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Sandfish Records Diary

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お家安泰

 昨年11月に亡くなった伯父さんの法事があった。朝起きるとグレッグ・オールマンの訃報を知り、僕は『レイド・バック』を聴いてから喪服に着替えた。

 ところが、アジャスターを目一杯にしてもウエストのボタンがしまらない。漫画でよくこういう場面があったけど、そうか、こういうことか。しまらないものは仕方がないので、ベルトでどうにかごまかして家を出た。

 宮井家のお墓は横須賀市浦賀にある。江戸後期から戦前くらいまでは、ちょっとした名家だったらしい。以前にも書いたが、かの黒船来航でペリー提督から鍋をもらったのは、ここでは有名な郷土史である。

 僕にとっては数年振りのお墓参りだった。行ってみると、宮井家ゆかりの墓に観光用の説明書きが添えられていた。「三浦半島一の豪商」だとか「宮井家の屋敷は大名屋敷を思わせるほどの威容であった」とか、「ほえー」と思う内容がずらり。見知らぬ人達がこのお墓を訪れる姿を想像するのは、なんだか妙な気分だ。「地元の小学生が自由研究でご先祖様のことを調べたりするのかな」と思ったりした。

 それにしても、商才は受け継がれなかったらしい。僕にほんの少しでも血筋を匂わせる商才があれば、妻に苦労をかけずに済むものを…。

 久しぶりに集まった親戚は、順調に世代交代が進んでいた。子供たちがたくさん来ていた。かつてのような豪商はひとりもいないけど、子供たちの笑顔があれば、それだけでお家は安泰である。

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# by sandfish2007 | 2017-05-29 06:23 | diary | Comments(0)

なぜだろう?

 最近、眠い眠いとばかり言っているが、今日は比較的すっきりした目覚め。なぜだろう?と昨夜のことを振り返ってみる。

 アルバイトが終わり、僕は電車に乗った。給料日だった妻がご馳走してくれるというので馴染みの隠れ処「海樹」へ。甲子園では首位タイガース対4位ベイスターズの試合が行われ、藤沢ではカウンターをはさんでタイガース・ファンとベイスターズ・ファンが対峙していた。幸運にもこの日はベイスターズが勝利。生ビール2杯。日本酒4合。シラスと海苔のオムレツ。イカゲソ七味焼き。アジのなめろう。かき揚げうどん。これで5,000円くらい。至福。

 満腹。ほろ酔い。25分歩いて帰宅。妻はすぐに就寝。僕はレコードを2枚聴いた。クリストファー・クロスとナイアガラ・トライアングル。今の時代にそぐわない明るいサウンドが心地よかった。そのまま床で寝落ち。午前4時に目を覚まし、いそいそとベッドへ。さっき起床。比較的頭がすっきりしている。

 結論:なぜだろう?

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に桑田佳祐と佐野元春のことを寄稿しました。「そういえばこのふたり同い年なんだよな」と思い、30歳だった1986年のことを振り返ってみました。僕は16歳でした。いつもとは毛色が違うかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。

桑田佳祐と佐野元春の30歳、それぞれの1986年 
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-27 07:48 | diary | Comments(0)

2秒あれば寝れる

 雨の金曜日。アル・グリーンの『レッツ・ステイ・トゥゲザー』をかけながら、眠い目をこすっている。

 このブログはフェイスブックから読みにきてくれる人が一番多い。5割くらいがそう。先日、「SNSで一番よく使うのはラインだね」と言われた。僕はラインをやっていない。「他には?」と訊ねると、「ツイッター」と言われた。僕はツイッターをあまり使わない。「インスタグラムは?」と訊ねると、「ツイッターと同じくらい」という返事だった。僕はインスタグラムをやっていない。

 他にもいろいろなSNSがある。ピンタレストとかリンクトインとか。あ、ミクシィも。使うSNSによってアクセスは変わってくるのだろうが、もはやよくわからない。僕は眠いのだ。

 かつてはアクセス元の8割くらいが「不明」だった。これは「お気に入り」に登録してくれていたということらしい。

 こういうことを考えるとますます眠くなる。今なら2秒で寝る自信がある。コーヒーをもう1杯。アル・グリーンが「オールド・タイム・ラヴィン」を歌っている。
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-26 07:24 | diary | Comments(0)

ビールを飲んだらおしまいだ

 寝不足だと眠く、よく寝ても眠い。どうすればいいのだろう?
 
