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Sandfish Records Diary

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トゥールーズ・ストリート

 昨日は暖かい日だった。というわけで、くしゃみなど。花粉がじわじわ飛び始めているのを感じたのだった。

 今朝はドゥービー・ブラザーズのセカンド『トゥールーズ・ストリート』を聴いている。アメリカ西海岸ならではの開放的で自由な空気がたっぷり詰まった1枚だ。乾いたギターの音が躍動するバンド・サウンドを牽引していく。日ごと春を待ちわびながら聴くのにも、けっこういい感じ。

 タイトルの「トゥールーズ」ってどういう意味だろうと調べてみたら、フランスの南西部にある地名らしい。アメリカじゃないのか。なんか意外。

 気がつけば2月も後半。僕の生活はスローペースで進行中。今年はこんな感じでいくのだろうか。それとも忙しくなるのだろうか。とりあえず、体調はいつになくいい。これからなにがあるかわからないし、今の状態を維持しておこう。

 それにしても、初期のドゥービー・ブラザーズの音楽はおおらかだ。『トゥールーズ・ストリート』で、彼らは最初の成功を手にし、すべてはこれからという時期だった。できることなら、僕もこれくらい伸び伸びしていたい。

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# by sandfish2007 | 2019-02-21 07:27 | diary | Comments(2)

ルーフトップ・コンサートのビートルズ(The Beatles on the Roof)

 ビートルズがアップルの屋上でライヴをしたのは、1969年1月30日。あれから今年で50年がたった。そんな記念すべき日に発売された新刊が『ルーフトップ・コンサートのビートルズ』だ。原題は『The Beatles on the Roof』。

 この本には、1969年1月というたった1ヶ月の出来事しか書かれていない。それで1冊の本を書き上げたことに、まず驚かされる。著者のトニー・バレルは、当時まだ半ズボンをはいた小学生のビートルズ・ファンで、平日の昼間に予告なしで行われたライヴを観ることは不可能だった。しかし、そのときに感じた悔しさこそが、この本のすべての原動力となっている。

 いつしか彼は、毎年1月30日になると、サヴィルロウにあるアップルビルを訪れるようになる。そして、屋上を見上げ、50年前に4人の若者が演奏したときの息吹を感じるのだという。

 彼は取り憑かれたのだろうか?いや、そうじゃない。これは情熱だ。つまり、この本はルーフトップ・コンサートに魅せられたひとりの音楽ファンの人生記でもあるのだ。彼自身のことはなにも書かれていない。しかし、行間から伝わってくるのは、著者の押さえることのできない心のときめきだ。それこそがこの本を魅力的なものにしているのだろう。

 ビートルズのことだけでなく、同時進行で起きていた出来事にも触れているのがいい。そのおかげで、物語は立体感を持ち、本から飛び出した登場人物たちが生き生きと躍動するのだ。例えば、ビートルズが屋上でライヴをやった日の夜、少し離れた場所にあるライヴハウス「マーキー」に出演していたのがデヴィッド・ボウイのバンドだったなんて、それだけで心が踊るではないか。

 これはものすごく面白い本だ。読者を選ぶかもしれないが、ハマればページを捲る手を止められないだろう。僕がそうだったように。読み終わった今も、僕の心は50年前のロンドンにある。目を閉じると「ゲットバック」や「ドント・レット・ミー・ダウン」が聞こえてくる。こんな気持ちになれて幸せだ。

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# by sandfish2007 | 2019-02-19 07:43 | diary | Comments(0)

良い休日

 休日。そうと決めたら仕事のことは一切考えない。オン/オフの切り替えが大事なのだと気づいて久しい。まだうまくできてないけど。

 でも、昨日はうまくいった。まず、抽選に応募しておいたプロ野球のチケット(開幕3戦目)が当選。嬉しい。

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 寒さも緩んだので、電車に乗って野毛へ。おすすめの中華屋さんでお昼を食べ、野毛山動物園を満喫。ソフトクリームを買い、ズーラシア生まれのライオンとトラに心躍り、無心にエサを食べるキリンに圧倒され、ダチョウの姿に微笑み、愛らしいペンギン達をたっぷり時間をかけて眺めた。

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 夕方には馴染みの店で初ガツオをいただき、家では1ヶ月遅れの誕生日プレゼントをもらった。最後は「球辞苑」で審判の仕事の一端に触れ、心満たされて就寝。

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 体は遊び疲れたけど、心はすっきり。今日は仕事のこともいろいろ考えよう。
 

# by sandfish2007 | 2019-02-17 10:32 | diary | Comments(0)

コーヒーは無料

 冬は寒くて当たり前だが、なんというか、確かに寒い日が続いている。おかげで散歩にも行ってない。昼休みは居心地いまいちなリフレッシュ・ルームで、無料のコーヒーをすすりながら、じっと目をつぶっている。

