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Sandfish Records Diary

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あと5時間25分

 今夜はリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドのライブを観に行く。現在、13時35分。つまり、開演まであと5時間25分。いやぁ、ははは。

 昨日は横浜まで星野道夫展を観に行ったり、地元の海で釣りをしたり、馴染みの酒場で日付が変わるまで飲んだりと、独身時代のように遊んだため、今日は不覚にも前日の疲れを残してしまった。この大事な日にファンとしてあるまじきこと。僕は海より深く反省しつつ、「でもまぁ、まだ5時間25分あるからね」とどこか心に余裕があったりするのは、これまでに6回ほどリンゴのライヴを観たことがあるからだろう(初めてだとこうはいかない)。

 リンゴは9日前に来日し、大阪、名古屋、福岡、広島と回り、昨日は東京4連続公演の初日だった。今回の日本ツアー全8公演のうち5公演を終えたことになる。僕は残りの3公演を観ることなっている。今夜は初めてリンゴを観に行ったときに買ったTシャツを着て行こう(写真参照)。

 5時間25分後、僕はオーチャード・ホールの自分の席に座っている。音楽がフェイドアウトし、会場が暗くなる。大きな歓声が上がる。そして…。
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by sandfish2007 | 2016-10-31 13:55 | diary | Comments(0)

休日と掲載情報

 先週からアルバイトのシフトが変更になり、木曜日が休みになった。というわけで、昨夜は少し多めにお酒を飲んで、今朝は少しばかり寝坊した。気持ちよく晴れているので、さて何をしましょうか?ひとまず(確か100円で買った)エルトン・ジョンのベスト盤を聴いている。「ダニエル」とか「ホンキー・キャット」とか「ロケット・マン」とか、いい曲ばかり。

 酒場で飲んでいると「明日は休み?」とたまに訊かれる。その度、僕はどう答えたらいいのかわからなくなる。アルバイトが休みの日はレーベルの仕事があるからだ。とはいえ、自由業だから曖昧な場合も多い。結果的に休みになる日もあるし、休みのつもりだったのに気がついたら仕事をしているときもある。どうなるかは当日になってみないとわからないので、僕としては、翌日にお酒が残らないように気をつけることになる。さて、今日は?

 最後に掲載情報を。総合音楽サイト「Veemob」にて、イーサ・デイヴィス『サムシング・エルス』(Eisa Davis / Something Else)について書きました。作品のことと、リリースした頃の話です。ぜひ読んでみてください。余談ですが、イーサは60年代末から70年代初頭の公民権運動の象徴的存在であるアンジェラ・デイヴィスの姪にあたります(ジョン・レノンとオノ・ヨーコは彼女のことを歌った「アンジェラ」という曲を発表しています)。

イーサ・デイヴィス『サムシング・エルス』 – 10編の珠玉のストーリーと純然たる音楽の勝利 –

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試聴・購入はこちら→link

http://sandfishrecords.shop-pro.jp/?pid=10705809
 
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by sandfish2007 | 2016-10-27 11:04 | diary | Comments(0)

淀みなく流れる川のように

 昨日は原稿をひとつ書いた。午前中に半分。夜に半分。書き上げたらすぐに入稿した。淀みなく流れる川のようだった。仕事がひとつ終わると、その分だけ気持ちが楽になる。スペースができるのだと思う。

 随分前に依頼されたのに手つかずの仕事もある。夏には書き始めるつもりだったが、まだ始められていない。「宮井さんのタイミングで始めてください」と言ってもらえたことに甘えてしまっている。来月には取りかかりたいが、この約束はまだ有効だろうか?