 昨日は野球を観に行った。前も書いたと思うけど、今年はファンクラブに入会したことで、平日なら年会費8千円で8試合観れる。つまり、1試合1,000円の換算だ。内野指定席Cの定価が3,100円だから大変お値打ちである。どうしてこんなにお得なのだろう?(8試合も行かない人には得じゃないけど)
 
 気がつけば5月もあと1週間ない。今年はレーベル設立10周年なのに、ニューリリースのための音さがしは一向に進んでおらず、この調子だと秋までに1枚出すことが目標になりそうだ。「なんだか雲行きがあやしいなぁ。10周年Tシャツでも出してお茶をにごしとくか?」と一瞬考えたが、それではあまりに本末転倒なので…やめた。
 
 それにしても、どうしてこんなに眠いのだろう?きっと血の巡りが悪いのだ。頭に十分な酸素がいってないのだ。雪山で眠くなるのと同じだ。多分…。

 ひとまず、昼にビールを飲まないように気をつけよう。飲んだらおしまいだ。
 
 最後に掲載情報を。総合音楽サイト『Veemob』にコリーン・クラーク『アズ・ザ・クロウ・フライズ』(Colleen Clark / As the Crow Flies )のことを寄稿しました。この季節になると聴きたくなる1枚です。ぜひ読んでみてください。
 
 ・コリーン・クラーク『アズ・ザ・クロウ・フライズ』 – ひとりの女性の濃密な8年間を綴った記録 –
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 試聴・購入はこちらから→link
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-25 11:22 | diary | Comments(0)

昨日、そして今日

 アリアナ・グランデのマンチェスター公演で、ライヴ終了後に自爆テロがあった。22人が死亡。50人以上が負傷した。なんてことだろう…。1年半ほど前にパリで起きた同時多発テロを思い出した。あのときは130人が死亡し、そのうちの89人は、イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴ会場で亡くなっている。

 いつか日本でもこんな日が来るのだろうか。好きなライヴも野球もサッカーも安心して観ることができない日が。

 そのニュースをテレビで観た後、ロジャー・ムーアが亡くなったことを知った。89歳だったという。僕は007シリーズのファンで、ほとんどの作品を観ている。初めて観た作品は『ユア・アイズ・オンリー』。テーマ・ソングはシーナ・イーストン。主演のジェームス・ボンド役はロジャー・ムーアだった。家族で映画館まで観に行った。びっくりするくらい面白かった。

 ロジャー・ムーアは、シリーズの中で一番長くボンドを演じた。最初の作品は『死ぬのは奴らだ』。テーマ・ソングはポール・マッカートニー&ウイングス。『私を愛したスパイ』では今のリンゴ・スターの妻がボンド・ガールを演じている。今ではショーン・コネリーやピアース・ブロスナンのボンドの方が好みだけど、ロジャー・ムーアが僕とっての基準であることに変わりはない。どうか安らかに。

 一夜明けて今日はボブ・ディランの誕生日。76歳になりました。おめでとうございます。新作『トリプリケイト』、ときどき聴いてます(今朝も)。昨日、たくさんの人が亡くなりました。でも、今日あなたがまたひとつ歳を重ねてくれたことを嬉しく思っています。心からの尊敬を込めて。

 今夜は横浜スタジアムへ野球を観に行く。横浜DeNAベイスターズを応援する。昨夜の筒香選手のホームランは、ライトスタンドの最上段(立ち見席)に飛び込んだ。きっと今日も飛ばしてくれることだろう。もしかすると、その上を飛び越えて行くかもしれない。僕らの気持ちを乗せて。マンチェスターの悲しみを乗り越えて。ボールはどこまでも飛んで行くのだ。

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# by sandfish2007 | 2017-05-24 06:58 | diary | Comments(0)

