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Sandfish Records Diary

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記憶にございません

 最新作が劇場公開中の『007』シリーズ。ダニエル・クレイグがジェームス・ボンドを演じるのはこれが最後らしい。なんとか映画館で観れるといいのだけど。

 そんな気分で、昨夜は『007/慰めの報酬』を観ようとしたら、冒頭から話がよくわからない。これはどうやら連作らしい。前作を先に観た方がよさそうだと『007/カジノ・ロワイヤル』にしたら、これがもの凄く面白かった。

 でも、観た覚えがある。そして『慰めの報酬』の方も、ぼんやりとだが記憶が蘇ってきたような…。

 そこで、このブログの検索をかけたところ、やっぱり5年前に観ていた(こちら→link)。しかも、ご丁寧にこんなことまで書いてたりする。

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 びっくりしたのは、次作の『慰めの報酬』がこれの続編だったこと。僕は先に『慰めの報酬』を観ていたので、どうりで理解できない部分があったわけだ。
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 「あれまぁ…。やっぱり観てたか」と、僕は深いため息をついた。というか、過去の作品リストを確認したところ、おそらく全部観ている。近年、僕の記憶は本当に心もとない。

 ちなみに、ウォーレン・ジヴォンは癌で余命宣告を受けた時、「そうか、007の新作はもう観れないのか」と言ったという。死を前にしてのジヴォンらしい軽妙なセンスに唸りつつも、やけに悲しくなったのを思い出す。そして、その新作というのが、彼が亡くなって3年後に公開されたダニエル・クレイグ主演の第一作目『カジノ・ロワイヤル』ということになる。

 なんというか、時は流れているのですね。

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# by sandfish2007 | 2021-10-19 07:45 | diary | Comments(0)

知らんけど

 今朝起きたら気温が13度だった。数日前までは20度くらいあったのに。ウインドブレーカーを羽織ってのウォーキング4キロ&ジョギング3キロ。ほとんど汗をかかなかった。そして、風呂がやけに気持ちいいという。まるで晩秋。

 さて、なかなか安定してくれないレコードの音質だが、どうやら針圧の調整がなってなかったらしい。ちゃんとやったつもりでも、ちゃんとできてないことはあるものだ。常に自分を疑う謙虚さを忘れてはいけない。

 なんであれ、アルバムを最後までストレスなく聴けるのが楽しくて、とっかえひっかけターンテーブルにのせまくる。ジョン・レノン→OK、ジャクソン・ブラウン→OK、ブルース・スプリングスティーン→OK。

 …と、ここまではよかったのだが、ビートルズ、リー・モーガンでつまづき、マイルス・デイヴィスで持ち直すも、ジェームス・テイラーで再びつまづいた。でも、最後のC.C.Rでなんとか持ち直したので、とりあえず良しとしよう。

 ちなみに、先日購入したケーブルの効果は、多分、それなりにあると思う。楽器の細かい音がクリアになった気がするから。よくは知らんけど。
 

# by sandfish2007 | 2021-10-18 09:46 | diary | Comments(0)

クレジットカードの不正利用がありまして

 弊社の通販サイト『Sandfish Records Shop』にて、一昨日と昨日、クレジットカードの不正利用が32件ありました。注文内容が不自然だったのですぐにわかりましたが、こういうのは、本当に、勘弁していただきたい。

 多くが入力情報の不備で支払い不成立(未課金)だったり、課金前だったのでこちらで注文キャンセルできたのですが、1件だけ「課金済」となっていたため、急いで返金手続きを行いました。でも、もしかすると、手続き上、一旦うちからの請求がその人宛の明細書に載るかもしれません(後日、マイナス相殺されます)。困ってしまうのは、注文メールに書かれた連絡先がでたらめで、ご本人にお知らせできないことです。なんだかモヤモヤします。

 とりあえず、サイトのセキュリティーを強化しました。今後、クレジットカードでお買い物をされるお客様は、クレジット会社のパスワードを入力していただくことになります。

 「そんなもの忘れたよ」という人もいるかと思います。また、こうした迷惑行為をするほんの一部の輩のせいで、そうではない人達に手間をかけてしまうのは、僕としてもまったく本意ではありません。でも、今はそれしか方法がないのです。どうかご理解ください。

 それにしても…、どういう理由でこんなことをするのだろう?誰も得をしないと思うのだけどな。違うんですかね?
 

