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Sandfish Records Diary

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永遠番長

 ベイスターズ・ファンで埋まったライトスタンドの前で、背番号18が18回宙に舞った。2016年9月29日、横浜スタジアム。ハマの番長=三浦大輔、現役引退。

 7回表、ワン・アウトをとって三浦大輔はマウンドを降りたが、最後の打者を三球三振に打ち取ったピッチングは、これぞ三浦というべき内容だった。球種はすべてストレート。コースは、1球目がアウト・ロー、2球目もアウト・ロー、最後はイン・ロー。残念ながら僕はこのシーンをリアルタイムで観ることができなかったのだけど、録画で何度も繰り返し観た。低めに見事にコントロールされたボールがキャッチャー・ミットに収まるたび、胸が熱くなった。最後の最後までこんな気持ちにさせてくれるのかと思った。

 引退セレモニーでは、こらえきれず、気がついたらテレビの前でボロ泣きしていた。黙々と野球に打ち込んだ25年に、伝わってくる男らしい人柄に、自然と涙がこみ上げた。

 語りたいことはいっぱいある。でも、どう語ったらいいのかわからない。だから、今はただ淋しさと感謝と尊敬を胸に感じていよう。横浜DeNAベイスターズの、三浦大輔のファンになって本当によかった。
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by sandfish2007 | 2016-09-30 12:39 | diary | Comments(0)

忘れることのない日というのもある

 『チャプター&ヴァース』を買ったので、なにかにつけブルース・スプリングスティーンを聴いている。朝だからスプリングスティーン。帰宅したのでスプリングスティーン。食事の後だしスプリングスティーン。就寝前、いい夢見ようとスプリングスティーン。特に理由はないんだけど、とりあえずスプリングスティーン。一貫性のある生活だ。おすすめです。

 28年前の今頃、東京ドームでブルース・スプリングスティーンのライヴを観た。すべての場面を鮮明に覚えている。それは僕という存在を揺るがし、未来へと突き飛ばした。
 
 昨夜は妻の実家へ。美味しい食事とお酒をいただきつつ野球観戦。日本ハムが優勝を決め、巨人が2日連続の延長戦を制し、ベイスターズはヤクルトに負けて3位が確定した。今日はシーズンの最終戦。勝てば勝率5割。そして、三浦大輔の最終登板の日。

 今日も明日になれば昨日になり、もっと時間がたてば、それは昔の出来事になる。でも、いつまでも忘れることのない日というのもある。今日がそんな日になるのかもしれない。アルバイトがあるのが口惜しい。急いで帰ってこよう。

 郵便受けに不在通知が投函されていた。何かはわかっている。今日も受け取れそうにないので、また明日。
 
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by sandfish2007 | 2016-09-29 07:22 | diary | Comments(0)

中古品

 最近、家では音楽を聴くよりも本を読んでいることが多い。現在、マンションの外壁工事をしているため日中は騒々しいこともあるが、本来はとても静かな場所なので、朝夕にソファーや床に寝っころがって本を読んでいると、なんとも言えず気持ちがいい。当然、読んではうとうと。読んではうとうと。気持ちがいいのだ。

 本は近所のリサイクル・ショップの50円コーナーで文庫本を買うことが多い。なんとなく立ち寄っては、それとなく買って帰る。なにせ1冊50円だから気楽なもの。たまにはずれも引くけど、「まぁ、50円だしな」と腹も立たない。今は赤井三尋の「翳りゆく夏」を読んでいる。まだ途中だが、なかなか面白い。

 僕は中古品に囲まれて生活している。本は上記の通りだし、好きなアナログ・レコードはどうしたって中古になりがちだし、たまに買う服も古着が多い。ふところ事情がそうさせているわけだが、でもそれだけではなくて、中古品の風合いが落ち着くというか、好きなのだ。

 中古品はどれもくたびれている。ページが折れていたり、汚れていたり、ジャケットが破れていたり、ジーンズの膝が薄くなっていたりする。すると、だんだん自分もそういう人間になっていく。いろんなところのネジが緩んで、脇が甘くなっていく。だらしないのはよくないので、「きちっとしなくちゃな」と思うのだけど、それってなかなか難しいですよね。
 
