな臭い方向へ大きく動いたように感じている。いろんなことが変わろうとしている。みんなが安心して暮らせる世の中になってほしい。

 なんであれ、無事に年を越せることに感謝を。家族に、仲間に、支えてくれたすべての人に。大晦日も笑顔で過ごし、新しい年を迎えられますように。
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by sandfish2007 | 2015-12-31 12:15 | diary | Comments(0)

晦日

 晦日。今年もあと2日。昼はアルバイト。夜は酒場仲間との忘年会。ほろほろと酔っぱらって大晦日を迎えることだろう。

 長年、僕の居場所は酒場にある。酒場には音楽あり、仲間がいて、酒がある。昨夜も馴染みの酒場を2軒挨拶してまわった。それぞれの店でその店らしい話をした。今年を振り返ってみたが、1軒目ではたいしたことは思い出せず、2軒目では亡くなった友人ミュージシャンの話になった。

 帰宅してから、缶ビールを呑み、バート・バカラックのソングブックを聴いた。もう一度今年を振り返ってみたけど、酔った頭で思い出せることは少なかった。それでも悪い気はしなかった。思い出せないのは、穏やかな日常を過ごせたからだろう。

 こうしてまた1年が過ぎていく。家族や仲間の元気な顔を見れて嬉しい。そのことを感謝してる。大人になるのも悪くない。
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by sandfish2007 | 2015-12-30 07:01 | diary | Comments(0)

今年もあと3日

 今年もあと3日。ジャクソン・ブラウンが流れる穴蔵。夜明け前。外では月が煌煌と輝いているが、あと1時間もすれば朝の光に変わる。新しい1日が始まるのは、年の瀬でも同じ事。

 昨日は、おそらく今年最後になるであろう出荷をし、午後はとある取材を受けに自転車で湘南T-SITEへ向かった。「VEEMOB」というインターネット・メディアで、サンドフィッシュ・レコードを紹介してくれるというのだ。待っていたのは黄色いコートを着た30代の女性編集者で、タワーレコード藤沢店でのうちのコーナーを見て、興味をもったとのことだった。このブログも読んでくれているそうで、そのことが逆に彼女には取材をしにくくさせているようでもあったが、僕にしてみれば話が早くて助かった。テラスのテーブルに座り、温かいコーヒーを飲みながら、レーベルのこと、音楽のこと、いろいろと話をさせてもらった。初対面だったが、相手が自然体で接してくれたおかげで、リラックスした、楽しい時間となった。

 夜は馴染みの店へ年末の挨拶に出かけた。1軒目では釣りたてのナマコをいただき、2軒目ではおでんとその残り汁でにゅうめんを食べさせてくれた。何かが終わり、また別の何かが始まる。そんなことの繰り返しの日常の中で、変わらずにいてくれる場所があるというのは、なによりもありがたい。

 夜明け。穴蔵。ジャクソン・ブラウン。新しく始まること。変わらないもの。今年もあと3日。
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by sandfish2007 | 2015-12-29 06:40 | diary | Comments(0)

ザ・リバー・ボックス

 ブルース・スプリングスティーンの名作『ザ・リバー』。先日、その豪華ボックス・セットが発売された。その中にスプリングスティーンが当時のことを独白するドキュメンタリー映像が収められている。『ザ・リバー』制作時、スプリングスティーンは30歳になっていた。当時を振り返り、こんなことを語っている。

 自分は人と関わる勇気がなかった。自分もバンドも大人になりきれていなかった。でも、30歳になるといつまでもそうではいられなくなった。このアルバムでは、社会的にも人との関わりをもとうとした。つまり、社会的な責任や結婚など人生を人生たらしめるものと向き合おうとした。このままでは想像の物語に生きてしまう。それは人生じゃない。物語は物語だ。

