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Sandfish Records Diary

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歌詞を書く

 髪を刈ると頭が涼しいのは当たり前。すーすーして意識が冴える…というのは気のせいかもしれないが、それでも構わない。

 友人バンド用に歌詞を書いた。英語をまったく意味の違う日本語に置き換えていくのだが、僕の技術では人を感動させるようなものは書けないので、出来上がるのは「そこそこのもの」前後ということになる。友人からはひとまず好意的な言葉をもらえたのでよかったけど、もう少し上手になれたらいいなと思った。

 例えば、イントロが鳴った瞬間に「わぁ、いいなぁ」と思う曲がある。たった一音でなにがわかるのか?と思うのだけど、あっという間に心を掴まれてしまうのだから不思議だ。歌詞もそうで、聴いた瞬間に「おぉ、かっこいい」と思う必殺のフレーズというのがある。意味がどうとかいう前に、言葉そのものに胸を突かれるのだ。

 実に感性的な話であって、すぐれた音楽には神秘が隠されているということなのだろう。そういう歌をコンスタントに書けないと生き残れないというのは、なんだか凄い世界である。

 これから原稿をひとつ書く。あと2週間で4本書いたら今年はおしまい。さてと、書き始めよう。頭がすーすーさして意識が冴えていると勘違いしているうちに。
 

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by sandfish2007 | 2017-12-10 08:39 | diary | Comments(0)

ゴールデン・エイジ

 昨晩からめっきり寒くなった。今朝は霜が降りていた。どうやら12月らしくなったみたい。

 「そういえば…」とダニエル・マーティン・ムーア『ゴールデン・エイジ』を聴いたところ、これが実によく合う。昨年も同じ時期に聴いて、あまりの相性の良さに驚いたのだった。おそらく全体を包むほのかなエコーがいいのだろう。これは冬にリリースするべきだった。夏じゃなかった。※ 2016年7月20日発売

 12月といえばクリスマス・ソングということになるが、サンドフィッシュ・レコードにもデヴィッド・ミード「ザ・スマイル・オブ・レイチェル・レイ」という名曲がある。ただし、この曲が収録されたアルバム『デューズ』は売切れ&再入荷予定なし。さっきアマゾンをチェックしたら2枚在庫があった。芽瑠璃堂も在庫ありになっていたので、欲しいという方はお早めに。レイチェル・レイ、最高のクリスマス・ソングです。

 雪が降るとブルース・コバーンを聴きたくなるように、寒い季節は寒い国の人の歌が沁みるのは、至極当然なのかもしれない。音楽には生まれた場所の空気が含まれている。土地柄のようなものなのだろう。ダニエル・マーティン・ムーアもきっとそうだ。

 寒くなって、霜が降りて、今年も1年を振り返るときが来た。なるべく楽しかったことだけを想い出そう。

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by sandfish2007 | 2017-12-09 09:05 | diary | Comments(0)

37回目のジョンの日

 今日は敬愛するジョン・レノンの命日。あの日から37年がたったなんて。僕も歳をとるわけだ。

 1975年、アメリカの永住権を獲得し、子供が生まれたのをきっかけに、ジョンは音楽活動を休止する。そして、1980年に再開するわけだが、今にして思えば、休んでいたのはわずか5年間に過ぎない。短いとは言わないけど、35歳の大物ミュージシャンが5年くらい新作を出さなくても、さして珍しいことではない気がする。

 おそらく、ジョンの場合は、家で主夫をしているというのが意外だったのだろう。男がパンを焼いたり、子供のオムツを替えたりと、そういうことをしているのが、当時は今よりも違和感があったのだと思う。

 でも、ジョンにしてみれば、政治活動で警察に目をつけられたり、ヨーコとは別居したりと、ずっとストレスの大きな生活がつづいていたから、5年くらい休みたくなるのも無理はないと思う。

 1980年、子供は5歳になり、休養も十分とった。70年代が終わり新しい10年も始まった。「そろそろいいかな」という気分になったのかもしれない。新曲のタイトルは再出発を意味する「スターティング・オーヴァー」。イントロで聴かれる鈴音をジョンは「ウィッシング・ベル」と呼んでいた。そこには確かな希望があったはずだ。
 