クロックス

 最近の欲しいものベスト3。レイ・デイヴィスの新譜。クロックス。軽い眼鏡。

 玄関を開けると夏の匂いがした。強い陽射しを受けながらコンビニへ。ホットドッグを買い、家でコーヒーと一緒に食べたところ、床に敷いたラグがなんだか暑苦しい。「そろそろ井草のマットを出そうか」と考えるも、昨年ボロくなって捨てたのを思い出した。でも、午後からテレビで野球を観るのに、このラグはやはり暑い。

 というわけで、近所のスーパーへ買いに行った。しかし、時期尚早だったようで、まだ売っていなかった。そんなとき目に飛び込んできた「クロックス39%OFF」の文字。サイズを選んでレジへ。家に帰ると妻がラグを片づけていた。ぴかぴかのフローリングが気持ち良さそうだった。

 これにて欲しいものがひとつ減った。めでたしめでたし。お昼は焼きそば。たのしみたのしみ。
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-21 12:39 | Comments(0)

ラグ・ママ・ラグ

 スーパーからの帰り道、道の反対側からザ・バンドの「ラグ・ママ・ラグ」が流れてきた。「おっ、いいね。さすが藤沢。ミュージック・シティ」などと思うはずもなく、「おいおいおいおいおい!」と車にひかれない程度に肩を車道に突き出し、その先を凝視してみたところ、音は最近できたカフェから聞こえてくるのがわかった。

 窓辺にレコード・プレーヤーが置かれ、その横にザ・バンドのライヴ盤『ロック・オブ・エイジズ』のジャケットが飾られていた。「あぁ、そういうことか」と僕は思った。というのも、ちょっと前に音響マンの先輩から「あそこはいいよ。レコード持っていくといいよ」と言われていたのだ。どうやら本当だったみたい(別に疑ってたわけじゃないけど)。今度コーヒーを飲みに行ってみよう。

 昨日、共謀罪が衆院で可決された。与党の強行採決である。ずっと前からそうすると決めてて、ただタイミングを見計らって、昨日そうしたのだと思う。誰もその筋書きを変えられなかったのだから、これが現実なのだろう。言うまでもなく、僕はこんなやり方は好きじゃない。選挙に勝てばなんでもありか?選挙前に言えよ。

 だんだん腹が立ってきたな。晴天の土曜日なのに。穏やかな僕の日常をスポイルしないでほしい。

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』にザ・ブルーハーツのことを寄稿しました。今月でメジャー・デビュー30周年とのこと。僕が初めて「リンダ・リンダ」を聴いたのも、ちょうどその頃でした。ぜひ読んでみてください。

音楽を奏でる心意気、それこそがブルーハーツのロックンロール

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# by sandfish2007 | 2017-05-20 07:19 | diary | Comments(0)

いつまでも元気で

 10年前の海外ドラマを見ていたら、ジョン・エントウィッスルの名前が出てきた。このドラマではちょくちょくミュージシャンの名前がセリフに出てくる。ちなみに主題歌はザ・フーだ。

 舞台はラスベガス。映画スターの死体が検視室に運ばれると、検死官の先生が解剖の前に彼の写真を撮る。そして、「私のコレクションだ。2パックとエントウィッスルも持っている」と言うのだ。確かに2人ともラスベガスで亡くなっているので、この先生が司法解剖したという設定なわけだ。

 それでジョン・エントウィッスルが亡くなったときのことを思い出した。ツアーが始める前日にホテルで亡くなっているのが発見されたのだった。今から15年前のこと。あのときはショックだったけど、今は冷静に振り返ることができる。

 今日はエントウィッスルのバンドメイトだったピート・タウンゼントの誕生日。あのピートが72歳か。つい最近2000年のライヴ映像を観たばかりなので、あのときから17年分の皺が増えたピートを想像した。そして、今も元気でいてくれることを嬉しく思った。

 昨日、お袋のお見舞いへ行ってきた。親父も来ていたので、3人でゆっくり話をすることができた。ふたりともピート・タウンゼントより歳上だ。そんなお袋が僕の年齢について「あなたがもうそんなになるのねぇ」と言った。ええ、そうなんですよ。今日退院の予定。目の病気を患っていた親父も、ひとりで出歩けるところまで回復していて安心した。いつまでも元気でいてね。
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-19 07:09 | diary | Comments(0)

