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Sandfish Records Diary

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終わりよければすべてよし

 雨上がりの青空。リクオさんの『ハロー!』とインスタント・コーヒー。9月もあと2日。

 予想していた通り、昨日のアルバイトは忙しかった。僕は働きつづける3人を残し、たっぷり仕事も残してきたというのに、家に着いたのは23時20分頃だった。毎日がこういう生活という人もいるのだろうなと思うと、僕の人生はセミ・リタイアみたいなものである。

 だから、今日はとっとと帰る。仕事をたっぷり残して。だって、セミ・リタイアだから(いい言葉だ)。

 帰宅したら、リンゴの新作『ギヴ・モア・ラヴ』のサンプル盤が届いていて、喜びのあまり5メートルほど飛び上がった。週末にゆっくり聴くのだ(ありがとうございました)。

 妻がグラスにビールを注ぎ、鶏の唐揚げと一緒に出してくれた。「太るかな?」と訊くと、「太らない!」と力強く言われたので、「そうなんだ」とビールをおかわりし、柿ピーもつまんだ。やけに美味かった。

 終わりよければすべてよし。いい1日だったな。今日もいい日でありますように。
 

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by sandfish2007 | 2017-09-29 07:17 | diary | Comments(0)

6勝5敗2分

 すごい雨が降っている。今日はアルバイト。

 昨日は横浜スタジアムへ。阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズの一戦。結果は引き分け。これにて予定していた野球観戦はすべて終了。

 13試合観に行って、6勝5敗2分だった。ベイスターズの勝率を考えれば妥当か。本当はオープン戦とファームにも1試合づつ行っていて、どちらも負けたのだけど、順位に関係ないのでカウントしない。だって、カウントすると…。

 それにしても、こんなに野球場へ足を運んだ年はない。楽しかったし、興奮したし、疲れた。でも、まだシーズンはつづいている。これからのことは、クライマックス・シリーズに進出してから考えよう。

 アルバイトは月末が忙しく、「昨日は23時まで会社にいました」「今日も22時までいました」というメッセージが来ていた。今日は長い1日になりそうである。外はすごい雨…。
 

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by sandfish2007 | 2017-09-28 07:22 | diary | Comments(0)

29年前の今日

 29年前の今日(1988年9月27日)、僕は初めてブルース・スプリングスティーンのライヴを観ている。場所は東京ドーム。わずか1時間30分ほどのステージだったが、それは凄まじいものだった。

 生涯最高のライヴといえば、長い間このときのスプリングスティーンだった。今は2位だが、だからといってその価値が下がったわけではない。

 まさかの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」のオープニングから、間髪入れずに「プロミスト・ランド」のハーモニカが聴こえてきた瞬間、体中の血がトップスピードで駆け抜けていくのが、はっきりとわかった。そして、「サンダー・ロード」。心臓がびりびりと痺れ、全身が本当に痙攣した。

 出し惜しみなど一切ない。怒濤のがぶりよりライヴだった。音楽からあれほどのエネルギーを浴びたことはなかったし、その後も記憶にない。

 インターネットとは便利なもので、今ではこのときの録音を好きな時に聴ける。というわけで、今日という記念日に。来年も忘れなかった聴くとしよう。
 
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by sandfish2007 | 2017-09-27 08:48 | diary | Comments(0)

マイアミ2017

 夕食後にテレビをつけると、若き日のビリー・ジョエルが演奏していた。曲は「トラヴェリン・プレイヤー」、「ザ・バラッド・オブ・ビリー・ザ・キッド」、「シーズ・ガット・ア・ウェイ」など初期の曲がつづいた。

 そして、「マイアミ2017」が演奏されたとき、この曲の設定が2017年であることに気づいた。僕がこの歌を知った頃、2017年なんてまだずっと先のことだった。

 かつて故郷のニューヨークが廃墟となりマイアミへと逃げてきた男が、年老いた今、記憶を風化させないために当時のことを語っている。そんな歌であり、もちろんビリーの空想だ。

 ブロードウェイの灯りは消え、エンパイアステートビルは倒れ、街はスペイン内戦のように燃えている。クィーンズは残され、ブロンクスは吹き飛ばされ、マンハッタンは海に沈められた。人々は故郷を捨て、男もマイアミへと逃げた。

 もう覚えている者はほとんどいない
 今なお生き残っている人はほんの一握りだ
 あの街がなぜ失われたのかを世界に知らせるために
 この記憶を残そう

 元々は1975年にニューヨーク市が経済破綻寸前までいった際、レコーディングでロスにいたビリーが、故郷を憂いて書いたと言われている。

 その後、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロが発生。この歌は多くのニューヨーカーにとって、別の意味を持つようになった。テロ発生直後のライヴで、ビリーはこの曲を演奏した後に、こんなことを言っている。
 
 「25年前にこの歌を作ったとき、空想のままで終わるはずだった。まさか現実になるなんて思いもしなかった。でも、僕らはこの歌のエンディングとは違う。僕らはどこへも逃げたりはしない」