 新しいレコードはチャートを上昇し、早くも次のアルバムの制作がすすめられ、ツアーも計画されるなど、すべてが順調に思えた。そんな矢先の12月8日の出来事だった。

 40歳でその生涯を閉じるとは、どういうものなのか。あの日10歳の少年だった僕には理解できなかった。今は言葉にならないやり切れなさを感じる。それは僕が47歳になり、ジョンが亡くなった年齢を過ぎたからかもしれない。
 
 毎年この日はジョンを偲ぶ。36年前の1周忌から、それはずっと変わらない。

 最後に、ジョンについての新しいコラムが、ちょうどアップされたのでお知らせを。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』で読むことができます。よろしければ…。

ジョン・レノンの死、それぞれの1980年12月8日

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by sandfish2007 | 2017-12-08 07:30 | diary | Comments(0)

皮剥ぎ

 わけあってフィッシュの『ファーム・ハウス』を聴いている朝。もう17年前のアルバムだが、いいものはいい。

 17年前というと西暦2000年。21世紀だと思っていたら、「世紀が変わるのは2001年だから、まだ20世紀だよ」と友人に言われて、「そうかもしれないけど、でもなぁ」と思ったのを覚えている。だとすると、1980年は70年代ということになり、ジョン・レノンは80年代を迎える前に亡くなったことになる。だからといって、なにか問題があるわけではないのだけど。

 昨日は雲ひとつない快晴だったから、午後は久しぶりに釣りへ出かけた。陽の光をたくさん浴びてとても気持ちよかったのだが、釣果の方はジモグリ1匹とフグ4匹の食えないもの祭り。

 暗くなる前に帰宅し、シャワーを浴び、妻が仕事から帰るのを待って、解凍しておいたエビを使ってペペロンチーノを作った。ほんとは釣りたてのカワハギを食べさせてあげる予定だったのだが、予定は未定にもほどがある僕なのだった。

 子供の頃、カワハギは料理のときに皮を剥ぐからカワハギというのだと教えられた。皮の下にはきれいな白身が隠れている。薄く切って、肝をのせて、醤油につけて食べると、とても美味しい。昨日は釣れなくて残念だった。

 ちなみに、フィッシュはPHISHでありFISHではない。酒の肴が魚とは限らないように。言葉とは面白いものだ。

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by sandfish2007 | 2017-12-07 07:27 | diary | Comments(0)

実に僕である

 好天の水曜日。リフレッシュに釣りでも行こうか。それとも寒いから家でレコードでも聴こうか。そんなことを考えながらレコードを聴いている朝。

 このブログとSNSの連携を解除して数ヶ月、スマホをいじる回数が減って、気持ちが楽になった。今でもときどきフェイス・ブックとツイッターを覗いたり、たまにレーベルやコラムのことを投稿するけど、その程度。あと、今さらながらインスタグラムを始めた。こちらは毎日覗いていて、ときどき投稿もするが、フォローしている人が少ないので、目にうるさくないのがいいみたい。

 若い頃は情報に飢えていたけど、インターネットの普及により情報過多になった。とにかく多すぎて、自分に有益な情報を取捨選択することさえ難しい。これではかえって楽しくないことがわかった。

 だから、積極的に関わるのをやめたところ、心にゆとりが生まれた。サンドフィッシュ・レコードは大通りからはずれた場所にある小さな店みたいなものだと思っているし、僕自身もそういう場所で自分の世界を守りたいタイプだから、そのためには静かな環境や時間が大切ということなのだろう。

 天気のいい朝にコーヒーを飲みながら、ジョン・レノンのレコードを聴いて、釣りにでも行こうかなと考える。実に僕である。

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by sandfish2007 | 2017-12-06 09:12 | diary | Comments(0)

年末セールはじまってます!