 その前にもうひとつ書くことがある。仕事ではないが、ある意味もっとも重要なことだ。約1週間後に特別なイベントがあり、そのための文章を書いていって、終わりと始まりが交錯するであろう場所で読むことになっている。数時間あれば書けると思う。淀みなく流れる川のように。但し、そのための心の準備は必要だ。

 空いた時間にはブルース・スプリングスティーンの自伝『ボーン・トゥ・ラン』を読んでいる。今は下巻の半分くらいまできたところ。素晴らしい本で、読み終えてしまうのがもったいないのだが、本を開くと感情を大きく揺さぶられてページをめくる手を止めるのが難しい。噛み締めるように、できるだけゆっくりと読み進めたい。

 今朝は冷え込んだのか、窓が結露していた。季節もまたゆっくりとだが確実に進んでいる。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-25 08:16 | diary | Comments(0)

いくらかましになる

 5年前、多忙とストレスで神経がまいったことがあった。我が身の危機を感じ取った体は動くことを拒否し、僕は数日寝て過ごした。それ以来、僕は疲れやすくなり、慢性的な背中の凝りに悩まされるようになった。一度危機感を覚えた僕の体は、過剰反応を起こすようになり、追い込むことを許してくれない。気力が持続せず、これまではできていたことができなくなった。

 原因を探ってみると、心当たりはいくつもあった。ひとつひとつは簡単に乗り越えられそうに思えるのだが、束になってかかってこられるとなかなか手強い。そして、どれも共通して解決の糸口が見えなかった。

 僕はこれまでのやり方を見直すことを余儀なくされた。自分に負荷をかけずに、淡々と物事をこなす必要があった。火事場の馬鹿力はもうないことを認め、受け入れることにした。楽しもうとすることが時にストレスとなることに気づき、楽しみは後からついてくるものと位置づけた。それは思考回路を根本的に変更することを意味していた。自分の性格の一部を修正し、日常生活に当てはめていった。周囲の自分に対する認識も、できるだけ自然に変えていこうとした。

 困ったのは、パソコンに向かうことが、状況を悪くしていると気づいたことだった。レーベルの仕事もアルバイトも始終パソコンの前に座っていることを強いられる。できるだけ神経を高ぶらせないように努めているが、こればかりはどうしようもない。スローダウンしても立ち止まるわけにはいかない。

 20年前の自分が見たら、今の状態は完全にノーだ。気力は年齢に左右されず、いつまでも持続するものだと信じていた。僕はそんなかつての自分に語りかける。「まぁ、そう言うなよ。少し時間をくれないか?いくらかましになるから。今朝はいつもより背中が楽なんだ」。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-24 08:28 | diary | Comments(0)

リンゴ・スターがやって来た

 リンゴ・スターが来日した。昨日の夕方にオール・スター・バンドのメンバーと一緒に関西国際空港に降り立ったとのこと。写真も見たので間違いない。まずはめでたい。日本ツアーは明日の大阪を皮切りに8公演。僕は東京の3公演を観に行く。さぁ、楽しい時間の始まりだ。

 リンゴが初めて日本に来たのは、まだビートルズのメンバーだった1966年。なんと50年前だ。それからも、1989年、1995年、2013年と来日公演を行っており、僕はその都度2回づつ会場に足を運んだ。今回は3回行くから1回増えた。やった。アルバイトも休みをとったし、クローゼットから古いリンゴTシャツも出したし、準備万端。やる気満々。リスペクトを胸にリンゴに会いに行く。

 昨夜も馴染みの店でお酒を飲んでいた。店に入ると友達がいて、飲んでいると友達が入ってきた。午前2時くらいに店を出るときも、友達は何人も残っていた。家に着いたら、寝室から妻が起きてきた。僕は寝室へ。妻は居間へ。朝になって僕が寝室を出ると、妻はまだ居間にいた。寝室に戻り、僕は2度寝。妻は朝寝。で、さっきやっと起きたところ。天気がいいのでこれから出かけようか。そういえば、友達が釣りをすると言っていた。僕も釣りをしようか。どうしようか。
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by sandfish2007 | 2016-10-23 11:42 | diary | Comments(0)

クロスアイド・ハート

 昨日は小春日和というよりは初夏に近い陽気だった。僕らは久しぶりに里山へハイキングに出かけた。コンビニでおにぎりを買って、山道の途中のベンチに座って食べた。木漏れ日に照らされ、心地よい風が吹き、たくさんの鳥が鳴いていた。梢を伝って走るリスの愛らしい姿も見ることができた。

 帰宅してからは、ブルース・スプリングスティーンの自伝を読み進めた。本当に文章が上手で、言葉のひとつひとつが胸に迫ってくる。彼の音楽同様、たくさんの示唆に富んでいる。そして、考えさせてくれる。

