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Sandfish Records Diary

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ナイン・ライヴズ

 妻を仕事へ送り出したので、僕もこれから仕事をしよう。エアロスミス『ナイン・ライヴズ』を聴きながら。家での仕事は好きな音楽をがんがんかけられるのがいい。

 さて、仕事とはなにか?僕の場合、レーベルと物書きとアルバイト。一番お金を稼げるのはアルバイトだから、経済的な視点から言えばこれが本業ということになる。しかし、レーベルと物書きはいつかもっと稼げるようになる…かもしれない。…どうだろう?まぁ、とにかく、可能性が少しでもある以上は、アルバイトに本業の座を明け渡すわけにはいかない。…というのは、心意気という視点のお話。

 だから、今日は気合いを入れて物書きと音さがし。アルバイトはお休み。明日は気合いを入れてアルバイトを…。

 ところで、エアロスミスの『ナイン・ライヴズ』といえば、このときのツアーを僕は東京ドームで観ている。先輩が普通に取ったチケットはアリーナ2列目だった。アメイジング。あの日以来、僕はスティーブン・タイラーのファンである。

 そのスティーブンが、一昨日、日本武道館で来日公演をした。僕は絶賛マッカートニー貧乏につき足を運べなかったのだけど、なんとビートルズ・ナンバーを3曲も演奏したらしい。「カム・トゥゲザー」、「オー・ダーリン」、そして「アイム・ダウン」。おぉ…。

 日本武道館といえば、今日から12日後にポール・マッカートニーの来日公演が行われる。こちらも僕は足を運べそうにないけれど、幸運にも2年前に観ることができたから、その想い出を胸にライヴの成功を祈るとしよう。ちなみに、東京ドーム公演には行くつもり。

 それにしても、エアロスミスの『ナイン・ライウズ』はいいアルバムだ。きっとあのときのライヴの想い出が、余計にそう思わせてくれるのだろう。楽しかった想い出は宝物だ。
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-13 09:18 | diary | Comments(0)

鳩サブレーは何処?

 久しぶりの青空…という気がする。ウイングス「幸せのノック」を。ミルクをいれたコーヒーを。鳩サブレーを。

 僕はずっとアルバイトをしながらレーベル業をつづけている。今は週に4日、1時間半かけて横浜市の端っこまで通っている。それまで通勤というと満員電車を思い浮かべていたが、そうとは限らない。電車は混んでないし、行きも帰りもよく座れる。そういえば、鎌倉のインディーズ・レーベルに勤めていたときは、江ノ電で海を眺めながら通っていた。やっぱり混んでなかったし、行きも帰りも座れた。通勤もいろいろだ。

 1時間半×2=3時間。それなりの時間だが、実際はなんとなく過ぎてしまう。高校生の頃だと、ウォークマンや本を忘れたら気が狂いそうだが、今は正気を保っていられる。これは成長なのだろうか。

 電車通勤を始めて1ヶ月半。さすがに新鮮味は薄れたけど、こうして慣れていくのは日常が噛み合っている証拠。しばらくはこの生活をつづけられたらいいなと思う。

 気がついたら、鳩サブレーを食べ終わっていた。最初のひと口しか記憶にない。ふむ…。なにかをしながら食べるのはもったいない。
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# by sandfish2007 | 2017-04-12 07:14 | diary | Comments(0)

冬のような朝にジョージ・ハリスンを聴く

 冬に逆戻りしたような冷たい雨が降っている。刈ったばかりの頭がすーすーしている。こういう朝は湿り気のある音楽がいいのかなと、ジョージ・ハリスン『サムホエア・イン・イングランド』のオリジナル・ヴァージョンを聴く。外が寒くても、頭がひんやりしていても、心が温かければそれでいい。

 花粉の季節もそろそろおしまい。今年はびっくりするくらい症状が軽かったが、それでもコンタクト・レンズを入れることはできなかった。でも、あと少しすれば眼鏡をはずせるだろう。コートを脱ぎ、眼鏡をしまい、ひとつ、またひとつと、身軽になっていく。今日はコートを着るけども。

 近所の桜がきれいに咲いている。買い物帰りに川沿いの並木道を自転車で走った。曇り空だったから映えはしなかったけど、それでもきれいだった。散り際はもっときれいなのだろう。川面にたくさんの花びらが浮かび、下流へと流れてゆくのだろう。そのときもジョージ・ハリスンの歌を口ずさむとしよう。「ライフ・イットセルフ」とかを。ジョージの歌は日本の情緒にもよく合う。なぜか。

 頭がすーすーしているから、今日の僕はきっと冴えているはずだ。いい仕事ができますように。面白いことも言えますように。
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-11 07:23 | diary | Comments(0)