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by sandfish2007 | 2016-09-28 08:04 | diary | Comments(0)

雨は降っていない

 雨ばかりの9月。昨日は久しぶりに青空を拝めたけど、今日はどうでしょう。

 数日前のこと。「ロケット・デリ」の今月のパスタ「青のりとゴルゴンゾーラのクリーム・パスタ」があまりに美味しかったので、追加で「酒場のきまぐれピザ(だっけな?)」も注文したら、これがルッコラと生ハムのピザでまたしても大変美味しく、白ワインがすいすい進んだのだった。

 数日前のこと。ハマの番長=三浦大輔の引退試合が雨の影響で中止となり、翌週の9月29日(木)に行われることになった。義姉がチケットを買いに横浜スタジアムまで行ったところ、お昼に並んで買えたのが23時過ぎ。雨の中で8時間という、まさかの苦行となった。中には7時間ほど並んだけど終電に間に合わなくなるため、買えずに帰った人もいたそうだから、なんであれ買えてよかった。今はただ木曜日に雨が降らないのを祈るばかりである。

 昨日のこと。藤沢市民まつりがあったので見物に出かけた。軽く見て回った程度で帰ってきたのだけど、缶ビールを呑んだせいか家に着いたらぐったりしてしまい、それ以降はなにもできなかった。寝ては起きてを繰り返し、妻が図書館で借りてきた三浦大輔の本『逆境での戦い方』を読んだ。これがすごく面白くて一気読み。おかげでぐだぐだな1日がどうにか救われたのだった。さんきゅー、番長。

 そして今日。どんな1日になるのやら。とりあえず、雨は降っていない。
 
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by sandfish2007 | 2016-09-26 09:57 | diary | Comments(0)

『Eight Days a Week』と掲載情報のお知らせ

 ビートルズのライヴ時代に焦点を当てたドキュメンタリー映画『エイト・デイズ・ア・ウィーク』を観た。最初は純然たる熱狂だったのが、あらゆるもの呑み込んで、清濁入り交じった巨大な渦と化していく過程が、当時の映像と本人達や関係者の言葉によって克明に綴られていく。本などを読んで知っていたエピソードが、大きなスクリーンに映し出された映像と大音量のサウンドによって肉付けされていくような感覚があった。例えば、ビートルズが人種隔離された観客の前では演奏しないことを契約書に明記していたのは知っていたが、人種差別の強かったジャクソンヴィルの会場に白人と黒人が隣り合わせに座り、共にコンサートを楽しんでいた光景は強く印象に残った。本編終了後にシェイ・スタジアムでのライヴが上映されたのもよかった。映画では断片的だったビートルズのライヴをほぼフルサイズで追体験することができ、僕は大満足で映画館を後にしたのだった。
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 最後に掲載情報を。総合音楽サイト「Veemob」に、ダニエル・マーティン・ムーア『ゴールデン・エイジ』(Daniel Martin Moore / Golden Age)について書いた文章を寄稿しました。これを読んでくれた人がダニエルの歌に興味をもってくれたら嬉しいです。

ダニエル・マーティン・ムーア『ゴールデン・エイジ』 – 静かに胸を打つ。あまりにシンガーソングライターらしい名作 –
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試聴・購入はこちら→link

http://sandfishrecords.shop-pro.jp/?pid=92035897
 
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by sandfish2007 | 2016-09-24 07:47 | diary | Comments(0)

Happy Birthday, Bruce !