 テレビでプロ野球のドラフト会議を見た後、馴染みの酒場へ行き、美味しいお刺身をいただいた。佐賀の日本酒を飲み、何人かの友達にも会えた。店内にはニール・ヤングが歌う「ウォーター・イズ・ワイド」が流れていた。

 キース・リチャーズ『クロスアイド・ハート』のアナログ盤が海外から届いた。CDは1枚だが、レコードだと2枚組だった。昨年の今頃に発売された作品だが、僕はようやく聴くことができた。音楽には70代になったキースの姿がそのまま投影されていた。キースが人生を通して血肉としてきたブルース、ロックン・ロール、ソウル、レゲエ、カントリーが混然となり、キースの肉体を通してひとつの音楽として聴こえてきた。てらいのない自然な音楽で、誰かの過度な期待に応えようとするものではなかった。それは僕にとって、理想の音楽でもあった。ジョージ・ハリスンの遺作や、エリック・クラプトンの最新作のように、いつか僕も辿り着きたいと思わせてくれる。そんな音楽だった。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-21 06:58 | diary | Comments(0)

ポーキーズ/最後の反撃

 僕が中学生のとき『ポーキーズ』という映画が公開された。アホな男子高校生が主人公で、僕は観たことがないのだけど、観るまでもなくくだらないとわかる映画だ。ところが、そのくだらなさが逆にうけて、アメリカでは大ヒット。2作目、3作目と制作されている。で、僕は3作目『ポーキーズ/最後の反撃』のサントラ盤を持ってたりする。

 というのも、これはデイヴ・エドモンズが中心となって音楽を担当しており、他にもジェフ・ベック、カール・パーキンス、ウィリー・ネルソン、ファビュラス・サンダーバード、謎の覆面バンド(ロバート・プラントとフィル・コリンズが参加)等、錚々たる面々が参加している。僕はといえば、このサントラにしか収録されていないジョージ・ハリスンとクラレンス・クレモンズの曲が聴きたくて購入した。

 また観てもいないのに失礼なこと言うけれど、どうしてこんなアホらしい映画のサントラにこれだけの面子が結集したのだろう?「くだらないところがいいんだよ」とか「無意味なところが素晴らしい」といった言葉はよく耳にするが、世の中には賢い人もいればアホな人もいるし、賢そうに見えて実はアホという例もあったりと、なかなか複雑だったりするから、賢い人がアホに惹かれることも珍しくないわけで、こういうパラドックス現象は往々にして生まれたりする。この場合はアホの勝利というべきだろうか。あるいは、彼らがそもそもアホなのかもしれない。デイヴもジェフもロバートもジョージもクラレンスも…。

 サントラ自体は80年代のアホ映画に相応しく明るく楽しいもの。ウィリー・ネルソンの歌う「ラヴ・ミー・テンダー」など、どんなシーンで流れたのかすぐに察しがつくので、映画を観てもいないのににやにやできる。昨夜はこのサントラを聴きながらグラタンを食べた。今朝もこのサントラを聴きながら、残ったグラタンをトーストにのせて食べた。なかなか悪くなかった。グラタンは明るい気持ちで食べたいもの。

 そして、今日はとても天気がいい。空は明るくアホみたいに青い。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-20 09:03 | diary | Comments(0)

心のこもった音楽

 朝から英語でメールのやりとり。時差の関係もあって、アーティストからのメールは寝てる間に届くことが多い。さて、どうなることやら。

 先日、馴染みのバーで呑んでいる数時間、ずっとサンドフィッシュの音源が流れていた。イーサ・デイヴィスにはじまり、ゲイブリエル・マン、ワズ、ポール・アブロ、セシル・ドゥ・キンゲ…。手前味噌だけど、どれも心地よかった。何人かの友人に「これもサンドフィッシュなの?」と聞かれた。きっと気に入ってもらえたのだと思う。僕が「うちの音楽はどれも押しつけがましくないでしょ?」と言うと、「そこがいいところだよね」と友人は言ってくれた。

 別の日の深夜、別の馴染みの店で呑んでいると、ダニエル・マーティン・ムーアの『ゴールデン・エイジ』が流れてきた。その店には数ヶ月前にいいスピーカー(とアンプ?)が設置されたのだけど、その威力は抜群で、ダニエルの歌を素晴らしい音質で聴くことができた。全体を包むリバーブの中で音のひとつひとつがくっきりと浮かび上がっていた。それでいて耳にうるさくない。「これくらい大きな音でかけても会話ができるんですよ」と店主が言った。