ポール・マッカートニーとエルヴィス・コステロのデモがすごくいいのだ

 先月末、ポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション第10弾『フラワーズ・イン・ザ・ダート』(1989年発表)のデラックス・エディションがリリースされた。僕はこのシリーズを購入したことはないのだけど、最新リマスターの他に当時のデモや未公開映像などが収録される等、熱心なファンには興味深い内容となっている。

 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は、ポールが一時の低迷から復活を遂げた傑作アルバムで、収録曲のいくつかをエルヴィス・コステロと共作している。その「コステロとのデモがいい感じです」と友人が音を送ってくれたのだけど、これが本当によかった。デモだというのに、ふたりとも気合い十分な歌いっぷりで、僕はすっかりノックアウトされてしまった。

 コステロは、子どもの頃ビートルズの熱心なファンで、ファン・クラブにも入っていたことがあるという。ポールはそんなコステロに格の違いを示そうとしていたのか、コステロはかつてのアイドルに自分の実力を認めさせようとしていたのか、理由は知るべくもないけれど、とにかく張り合っているし、そのピリッとした緊張感が心地よかった。そして、未発表となった曲も含めて、共作し歌はどれもいいのだから、改めて実りあるコラボレーションだったことがわかる。

 ポールにしてみれば、こういう「挑む」(あるいは「挑まれる」)ような感覚は、久しぶりだったのかもしれない。また、コステロにポールへの敬意があったからこそ、この組み合わせはうまくいったのかなと思ったりもする。

 というわけで、今朝もこのデモ集を聴いている。すべての曲を完奏しているのがいいし、ふたりの作風の違いだけでなく、けっこう似たところがあるんだなというのもわかって楽しい。ポールもコステロも本当に素晴らしい。

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 最後に掲載情報をひとつ。1980年代に特化したエンターテインメント・サイト「Re:minder」に、ブルース・スプリングスティーン「マイ・ホームタウン」のことを寄稿しました。2週つづけてのスプリングスティーン・ネタです。前回はおかげさまでたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。今回もよろしくお願いいたします。

スプリングスティーンが紡ぐアメリカの小さな町で暮らすひとりひとりの歌
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-10 07:19 | diary | Comments(0)

ひとり仕事

 目が覚めたら雨降り。桜が咲く頃というのは、たいていそういうもの。で、雨がやんだら風が吹く。そういうもの。

 今日はアルバイト。でも、出社するのは僕ひとりかもしれない。社長は「僕も来ると思います。来ないかもしれないけど」と言っていた。社長はいつも自転車でやって来る。でも、今日は雨。だから、無理することはないと思う。そもそも土曜日だし。来てほしくないという意味ではない。僕はといえば、こんな風に自由に働かせてもらえてありがたい。

 事務所の一番はずれた席に僕は座っている。「好きな席に座ってください」と言われると、どういうわけかそういう席に座ってしまう。バスに乗ったら一番後ろの席に座る高校生みたいなものだ。僕だけがみんなに背を向け、窓を向いて仕事をしている。けっこう蚊帳の外というか、みんなが何をしているのかは気配でしかわからないけど、自然光が入るのでほっとする。期待される仕事ができるようになれば、もっと快適になるだろう。

 なんであれ、事務所でひとり仕事は悪くない。集中できるし、リラックスもできる。そんな今のアルバイトを僕は気に入っている。問題は社長が僕を気に入ってくれるかどうかだが、それはこれからのがんばり次第。
 
 というわけで、いってきます。
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-08 08:08 | diary | Comments(0)

一喜一憂

 昨日は1日オフ。朝起きて数時間ぼんやりし、サンドウィッチを食べ、キンクスのレコードを2枚聴いて、風呂に入り、ピート・タウンゼンドのレコードを1枚聴いて、親子丼を食べ、時間をかけて出かける準備をし、いざ横浜スタジアムへ。

 ジャイアンツ対ベイスターズ。2点先制して喜んでいたら、阿部のホームランで同点にされた。阿部は「ここで打たれたくない」という場面でよく打つ。きっと性格が悪いのだろう。でも、梶谷がタイムリーを打って勝ち越し、そのままゲーム・セット。3連戦のうちひとつ勝ててよかった。

 横浜DeNAベイスターズ、ここまで6試合を消化して2勝4敗の第5位。残り137試合。

 帰りは馴染みの隠れ処「海樹」にて祝杯。みんなでひと盛り上がり。プロ野球のシーズンが始まると、毎日が一喜一憂。
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-07 07:38 | diary | Comments(0)

レイ・デイヴィスはいい曲ばかり書く

 ビールの空き缶を捨てに外へ出たら、春らしい空気に包まれた。このふんわりとした感じ、実に春である。近所の桜も今日で一斉に開くかもしれない。

 浮かれ気分でザ・キンクスの『シンク・ヴィジュアル』をターンテーブルにのせた。80年代のキンクスの中では一番好きなアルバムだ。ギターの音が清々しい。リーダーのレイ・デイヴィスといえば、今月末に10年振りの新作をリリースする。前作『ワーキングマンズ・カフェ』は大好きで、今もときどき聴いている。