 先日から通販サイト「Sandfish Records Shop」で年末セールを始めました。CDが全品1,800円(税込)。もちろん送料無料です。12月22日(水)までやってますので、この機会にぜひご利用ください。こちら↓

 Sandfish Records Shop

 …と、のっけからセールのご案内。今年はレーベル10周年だというのに、とうとう1枚も新譜を出さなかったので懺悔セールでもあります。「来年はきっと!」の想いを胸に、少しでも喜んでもらえたら幸いです。

 さてと、12月になり街もどことなく慌ただしくなってきた。先日、スーパーで高価なお刺身を買ってしまったのも、そんな雰囲気にのまれてかもしれない。昨夜は鍋をつつきながら「もうこんな季節だねぇ」という言葉が口をついて出た。柚子とポン酢。翌朝の雑炊。冬の風景。

 かといって、特に予定らしい予定があるわけではない。DJイベントがひとつ。その日はリック・ダンコばかりを40分かけることになっている。あとは、仲間との忘年会がひとつかふたつあるかないか。今年も落ち着いた年の瀬を過ごせそうである。

 アルバイト先では年末調整をしてくれないので、いつもより給料が多いこともない。先日、レジに並んでいたら後ろでボーナスの話をしていた。そんなものがこの世にあることさえ忘れてたよ。やはり頼みの綱はセールの売上げか。

 お年玉の分を考えて、お財布と相談しつつ、CDが売れたら、飲み歩くといたしましょう。

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by sandfish2007 | 2017-12-05 07:35 | diary | Comments(0)

『スリラー』にまつわるローカルな話

 1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムを寄稿しました。今回はマイケル・ジャクソン『スリラー』です。「リマインダー」では、このアルバムの発売35周年を記念して、8日連続で『スリラー』に関するコラムを掲載予定。僕のもその中の1本というわけです。ぜひ読んでみてください。

スリラー狂想曲、あの頃の1位はいつもマイケル・ジャクソンだった

 …と、のっけから掲載情報を。あれから35年がたったなんて。そして、マイケルがもうこの世にいないなんて、なんだか不思議な気がする。

 僕も『スリラー』を持っている。しかし、そのレコードは自分で買ったわけではなく、友人からもらったものだ。で、その友人も別の友人からもらったのだという。なんでも、その別の友人には好きな女の子がいて、彼女がマイケル・ジャクソンのファンだったらしい。そこで、彼女と共通の話題をもつべく『スリラー』を買ったわけだが、その恋はあえなく撃沈。すると、「もういらねー」と捨てるように僕の友人にあげちゃったと、そういうハートブレイクなストーリー付きのレコードだったりする。

 友人は僕に『スリラー』をくれるとき、「つまり、これは怖いレコードなんだよ」と言ってこの話をしてくれた。まぁ、怖いってほどではないにせよ、多少不吉ではあるかもしれない。ご存知の通り、『スリラー』は史上最高の売上枚数を誇るモンスター・アルバムだから、こういうよこしまな理由で買った人も結構いたのだろう。

 そんなわけで、僕の中では『スリラー』とこのエピソードがセットになっている。『スリラー』にとっては迷惑な話だろうし、マイケル・ジャクソンにもなんだか申し訳ないので、「リマインダー」の特集では『スリラー』に関する幸せなエピソードを読めたらいいなと思う。

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by sandfish2007 | 2017-12-03 09:18 | diary | Comments(0)

SPRINGSTEEEN ON BROADWAY

 朝起きて、コーヒーを淹れて、音楽をかけて、文章を書く。週4日はアルバイトへ行く。12月も僕の日常に変化はなさそうだ。年末だからといって浮かれたりはしないのだ。

 ブルース・スプリングスティーンが、ブロードウェイにあるキャパ900人の劇場で、10月から週5日で弾き語りライヴをつづけている(土日休み)。当初は年内の予定だったが、チケットが即日完売したこともあり、すぐ来年2月までスケジュールが延長された。そして先日、これが6月いっぱいまで伸びたという。

 つまり、ブルースは10月から翌年6月までの9ヶ月間、月〜金で同じ会場に「通勤」することになる。凄すぎて感心するやらあきれるやらだが、定職に就いたことがないブルースにとっては、案外新鮮なのかもしれない。旅回りよりはずっと体も楽だろうし。ギターを抱えて劇場に週5で通うスーパースター。おそらく、自分で車を運転して行ってることだろう(目に浮かぶ)。かっこいい。

 というわけで、しばらくブルース・スプリングスティーンの日常にも変化はなさそうだ。その点だけは僕と同じだ。

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by sandfish2007 | 2017-12-02 08:56 | diary | Comments(0)