 今日は敬愛するブルース・スプリングスティーンの誕生日。67歳になりました。心からおめでとうございます。今も最強のバンドを率いて4時間を越えるライヴをつづけている。その汲めども尽きぬエネルギーには、ただただ驚くばかりだ。数日後には初の自伝本『ボーン・トゥ・ラン』が発売になるが、こちらもライヴに負けじと上下巻の大作で、本の内容を補足するための『チャプター&ヴァース』というCDも本日発売される。圧倒的な仕事の質量。ツアーとレコーディングに明け暮れる日々の中で、いったいどこにそんな時間があったのだろう?1年間にCDを1〜2枚しかリリースしないレーベルをやっている身からすると、不思議でならない。

 自伝を出版するにあたり、ブルースは「まえがき」とした文章をホームページにアップしている。ブルースは自分が育った海沿いの町や自分自身には「どこかインチキめいたところがある」とし、その上で、ロックン・ロールをリアルだと信じて何かが起きるのを待っている人達に対して、ロックンロールを演奏するいつもどこかリアリティに欠ける「自分達」が本物なのだと示すべく魔法をかけているのだという。そのためには、夜の果てまで「決して燃え尽きることのない危険で荒々しい炎のようでいなくちゃならない」と言う。

 僕はといえば、これを読んだだけですっかり心を動かされてしまった。つまり、僕はこの32年間、ブルースがかけた魔法を通して、その向こう側にいるブルースを感じ取ってきたのだ。そうすることで、僕もまた「どこかインチキめいたところがある自分」を「本物」だと信じたかったのだと思う。結局、生きるとはそういうものだし、インチキこそがリアルだったりもするのだ。ただ、そう信じるためにはちょっとした仕掛けが必要なのだろう。僕にとってはそれがブルース・スプリングスティーンの音楽だった。

 改めて、32年間の魔法に最大級の感謝を。そして67歳の誕生日おめでとう。今日はCDショップへ『チャプター&ヴァース』を買いに行くとしよう。自伝も数日後に…。
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by sandfish2007 | 2016-09-23 09:35 | diary | Comments(0)

ラプンツェル

 目を覚ますと強い雨が降っていた。卵かけご飯をささっと食べて、コーヒーを淹れたら穴蔵へ。デイヴ・マシューズ・バンドを聴きながら、鎌倉小川軒のレーズン・ウィッチをいただく。デイヴ・マシューズのよく伸びる声と雨音が交じり合う。今日は秋分の日。昼と夜の長さが半分づつ。五分五分。

 今日もアマゾンへダニエル・マーティン・ムーア『ゴールデン・エイジ』を出荷する。まとめて注文してくれないものかと思うが、注文をもらえるだけありがたくもある。在庫はようやくページに反映されたみたい。明日から夜の方が長くなり、『ゴールデン・エイジ』もシーズン・イン。静かな夜の時間が長くなるのは、きっとダニエルの歌にとってはいいことだろう。

 今は雨音が消え、デイヴ・マシューズ・バンドの演奏だけが聴こえている。曲は「ラプンツェル」。ラプンツェルとは、グリム童話に出てくる高い塔に閉じ込められた髪の長い女性のこと。きれいな女の人が高い塔にいるというのは、実に伝統的な光景だ。彼女が幸せかどうかはひとまず置いておくとして、なかなか趣き深いものがある。

 また雨音が聞こえてきた。さらさらと流れる川音のようでもある。静かに優しく地面を潤している。
 
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by sandfish2007 | 2016-09-22 09:03 | diary | Comments(0)

背番号18

 横浜DeNAベイスターズが球団初のクライマックス・シリーズ進出を決めた翌日、三浦大輔が今シーズン限りでの引退を発表した。

 高卒でプロ入りして25年。通算172勝。2473奪三振。35イニング連続無失点。エースの名にふさわしい結果を残してきた。しかし、三浦大輔の存在感は、残した数字以上のものだった。それはベイスターズを応援するようになって僕自身が肌身で感じたことだった。

 三浦大輔はボールに気持ちを乗せることができた。燃えるような闘志を正確無比なコントロールでキャッチャー・ミットへ投げ込んでゆく。そのボールには僕らファンの気持ちまでが込められているようだった。そんな風に思わせてくれるピッチャーなど他になく、それこそが三浦大輔の大きさだった。

 背番号18をエース・ナンバーにすべく背負って今年で18年になる。18年前といえばベイスターズが日本一になった年だ。

 9月24日の横浜スタジアムでの巨人戦が最後の先発登板と噂されている。迷いを振り払った三浦は、きっと素晴らしいピッチングをしてくれることだろう。そして、僕はまた次の登板があると期待している。クライマックス・シリーズ。そして日本シリーズ。もう一度、三浦大輔に日本一を味あわせてあげたい。それが栄光の背番号18にふさわしい幕引きだと思う。顔を上げていこう。まだシーズンは終わっていない。
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by sandfish2007 | 2016-09-21 08:05 | diary | Comments(0)