 今日もアルバイト。今週はなんだか疲れた。全部寒さのせいだ。明日はのんびりしよう。家で。

 毎年今頃はなにをしているのだろうと、ブログを遡ってみた。昨年はスコット・ボイヤーが亡っていた。一昨年はアルバイトさがしをしていた。なるほど。そういえばそうだったな。

 そして、5年前には雪がどっさり降っている。1時間ほど雪道を歩いてアルバイト先に着くと、靴底がはがれ落ちていた。あれはなかなか大変な1日だったな。

 どうやらこの時期はいつもぱっとしないようだ。それなら多少退屈でも仕方がない。穏やかに過ごせたら、それだけで儲けもの。居心地いまいちなリフレッシュ・ルームだけど、コーヒーは無料。今日もがんばろう。
 

# by sandfish2007 | 2019-02-15 07:15 | diary | Comments(0)

すごくよく出来ている

 今日はヴァレンタイン・デイ。お菓子屋の友人は、さぞや目を¥マークにして働いてきたことと思うが、それも今日まで。もう一息だ。

 とにかく、お菓子屋にとってはありがたいに違いないヴァレンタイン・デイ。ところで、さっき知ったのだが、今日は「ふんどしの日」でもあるらしい。ということは、ふんどしもよく売れるのだろうか?チョコレート売り場みたいに、ふんどし売り場にも客が殺到するのだろうか?そもそも、ふんどし売り場なんてあるのだろうか?(ないこともないのだろうけど)

 まぁ、いい。

 いつもコラムを書かせてもらっている80年代を中心にした音楽サイト「リマインダー」から、「ナイアガラ関連なんてどうですか?」という依頼をもらった。ナイアガラか…。僕は全然詳しくないのだが、担当者が言及してきた3枚のレコードは持っていたので、なんとかなるだろうと引き受けた。その3枚しか持ってないのだけどね。

 というわけで、今朝は大滝秀治じゃなくて大瀧詠一の『A LONG VACATION』をターンテーブルへ。これはほんとによく聴いた。当時のキャッチコピーは「BREEZEが心の中を通り抜ける」だった。つまり、そういう受け取られ方をしていたというか、させたレコードである。リゾート感が大事な時代だったのだ。

 それにしても、いいアルバムだ。今聴いても素直にそう思う。すごくよく出来ている。

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# by sandfish2007 | 2019-02-14 07:34 | diary | Comments(0)

レックレス

 昨日のブログに書いたクリストファー・クロス『南から来た男』から4年後、80年代もいよいよ80年代らしくなった頃、白黒の渋いジャケットが音楽雑誌に載っているのを見かけた。ブライアン・アダムスの『レックレス』だった。

 時代がカラフルに、かつ軽薄になっていくと、そうした風潮に背を向ける人達も人気を博す。こうして世の中のバランスは保たれているのだろう。当時25歳のブラインアン・アダムスもそんな一人だった。とはいっても、ブライアンの場合は明るくやんちゃな性格もあってか(今はどうかわからないけど)、カラフル寄りな人達にも人気があった。

 とにかく、このアルバムはよく聴いた。音という音が体に沁み着いている。ポール・マッカートニーやブルース・スプリングスティーンと違い、ブライアン・アダムスはこれからの人という感じで、その辺が14歳とか15歳だった僕には親近感を持ちやすかったのかもしれない。

 『レックレス』は今聴いても楽しい。それは優れたアルバムだからに違いないが、10代だった頃の想い出と強く結びついているからでもある。なんだか甘酸っぱいのだ。

 最後に掲載情報をひとつ。1980年代を中心としたエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムが掲載されました。忌野清志郎を初めてテレビで観たときのことを書いてます。ささやかな想い出話ですが、もしよかったら…。

不遜で異物でメチャクチャな忌野清志郎、こんな大人がいるのか!

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# by sandfish2007 | 2019-02-13 06:44 | diary | Comments(0)

南から来た男

 午前6時30分、クリストファー・クロスのファースト『南から来た男』を引っぱり出す。これは非常に良く出来たアルバムだ。いい意味で無害というか、安心して聴ける上に、歌も演奏もサウンドもすべてにおいて実り豊かだ。

 というわけで、あまり刺激を欲していない、いくらかでも明るい気持ちを保っていたい朝などには、ぴったりである。

 こういう恵まれて育ったというか(そんなこともないのだろうけど)、生活の心配が感じられない音楽というのは、時に軽く思えて、心に何も残さず通り過ぎてしまうこともあるのだが、たまにはいいものだ。特にこのアルバムはいい。