 かつてXTCのアンディ・パートリッジが、最高のソングライターの1人になるためには「バート・バカラックを乗り越えて、レイ・デイヴィスよりも上手くなり、レノン&マッカートニーの壁を突破しなきゃならない」と言っていた。その通りだ。アンディはいいことを言う。きっとレイは今回もいい曲ばかりを揃えてくることだろう。歌詞対訳がほしいので、日本盤を買わないといけない。楽しみだ。

 それにしても、おびただしい空き缶の数だった。最近は焼酎の減りも早い。春だからかな?(関係ない)
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-05 08:05 | diary | Comments(0)

Spring has come

 昨日の午前中、陽気が良かったし、桜も咲き始めていたので、妻と散歩に出かけた。歩き出してすぐにジャンパーを脱いだ。ベンチに座ると、風はまだ冷たかったが、陽射しは暖かかった。山は色づき、足元を見やればあちこちで小さな花が咲いていた。高台からは柔らかく霞んだ海が見えた。広場で遊び回る子ども達の装いも軽い。春がやって来たのだと思った。

 馴染みの隠れ処でランチを食べ、帰宅してからは、窓辺の陽だまりでしばらく猫のようにまどろんだ。その後は夕食まで仕事をし、懸念だった原稿をどうにかまとめた。

 気がつけば新年度。僕には関係ないと思っていたが、今月からアルバイトのシフトが変更になるのは、その影響だと言えなくもない。友人の異動話もちらほら聞こえてくる。期待と不安。期待が勝りますように。

 今朝も鳥の鳴き声が聞こえる。なんだか楽しそうに思えるのは、やはり春になったからなのだろう。それは僕の気持ちの問題であって、実際に鳥たちが楽しいかどうかはわからない。とても楽しそうだけど。
 

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# by sandfish2007 | 2017-04-04 07:32 | diary | Comments(0)

Re:minder(リマインダー)

 1ヶ月半前から週1回のペースで原稿を書かせてもらっている。このブログでもそのたびにお知らせしているので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。「Re:minder」(リマインダーと読む)という1980年代音楽のエンターテインメント・サイトで、サイト自体もまだ始まって1年半くらいだろうか?

 80年代というと、音楽的にどこか軽視されてきたところがあると思うのだが、そのおかげか30年以上がたっているのにまだ評価軸が定まっておらず、何かを語るにあたっての自由度が高い。そのため切り口がユニークな記事も多くなる。

 「Re:minder」に記事を書く人のことを「カタリベ」というのだけど、最近になってそのラインナップが急速に充実してきている。記事のクォリティーが粒ぞろいになり、「へぇー」という思うことが増えた。ということは、これから徐々に淘汰されていくことになると思うので、僕も生き残れるようにがんばらないといけない。

 というわけで、新しい掲載情報です。今回はブルース・スプリングスティーンの名曲「ザ・リバー」について書きました。僕としては、スプリングスティーンでコケるわけにはいかないので、ぜひ読んでみてください。

スプリングスティーンが歌うアメリカの田舎町で暮らす若い男女の物語

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# by sandfish2007 | 2017-04-03 08:41 | diary | Comments(0)

『想像ラジオ』と『トリプリケート』

 昨日、ボブ・ディランの新作『トリプリケート』が届いた。でも、僕は読みかけの小説があったので、まずそちらを読んでから聴こうと思った。

 その本は、いとうせいこうの『想像ラジオ』という小説で、東日本大震災の2年後に出版され、その2年後に文庫本となり、そのさらに2年後に僕は読んだことになる。あの震災を背景に、高い樹木の上にひっかかった男が、事態を把握できないまま、想像力を使ったラジオ放送を始めるという物語。軽妙な文章は暗くなることなく、男はたくさんのリスナーと繋がることで、次第に現実を受け入れていく。

 そして僕はといえば、本を楽しく読め進めながら、6年前の震災のときに感じた気持ちのディテールをいくつも想い出していた。それらは、袋の中でくだけたお煎餅のかけらみたいに粉々なまま、僕の心に残っていた。どこにも結びつかずに放置されたそれらの気持ちを想い出すことで、僕は初心に戻れたような気がした。あの日以降、僕は確かに変わったのだ。

 想像ラジオでは、リスナーが聴きたい曲を好きに聴くことができる。だから、僕は傍らに置かれたボブ・ディランの新作を聴いているような気持ちで読んだ。まだ未聴だったけど、だいたいの内容は察しがついていたし、きっとぴったりだろうと思ったから。

 今朝はそのアルバム『トリプリケート』を聴きながら、このブログを書いている。『想像ラジオ』の物語を想い出しながら。6年前から放っておいたままの気持ちを感じながら。 

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# by sandfish2007 | 2017-04-02 08:06 | diary | Comments(0)