# by sandfish2007 | 2021-10-17 12:25 | diary | Comments(0)

ノスタルジー

 8年振りに自分が育った町へ。鎌倉アルプスと呼ばれるハイキングコースを歩き、鎌倉市と横浜市の最高地点を通過して、長い階段を下るとその町はある。

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 町はとにかく静かだった。平日の昼時だったからというのもあるだろうが、それにしてもだ。かつて暮らした家は既に見知らぬ人の手に渡っていて、外から眺めるしかできないが、まだ残っているだけでもありがたい。

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 家の前の小学校は15年前に閉校となり、今は埋蔵文化財センターになっている。それでも、広い校庭は昔と変わらず、校舎も体育館もプールもそのままあった。

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 とにかく、今となってはすべてが懐かしい。しばし思い出に浸っていると、かつて隣人だった家族が歩いてきた。おばさんが僕のことをじっと見たが、声をかけてこなかったのは、おそらく僕が誰なのか確信がもてなかったのだと思う。僕もそうだったから。彼らが隣の家に入って行ったからわかっただけで。

 僕はタイミングを逸して挨拶をすることができなかったけど、去り際に小さく会釈をすると、彼らも同じくらい小さな会釈をしてくれた。多分だけど、そんな気がした。

 町を出て行く人もいれば、留まる人もいる。そして、ここでは子供だった僕が、今は51歳なのかと思った時、人は歳をとるのだなぁとしみじみ感じた。

 バス停にミニローソンとカフェスペースを併せた施設ができていた。この町で初のコンビニである。営業時間は20時までだけど、まぁ、ないよりはいいだろう。バスの本数は1時間に2本程度。これは変わりなし。

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 久しぶりで楽しかった。また8年後かそれくらいに。
 

# by sandfish2007 | 2021-10-16 15:06 | diary | Comments(0)

パディ・モローニに捧ぐ

 パディ・モローニの訃報を受け、昨日はずっとチーフタンズをかけながら仕事をした。聴く度に彼の地の風が吹き抜けてゆく。きっとパディはその一部になったのだと、そんな気がした。

 パディはポール・マッカートニーの「レインクラウズ」という曲に参加している。だから、僕が初めてパディの演奏を聴いたのはこの曲ということになる。そして、ジョン・レノンが撃たれたのは、これをレコーディング中の出来事だった。「だから、すごく印象に残っているんだ」と語ったインタビューを読んだことがある。

 僕がチーフタンズを意識したのは、ヴァン・モリソンとの共同名義でリリースされたアルバム『アイリッシュ・ハートビート』だった。彼らの演奏からケルト音楽の伝統と、大地のような広がり、古(いにしえ)の時代から絶え間なく吹き続ける風を感じた。

 パディ・モローニの人生は音楽に溢れていた。アイリッシュ・ミュージックそのものだったとさえ言えるかもしれない。数年前に来日した際のインタビューで、パディはこんなことを言っていた。「もしこの世から音楽が消えたら、世界は悲しい場所になってしまう。ただでさえ、たくさんの嫌なことや悪いことがあるのだから」。この言葉にパディが生涯愛したケルト音楽の伝統を感じ取ることができる。悲しみを知る心と何事にも屈しない魂を。

 ルーツ・ミュージックを演奏するというのは、背後にたくさんの先達がいるのを知ることであり、これほど心強いことはない。そして、いつかは自分もその一部になる。パディもまたそんな旅人のひとりなのだろう。

 どうか安らかに。たくさんの感謝を込めて。

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# by sandfish2007 | 2021-10-14 09:03 | diary | Comments(0)