 鉄壁のバック・ミュージシャンには、ジェイ・グレイドン、ラリー・カールトン、エリック・ジョンソンなどが参加。かつては上手すぎて好きになれなかった人達だが、今では少しも悪くない。そしてゲスト・ヴォーカルには、ヴァレリー・カーター、ニコレット・ラーソン、マイケル・マクドナルド、ドン・ヘンリー、J.D.サウザー。こちらは今も昔も素晴らしい。
 
 日常よりもリゾート寄り。貧乏よりもリッチ向け。ここには苛立ちもストレスもない。あるのは安心とリラックス。そんなレコードもたまにはいいものだ。
 

# by sandfish2007 | 2019-02-12 06:38 | diary | Comments(0)

する気はあまりない

 確定申告の書類を作成し、「さぁ、出して来るか」と思ったら、提出期限は来週からだった。まぁ、これくらいの余裕があってもいいだろう。

 とあるアーティストと新譜に関するメールのやりとりをした。まだ何も決まってはいないが、こういうことは久しぶりなので、英語の基本的な言い回しさえいちいち確認が必要だった。さて、どうなるか?

 あとは、リゾットを作ったり、ステーキを焼いたり、サンドウィッチをこさえたり、馴染みの店へ遊びに行ったりしていたら、あっという間に3日間が過ぎた。

 一昨日は、雪が小一時間ほど降ったので、白いジャケのレコードを引っぱり出して聴いた。ビートルズ『ホワイト・アルバム』、ビンク・フロイド『ザ・ウォール』、ルー・リード『コニー・アイランド・ベイビー』。並べてみるといい感じだった。

 今日は曇り空。ベランダに出てみたが、とても寒い。さて、なにをしよう。とりあえず、仕事をする気はあまりない。
 

# by sandfish2007 | 2019-02-11 09:02 | diary | Comments(0)

リンゴ・スターを平積み

 3月末から日本公演がスタートするリンゴ・スター。僕は東京公演4daysに足を運ぶ。このことを言うと、結構な確率で驚かれる。それも「なんでまた?」という感じで、ポールのときとは伝わってくるニュアンスがまた違ってたりする。

 ええ、行くんですよ。4公演。なにがなんでも。

 リンゴ・スターがオールスター・バンドを率いてツアーに出るようになって、今年で30周年。その間にオリジナル・アルバムを10枚(クリスマス・アルバムを含む)、ライヴ盤を12枚、ベスト盤を1枚リリースしている。合計23枚。リンゴくらいのベテランで、しかもこれほどの大物でありながら、こんなハイペースで作品をリリースし続けているアーティストなんて、多分、他にいないだろう。

 しかも、いいんだよなぁ。オリジナル・アルバムの出来が。どれも。

 今、テーブルの上にはそれらのCDが平積みされているのだが、なかなか壮観だ(※写真参照)。これでもライヴ盤が3枚欠けてたりする。揃えないと。

 つまり、僕が言いたいのはですね、「なんでまた?」とかそういう問題じゃないのですよ。だって、ビートル・リンゴがやって来るのだから。会いに行けるだけ行くのは当然のことでしょう(きっぱり)。

 例えそれによって、ダン・ペン&スプーナー・オールダムやドニー・フリッツやリッキー・リー・ジョーンズやボズ・スキャッグスやエリック・クラプトンを観れなくても、仕方のないことだ。優先順位の問題だから。

 というわけで、東京公演初日の4月3日(水)が、今から待ち遠しいのである。

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# by sandfish2007 | 2019-02-10 09:21 | diary | Comments(0)

キャロルの誕生日

 雪が降る降るといって降らないのは、この町ではいつものこと。本日、曇りときどき雨。

 そして、今日はキャロル・キングの誕生日。77歳になりました。心からおめでとうございます。ということで、早速、キャロル・キングのCDを聴いている。『カーネギー・ホール・コンサート』は、1971年6月18日に行われたライヴで、キャロル29歳の歌声を聴くことができる。そして、この日はポール・マッカートニーの29歳の誕生日でもあった。ただの偶然だけど、悪い話じゃない。

 おそらく、僕が一番多くプレゼントしたCDは、このライヴ盤だろう。理由は、最初から最後まで、隅から隅まで、心がこもっているから。とりわけラストでのジェームス・テイラーとの共演は格別で、聴いていると心だけでなく体までぽかぽかしてくる。

 それにしても、どうすればこんなにいい曲を無尽蔵に書くことができるのだろう?つくづく神様は不公平だと思うが、そのおかげでキャロル・キングがいるのなら、不公平で構わない。これら名曲の数々をこうして聴けるのだから。

 このコンサートの日、僕は1歳だった。そんな昔の演奏を、49歳になった今も聴いていて、こんなにみずみずしい感動を得られるなんて、美しい奇跡以外のなにものでもない。

 改めて誕生日おめでとう。キャロル・キングのすべてに祝福を。

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# by sandfish2007 | 2019-02-09 11:32 | diary | Comments(0)