びっくり仰天

 昨日、お袋が手術をしたことが発覚。「無事成功した」という親父からのメールで知ってびっくり仰天。「ど、どういうこと?」と問い合わせたところ、義姉は「知らなかったんだね」と言い(「はい」)、妹は「きっと知らなそうだから伝えないと!と思ってたんだ」と言い(「そうだったんだ」)、兄貴は「連絡行ってなかったのね」と言い(「そうなんだよ」)、親父は「知らせていなかった?ゴメン!」と言った(「いえいえ」)。今日お見舞いに行って来ようと思う。ちなみに、お袋は「明日退院するから来なくていいよ」と言っている。行くけど。

 そんなこんなで仕事効率が著しく低下した午後をやり過ごし、夜は新橋の餃子屋さん「一味玲玲」へ。角川映画の話を中心に、知らないことをいろいろ教えてもらう。それから、知人がマスターをやっているバー「たんぽぽ」へ。ここでも知らないことをいろいろ教えてもらう。

 一番びっくりしたのは、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」の話。これはガゼボというイタリア人アーティストのヒット曲「アイ・ライク・ショパン」に日本語の歌詞をつけたものだが、その作詞をしたのが松任谷由実だというのだ。おそらく有名な話なのだろうけど、僕は「そんなことまでしてたのか!」とびっくり仰天(大袈裟か)。80年代における彼女の仕事の膨大さに頭がくらくらしたのだった。

 さっき天気予報を見たら午後は雨が降るらしい。病院へ行くときに降られるのだろうか?嫌だなぁ。雨男を自認する人には午後の外出を控えてほしい(自分勝手)。
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-18 10:19 | diary | Comments(0)

青い影

 今朝もカセットテープを聴いている。1曲目はプロコル・ハルムの「青い影」。この曲は高校生のときに初めて聴いた。まさに驚くべき曲だった。「1曲でいいから死ぬまでに「青い影」くらいの曲を書けたらなぁ」なんてことを友達と話した。そして、「ひょっとすると、世界にはこんな名曲がまだまだあるのかもしれない」と思うとどきどきした。

 大学生のとき、アラン・パーカー監督の映画『ザ・コミットメンツ』を観に行った。ダブリンでソウル・バンドを結成するという話で、ストーリーも音楽も最高だった。ギタリストの手元がアップになり、「トライ・ア・リトル・テンダネス」の最初のカッティングを弾いた瞬間、鳥肌がたったのを覚えている。ギタリストがここまで何も弾いてなかったことに気づいたからだった。それがどれほど雄弁なことなのかも。僕は待つことの大切さを学んだ。

 この映画でも「青い影」が使われている。教会でパイプオルガンを弾きながら歌うのだが、歌詞の「ファンダンゴ」を「ファンタスティック」と間違える。教会にはキーボーディストとマネージャーのふたり。一緒に歌詞をなぞり、それから「おかしな歌詞だ」と言う。でも、僕はガツンとやられた。その哲学的で示唆に富んだ歌詞に。特に好きなのは「彼女は海岸へと去って行った16人の処女のうちのひとり」というフレーズ。意味がわからない。そこがいい。

 ポール・マッカートニーは、深夜のクラブで初めて「青い影」を聴いた。「わお!誰の曲だ?スティービー・ウィンウッドか?」と一緒にいたみんなで興奮したらしい。ウィンウッドかと思ったというのが面白い。確かにそう思ってしまいそうだ。

 カセットテープを聴いていると、いろんなことを思い出す。今は1910フルーツガム・カンパニーの「サイモン・セッズ」が流れている。彼らの音楽はバブルガム・ミュージックと呼ばれた。子供向けといった意味だろうか。きっと本人達は嬉しくなかったことだろう。もし僕なら自分のやっていることをそんな風に言われたくない。いつの時代にもこういった揶揄した言い方は存在する。産業ロックとかもそう。まぁ、言われても仕方がない気もするけど。どちらもそんなに悪くない。良くもないだけだ。
 

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# by sandfish2007 | 2017-05-17 07:47 | diary | Comments(0)