 『ザ・リバー』で、スプリングスティーンの詩作は大きな変化をみせる。スプリングスティーン自身が歌の主人公ではなく、他者の人生を伝える語り部としての立場を強くしていく。でも、最初は歌詞がうまく書けなかったという。アルバム制作は一旦中断される。ボックス・セットに収められたアウト・テイクス集には、そのときの録音も収められている。対訳を見ながら聴くと、確かに歌詞に苦労している跡がそこかしこに見受けられた。いくつかの曲では同じフレーズが使われていたし、中にはトム・ウェイツの曲の歌詞をほとんどそのまま歌った曲もあった。こうした過程を知ることができたのは、とても興味深かった。

 正直に言うと、こうしたボックス・セットのリリースについて、僕はあまり肯定的ではない。興味深いアウトテイクスも、素晴らしいライヴ映像も、高額のため一部のマニアだけのものになってしまう。もっと手軽に聴かれるべきだと思う。でも、制作過程からツアーまでがひとつにまとめられることで、より深くこのアルバムを理解することはできる。

 昨日の夕方から日付が変わるまで、僕は『ザ・リバー・ボックス』を文字通り堪能した。ドキュメンタリーとライヴ映像を観て、アウトテイクス集、一度はアルバムとして完成しながらも発売されることのなかったヴァージョン、そしてオフィシャル・リリースされたアルバムを聴き返し、言葉を失った。胸に大きなものが広がるのを感じた。ひとりのアーティストが、喜びと孤独を行き来しながら、自分を見失わず、丹誠を込めて、仲間と力を合わせて作り上げた結晶は、僕に生きていくためのヴィジョンを示すものだった。

 今から15年前、30歳だった僕もまた大人になりきれていなかった。このままではいられないことは感じていた。でも、あのとき僕は大人になろうとはしなかった。そうした気持ちになるまでに、さらに10年の時間を要した。40歳になって僕は自然と覚悟を決めた。それからの5年間、それまでとは違う人生を僕は歩んできた。15年前、なぜ僕は大人になろうとしなかったのだろう?わからない。ただ、まだなにも達成していないとは感じていた。おそらく僕は僕で、あのまま大人になるわけにはいかなかったのだろう。
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by sandfish2007 | 2015-12-28 09:57 | diary | Comments(0)

最高の夜と穏やかな朝

 午前4時に帰宅。10時起床。しじみ汁をいただく。リクオさんのCDをかける。コーヒーを飲む。一息ついた。これからブルース・スプリングスティーンをたっぷり…。

 昨夜は本当に楽しいライヴだった。16歳のシンガーソングライター山﨑彩音、30代のキム・ウリョン&オカザキエミ、いつの間にか50代になっていたリクオさんwith年齢不詳ストリングス橋本歩(チェロ)&阿部美緒(ヴァイオリン)。それぞれの世代にしか奏でられない音楽だった。

 山崎さんの才能はみずみずしかった。あれだけのものを感じ取り表現できてしまうと、学校の授業には馴染めないだろうなと思ったりした(実際はどうかわからないけど)。ウリョンは優しい性格なのか年の瀬ということもありライヴ前にお世話になった店をまわってきてほろ酔い以上。でも、そういうときこそ才能が輝くようなところもあるタイプ(という気がしないでもない)。エミちゃんもいつの間にか30代。今もチャーミングな地元の人気者。みんな大好き。リクオさんはさすがのパフォーマンス。来春に発売予定の新作からの曲を中心としたセットリスト。グレイトなピアノ・プレイ。ヴォーカルがどんどん前に出てくる感じがかっこいい。ストリングスの2人も一流で、出音で空気を作り出す。お客さんの雰囲気もホームタウンのライヴならではで、今年も最高の夜となった。

 終演後はだらだらと飲みつづけ、妻が帰っても僕は帰らず、最終的に茨城から来た友達がタクシーで家まで送ってくれた。たくさんのレコードを抱え、ブルース・スプリングスティーンの『ザ・リバー・ボックス』を抱きしめながら。