 ニューヨークを愛するビリー・ジョエルらしいいい話だと思う。それにしても2017年。この歌に追いついたとはね。

 

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by sandfish2007 | 2017-09-26 07:42 | diary | Comments(0)

心のハードル

 昨日は地元のお祭りだった。お祭りの日は心のハードルが下がる。僕は午前中に原稿をひとつ送った後、もうひとつ書くのを後回しにして、祭りの人出を期待して早めに開店をしている馴染みの呑み屋へ向かった。

 途中、僕が住む町のお神輿とすれ違った。各自治体のお神輿が駅前を練り歩くのは午後からなのだけど、僕の町は仲間に入れてもらえないのか、毎年午前中でお神輿が戻って来る。理由はわからない。

 縄文時代の遺跡が発掘されるなど、集落としての歴史は十分すぎるほどあるのに、ずっと貧乏な地区だったことから、「見下されているのではないか?」と僕は勘ぐっている。そんな哀しい歌のひとつでも残っていないだろうか。

 店先にテーブルと椅子が置かれていたので、外でホッピーを飲みながら、友人たちとのんびりした午後を過ごした。空は次第に曇っていったが、それがかえって涼しくてよかった。2時間ほどくつろがせてもらう。

 帰り道にビーサンの鼻緒が抜けたが、小石を挟んだら問題なく歩けた。どんな状況でも生きていけるよう常に心がけてきたので、こういうことは割と得意だったりする。

 夕方から仕事を再開したが、どうも気乗りしない。テレビを観ながらでは、はかどるはずもないのだが、それも特に気にならなかった。祭りの日は心のハードルが下がるものだ。
 

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by sandfish2007 | 2017-09-25 07:01 | diary | Comments(0)

30年前の話

 先週、僕が六本木にサウスサイド・ジョニーのライヴを観に行った日、日本武道館ではデュラン・デュランのライヴがあった。

 これを聞いたとき、なにやら胸に去来するものがあったので、「なんだろう?」としばし考えてみたところ、思い出した。

 30年前にも、サウスサイド・ジョニーとデュラン・デュランは来日公演を行っている。両者の日程には1週間程度のズレがあったので、今回のような同日開催ではなかったが、会場はサウスサイド・ジョニーが後楽園ホール、デュラン・デュランが後楽園球場と、すぐ近くだった。

 で、僕がどちらを観たかというと、デュラン・デュラン。チケットをダブらせた友人が、定価以下で譲ってくれたのが理由だった。

 1987年3月21日、小雨降る後楽園球場。当時、デュラン・デュランはメンバーの脱退により3人組になっていた。会場にスクリーンは設置されず、スタンド席からだとステージは遠く感じられた。サイモン・ル・ボンとジョン・テイラーは動くからわかるのだが、キーボードのニック・ローズがどれなのか最後までわからなかった。

 僕らは高校生だったが、学校は休みでふたりとも私服だった。僕は古びたブルゾンをはおり、その日が17才の誕生日だった友人は少しおしゃれをしていた気がする。今となっては遠い日の想い出だ。

 あれから30年と6ヶ月、2017年9月20日、僕はサウスサイド・ジョニーを観にビルボードライブ東京へ出かけた。そして、あのとき一緒にデュラン・デュランを観た友人はといえば、ちゃんと武道館へ行ったらしい。

 それがなんだか嬉しかったのは、どうしてだろう?

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by sandfish2007 | 2017-09-24 08:30 | diary | Comments(0)

Happy Birthday, Bruce!

 今日は敬愛するブルース・スプリングスティーンの誕生日。なんと68歳だそうな。心からおめでとうございます。

 思えば、随分長いことスプリングスティーンの歌を聴いてきた。なにかにつけ。なにかあれば。なにがなくとも。とにかく、よく聴いてきたのだ。そんな日々も33年になる。

 そんな特別な人が今も現役感いっぱいに活躍しているのは、僕自身にとっても幸運なことだ。アルバムを出せばナンバー・ワンになり、ライヴ・チケットは即日ソールド・アウト。誇らしい気持ちだ。

 高い志しと燃えるような情熱で自分を追い込み、たくさんの不条理に屈することなく、鬱に悩まされながらも、常に純粋であろうと戦いづつけた人だ。そうした時間の積み重ねがあったからこそ、今のブルース・スプリングスティーンがある。

 スプリングスティーンがミュージシャンでよかった。彼の音楽を聴けば、会ったこともないのにとても身近な存在に思えるのだから。

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムを寄稿しました。今回はもちろんブルース・スプリングスティーンです。アルバム『ネブラスカ』について書いてます。これは14年前に自分のホームページ用に書いた文章をリライトしたものです。ぜひ読んでみてください。

ネブラスカの闇、それでも人は信じる理由を見つけようとする

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by sandfish2007 | 2017-09-23 10:48 | diary | Comments(0)