 こうした機会があると、自分のやってきたことに自信がもてる。間違ってなかったなと。最初からインパクトを与えることに興味はなかった。変わらないもの。いつもそばにあるもの。見過ごされがちだけど大切なもの。なくなると淋しいもの。ちょっとした気配りで気持ちは変わる。心のこもった音楽。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-19 07:38 | diary | Comments(0)

シンプルに考えること

 音楽のいいところはたくさんあるけれど、慌ただしい日々の中で自分を見失いそうになったときに、例えば昔の歌を聴くことで当時の気持ちを思い出して、希望を取り戻すことができたりする。

 今年に入って起きた出来事の多くはなかなか解決せぬまま、その数を増やしていき、今では僕の手に余るくらいになった。時間を取られ、精神的にも疲れる。結果としてレーベル業が疎かになり、そのことがまたストレスを生むという悪循環に陥る。でも、最近になってそうしたことのひとつふたつが(解決はしないまでも)落ち着きを見せ始めたので、「多分、あともう少し」と自分に言い聞かせているところ。

 そんなときにポール・マッカートニーの『フラワーズ・イン・ザ・ダート』を聴くと、19歳だった頃のことを思い出し、押さえようのない音楽へのときめきに心を奮わせていた感覚が蘇ってくる。もっと純粋であればいいのだということに気づく。道が見えればそこに希望が生まれる。あと、当時のポールがちょうど今の僕と同じくらいの歳だったことからも勇気をもらう。自分もこの山を越えればなんとかなるような気持ちがするのは、歳を重ねたから。

 日々の繰り返しの中で、張りつめた神経が少しでもほぐれれば、それでよし。どんなこともシンプルに考えればいい。そこに何らかの希望を見つけることができれば大丈夫。これまでそうやって乗り越えてきたし、これからもそうやっていくのだと思う。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-18 08:14 | diary | Comments(0)

日曜日の防波堤釣り

 ベイスターズのクライマックス・シリーズ敗退で心にぽっかりと空いた穴を埋めるべく、また激務がつづくアルバイトで蓄積された疲れを癒すべく、昨日は馴染みの酒場の釣り大会に参加した。各々が好きなところで好きなものを釣って、18時に店に集合し、釣った魚の総重量が一番重かった人が優勝という、なんともゆるゆるなルールの釣り大会。

 午前中は何をするでもなく家でごろごろしていたのだが、カワハギが釣れているとの情報を受けて、古い釣り道具の埃をはらい、いそいそと出かけて行った。自転車をこいで向かった先は、江ノ島のすぐ隣りの腰越漁港。着いたときは曇っていたのだが、いつしか雲は流れ去り、Tシャツ1枚でちょうどいい陽気になった。
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 防波堤のヘチに仕掛けを落とすと、かわいい顔のカワハギが釣れた。
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 平和を絵に描いたような日曜日の防波堤釣り。釣り竿片手に片瀬東浜を眺める。
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 ファミリー・フィッシング日和。釣れたかい?
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 江ノ島の夕焼もきれいだった。
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 夜は酒場に集まって釣った魚を計量。僕の釣果は、カワハギ5匹、ウミタナゴ2匹、よくわらかない魚1匹。フグも数匹釣ったけど放した。なんとか準優勝。
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 全員の釣果をまとめてぱちり。小物中心だけど、これだけ釣れると楽しいもの。
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 カワハギはマスターのコータローくんがお刺身にしてくれた。胆醤油でいただいた。
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 とりわけ美味しかったのが、揚げ素麺のあんかけ。この日一番の大物だったタカノハダイと店にあったマゴチがごろごろっと。出汁はメジナとカワハギ。
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 久しぶりの釣りだったけど、楽しかった。日が暮れると、みんなが釣った魚を持って店に集まってくるのも、なんだか魚河岸の水揚げみたいでよかった。そして、海が近くにあるのは恵まれているんだなと思ったのだった。
 
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by sandfish2007 | 2016-10-17 09:17 | diary | Comments(0)