 今は自宅のテーブルでコーヒーを飲んでいる。どんなにお酒を飲んでも、翌朝にコーヒーを飲めばすっきりするという話を聞いたことがある。真偽のほどは定かではない。
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by sandfish2007 | 2015-12-27 12:02 | diary | Comments(0)

今夜はリクオさんのライブへ

 クリスマス・ツリーを仕舞い、正月飾りを出した。今年も残り1週間をきった。今夜はリクオさんのライヴが、地元のバー「ケインズ」である。ちょうど1年前の今日も同じ店でリクオさんのライヴを観ている。あのマジカルな夜から1年がたったのか。早いな。

 前回はバンド編成だったけど、今回は橋本歩(チェロ)&阿部美緒(ヴァイオリン)との共演。リクオさんとストリングスは相性がいいので楽しみだ。ゲストのキム・ウリョン&オカザキエミ、オーニング・アクトの山﨑彩音も楽しみ。今年も盛大な忘年会ライヴになることでしょう。僕も地元のブラック・ミュージック・マスター二見潤と共にDJで参加します(開演前が僕で終演後が二見)。

 リクオさんの藤沢でのライヴは、いつもホーム・タウンならではのスペシャルな空気に包まれる。ぜひたくさんの人達にあの「マジック・イン・ザ・ナイト」を体験してほしい。

 ~ リクオのケインズ忘年会ライブ 2015 ~
 会場 BarCane's(バーケインズ)TEL.0466-28-5584
 
 開場 19:00 開演20:00
 
 前売り¥3500 当日¥4000 (ドリンク代別途)
 予約:master@barcanes.com

 「ケインズ」ではサンドフィッシュ・レコードのCDも各種販売してます。カウンターの左隅にある木箱の中にひっそり入っているので、ご来場の際はぜひ手に取ってみてください。

 それでは楽しい夜になりますように。なることでしょう。
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by sandfish2007 | 2015-12-26 07:04 | diary | Comments(0)

ぼちぼちいきましょう

 ひきつづきメリー・クリスマス。皆様、楽しい時間をお過ごしでしょうか?僕はぼちぼちです。

 昨日は、自転車でスーパー銭湯へ行き、露天風呂で1年の疲れを癒し、お昼に生ビールとアジフライを食べた。安いワインを買って帰り、夜にいただきもののチキンとピザを食べていたら、仕事の電話が入り、そこから数時間は穴蔵へ。ずっと気になっていたことがあったのだけど、どうにか年内に決着しそう。大きめの注文も入り、まずはひと安心。

 時計の針は22時15分を指していた。1日の最後はゆっくり過ごそうと居間へ。テレビをつけると騒々しくないドラマがやっていたので、残ったワインを呑みながら観た。ドラマは1時間もしないで終わった。僕はテレビを消すとスピーカーの上に飾られたツリーを眺めた。物音ひとつしない静かな時間が流れた後、ドアが開き、妻が部屋に入ってきた。

 特別なことは何もないけど、そういうものだし、それでいい。今日もぼちぼちいきましょう。
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by sandfish2007 | 2015-12-25 07:20 | diary | Comments(0)

メリー・クリスマス

 雨が降りしきる夜、毎年ほぼ恒例のやさぐれイベント「ブラック・クリスマス」@バー・ケインズが今年も開催され、聖人ならぬ成人向けレコードの色っぽい喘ぎ声をみんなで聴きながら、僕らは2015年のクリスマス・イブを迎えた。

 今は雨も上がり、明るい光が差し込む部屋でナタリー・コールのクリスマス・アルバムを聴いている。「ブラック・クリスマス」と昨夜の雨で憑き物が落ちたのか、なんだか清々しい。テーブルに置かれた「きょうの猫村さん」は面白いし、コーヒーも美味い。