クライマックス・シリーズ進出決定

 横浜DeNAベイスターズが昨日の広島戦に勝利したことでAクラスが確定し、クライマックス・シリーズ進出を決めた。2009年のシーズンから応援するようになって8年。6位→6位→6位→6位→5位→5位→6位と推移してきた順位が、めでたく3位以内となり(一応まだ2位の可能性が少しあるのです)、クライマックス・シリーズ(以下CSと記載)という10年前からスタートしたやや腑に落ちない制度のおかげで、もう一度日本一を目指す権利を手にすることができた。これにてセパ12球団で唯一CSに進出したことのなかったベイスターズが、初めてその華やかな舞台を踏むことになる。

 対戦相手は、まずCS出場皆勤賞の巨人。好運にも勝ち残れたら、次は圧倒的な強さでぶっちぎりのリーグ優勝を決めた広島。相手にとって不足なしどころか、どうやったらこちらの不足を補えるものかと日夜頭を抱えるレベルなのだけど、そんなことはこの際どうでもよろしい。だって、やっと実現したCS進出なのだ。僕らは本当に嬉しいのだ。

 ここで唯一の希望と言っていいデータをご紹介しよう。直接対決に限った場合、この3チームの今シーズンの対戦成績はほぼ互角なのだ。つまりぶっちぎりの優勝を決めた広島も、実のところ巨人と横浜には圧勝はしていない。勝ってはいるけど、それと同じくらい負けてもいる。立場を変えて言うと、横浜は広島と巨人に負けはしたけど、同じくらい勝ってもいる…ということになる。つまり、五分五分。僕はこの事実にすがりつくことにした。ベイスターズは広島と巨人にはやられていないのだ(阪神にやられたのだ)。

 なんであれ、CS進出おめでとう。まずは残り4試合をしっかり戦ってほしい。そして、胸を張って初めてのクライマックス・シリーズに臨んでいただきたい。僕らも胸を張って応援するから。BAYSTARS, GO FOR IT !
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by sandfish2007 | 2016-09-20 07:57 | diary | Comments(0)

王手

 昨日の朝と今日の朝、アマゾンへ『ゴールデン・エイジ』を出荷した。毎週のように出荷しているのに、アマゾンでの在庫状況はこの2週間ほど「通常1~3か月以内に発送します」と表示されたままだ(9月19日午前11時現在)。「これはどういうことですか?」と問い合わせてみたのだが、「機械で自動的に表示されるものなので、どうしようもありません」的な回答が返ってきた。「年会費をとっておいてそれはないんじゃないの?」と思ったけど、今朝の注文がこれまでよりはまとまった枚数だったので、ひとまずよしとする。発売から2ヶ月。やっぱり夏より秋に合うのかな。なんであれ、アマゾンにも在庫はあるので、1〜3ヶ月も待たされたりしないことを、ひっそりとここに記しておく。

 昨日は予定していた釣り大会が雨で延期になったので、夜は大会を主催している馴染みの呑み屋へ。入口あたりで魚や肉やトウモロコシやらを焼いて、外のベンチに座ってビールを呑んだ。夜風が心地よく、和やかな時間だった。全体的にとっちらかった会話も、呑み屋らしかった。釣り大会は10月に延期になったとのこと。ロッドとリールの手入れをしておこう。

 そんな夜、横浜DeNAベイスターズは広島との延長戦を制して勝利。遂にクライマックス・シリーズ進出に王手をかけた。今日の試合で勝つか引き分ければ決定である。すごく観たいのだが、マンションの大規模修繕によりアンテナを取り外されてしまったので、残念ながら観ることができない。ラジオでもやらないし、やれやれ…。プレイポールは13時。原稿を書きながら勝利を祈るとします。
 
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by sandfish2007 | 2016-09-19 11:54 | diary | Comments(0)