まぁ、いいでしょう

 空が高くなり、雲の輪郭が崩れ、刷毛ではらったように見える。夏の面影を残したまま、少しづつ秋めいてきている。季節の終わりは始まりでもあるから、淋しくもあり、清々しくもある。

 毎朝飲むコーヒーの味わいが変わり、プレファブ・スプラウトの『ザ・ガンマン・アンド・ジ・アザー・ストーリーズ』を聴くようになる。そして、季節が深まれば、またいろいろ変わるのだ。

 秋は感傷的な季節と言われたりするが、人はいつだって感傷的だから、季節の問題ではないのだろう。ただ、季節ごとの感傷はあると思う。僕としては(個人としてもレーベル・オーナーとしても)、秋はシンガーソングライターの季節ということになる。つまり、振り返ったり、内省したり、謝ったりするのによろしいかと。サンドフィッシュ・レコードでは、そんなあなたにぴったりな作品を取り揃えてます。

 …なんてことを書くと、かえって売れない気もするが、もう書いちゃったしな。まぁ、いいでしょう。

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムを寄稿しました。今回はジョージ・ハリスンの『サムホエア・イン・イングランド』です。このアルバムにふたつのヴァージョンが存在するのは、ファンならばある程度は知っていることなので、コラムのタイトルはちょっと気恥ずかしいのですが(注:タイトルは毎回「リマインダー」が付けている)、裏話くらいに思ってもらえたらと思います。僕としては、ジョージでコケるわけにはいかないので(コケそうだけど)、ぜひ読んでみてください。

ジョージ・ハリスンの知られざる秘話、ふたつの母なるイングランド

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by sandfish2007 | 2017-09-22 07:13 | diary | Comments(0)

サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス@ビルボードライブ東京(2017.9.20)

 最高のライヴを観た夜。サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス。50年近いキャリアを誇る筋金入りのソウル・レビューであり、ロックンロール・ショーだった。

 サウスサイド・ジョニーの音楽は、ニュージャージー州アズベリーパークと密接な関係にある。ニューヨークまで車で1時間半という距離にあり、海沿いの町らしい開放的な空気と、時代に取り残されたことによる閉塞感が共存している。よこしまで、どこかインチキ臭い。夢破れ、センチメンタルで、いつも切ない風が吹いている。そして、洗練よりもタフであることが求められる。

 サウスサイド・ジョニーとジュークスのファンは世界中にいる。とはいえ、彼らが世界的な成功を収めたわけではない。音楽ビジネスにおいて、サウスサイド・ジョニーは、ニュージャージーを飛び出すほどは売れなかった。そのおかげで(という言い方はおかしいのかもしれないが)、彼は自分のスタイルを変える必要がなかったし、毎晩のようにステージに立ちつづけることで、ニュージャージーならではのソウルフルなロックンロールを深化させることができたのだ。

 昨夜、僕が目撃したのは、ジャージーショアきっての伝説的なバー・バンドの姿だった。異なる個性をもった8人のメンバーが、サウスサイド・ジョニーを中心に、心をひとつにして、共通のゴールに向かって一斉に音楽を奏でていた。それは世界レベルの胸を震わすローカル・ミュージックだった。

 言ってみれば、サウスサイド・ジョニーはニュージャージーの特産品だ。ライヴを観たければ、こちらから出向くしかない。そう思っていた。それを六本木で観たなんて、なんだか不思議な気分である。

 会場のビルボードライブ東京は、彼らが日頃演奏している場所に比べると、大分上品だったはずだ。でも、彼らは普段通りの演奏をしているように見えた。おそらく、上品に振る舞うことに馴れていないのだろう。そして、言うまでもないが、馴れる必要などないのだ。ライヴの間、僕はいつでも場末のバーの風景を思い浮かべることができた。

 一晩たっても全身に余韻が残っている。毛穴が開いて過敏になっているように感じる。今、僕を包んでいるのは、ずっと憧れてきたジャージーショアの空気なのかもしれない。

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by sandfish2007 | 2017-09-21 07:58 | diary | Comments(0)

進展

 晴れると思っていたのだが、起きたら曇りだった。シロギス釣りに行こうと思っていたのだが、起きたら気乗りしなかった。ひとまずコーヒーを淹れて、妻が職場でもらってきたパンを勝手に食べた。あとでおびただしい数の空き缶を捨ててこよう。いくらなんでも飲み過ぎだと思う。

 アルバイト代が入ったので、連日馴染みの飲み屋へ。一昨日はひとりでゆっくりと。ハイボールとすっぱい金平。ひやおろしと板わさ。昨日は妻と待ち合わせ、居合わせた友人たちと野球談義。日本酒と揚げ出し豆腐。だし巻き卵。ししゃも。タコブツ。

 そして、午前4時に床で目を覚まし…と、いったい何度同じような日記を書いているのだろう?僕の人生に進展はあるのだろうか?

 でも、今夜は違う。サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークスを観に行くのだ。人生初である。おっ、進展した。よかった。
 

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by sandfish2007 | 2017-09-20 07:52 | diary | Comments(0)