 クリスマスの想い出といえば、楽しかったり淋しかったりと悲喜交々だが、古今東西のクリスマス・ソングはいつも僕を魅了してきた。それなので、好きなレコードを聴きながら、家で静かに過ごせれば、それで幸せだったりする。もう騒いだりはしないのだ(多分)。

 それではメリー・クリスマス。今宵が皆さんにとって素敵な夜でありますように。南藤沢のウッドストックより愛を込めて。
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by sandfish2007 | 2015-12-24 09:49 | diary | Comments(0)

なむなむ

 昨日は冬至だったので、いただいたゆずを湯船にぷかぷかと浮かべた。過ってふたつほど背中でつぶしたら、とてもいい香りに包まれた。かぼちゃは嫌いなので食べなかった。その代わり、馴染みのバーで美味しいナポリタンを食べた。今日から少しづつ日が長くなる。空は白み、僕はコーヒーを飲んでいる。ニール・ダイアモンドが「ホワイト・クリスマス」を歌っているが、今夜は雨らしい。明日も雪になることはなさそうだ。

 今月に入って閑古鳥が鳴きまくりのレーベル業だが、その代わりアルバイトの時給が上がった。もし時給が下がればCDが売れるのだろうか?まぁ、いいや。おかげで、ブライアン・ウィルソンとボブ・ディランの来日公演のチケットと、本日発売のブルース・スプリングスティーン『ザ・リバー・ボックス』を買える。よかったよかった。

 今年もいろんなことが始まり、いろんなことが終わった。そして、また始まるのだろう。辛い時代がやって来ては去り、またやって来るように。そんな中で、どうにか年を越せそうなのは、ありがたいことだ。

 とはいえ、そろそろ閑古鳥を黙らせたい。皆さん、たまにはうちのCDも買ってくださいね。Tシャツとトートバックもありますよ。エリック・クラプトンのチケットが買えるくらい商売繁盛しますように(なむなむ)。
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by sandfish2007 | 2015-12-23 07:21 | diary | Comments(2)

時間はかかるもの

 雑用というのは日々あるもので、そうしたことは織り込み済みにして暮らしていくべきなのだろうが、その辺のことが僕はいつまでたっても苦手で、2時間もあれば終わると思ったことが、いちいちつまずいたりして、2日もかかったりすることがよくある。昨日もそんな1日だった。

 でも、それは仕方がないことなんだと、最近になってようやく思えるようになってきた。もっとうまくできる人はたくさんいるだろうけど、比較してがっかりしたり、自分を責めたりすることはない。がっかりするのは仕方がないけれど、がっかりし過ぎない方がいい。ネガティヴな感情は容易く繋がってどこまでも肥大するから。ポジティヴに気持ちを切り替えることが大事だし、そのためには多少無責任になったっていいと思う。

 とはいえ、昨夜はちょっとしたきっかけでがっかりしてしまい、うまく浮上することができなかった。「困ったな」と思い、ひとまず感じたことを吐露するように文章を書き始めた。なんだか女子高生みたいだなと思った。女子高生がそんなことをするのか本当はよく知らないのだけど。書き始めてみると、その内容の多くは口にすべきではないものだと感じた。言葉として発してしまうと、もう自分の手にはおえない。余計な煩わしさを生み、深く落ち込んでしまうだろう。でも、心を整理するために文章を書くのは悪くないのだなと思った。自分がなにに不安を感じているのか、日頃は漠然と感じていることを書き残しておけば、あとで読み返すことができる。気持ちを切り替える役に立つかもしれない。

 思いつくままに希望や不安を3時間ほど綴ると、なんとなく気持ちが軽くなった。やっぱり時間がかかってしまったけど、仕方がないのだと思う。おかげで気持ちを切り替えることができ、こうして穏やかな朝を迎えられたのだから。時間はかかるものだと、これからは思っておこう。
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by sandfish2007 | 2015-12-22 07:40 | diary | Comments(0)