がさごそとCD棚を漁っていたら、だいぶ昔に編集したCDRが出てきた。フィフス・アヴェニュー・バンド、エルヴィス・コステロ、マーヴィン・ゲイ、ドン・マクリーン、ヤング・ラスカルズ、スプリングスティーン、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ、等々。エッジはきいてないけど、明るいメロディの曲が詰まってて、ある意味、僕らしい選曲かもしれない…と思った。
これって、かつて僕がやってたHPの企画で、欲しい人全員にプレゼントという、著作権的にはあまり褒められたもんじゃないことをしたときに作ったんだけど、改めて聴いたら、けっこう朝向きな内容だと思った。みんな今でも持ってるかな?さすがにもうどっかいっちゃってるか。ま、いいんだけど。
昨日は、昼間の海をぽつぽつと散歩し、夜は家ビールで乾杯した。仕事は、31日のライヴ・イベントのことを中心に、あれこれとこなす。今宵も、その打ち合わせがあったりと、なかなか毎日が楽しい。やったことないものにチャンレンジするのは、不安もあるけれど、それにまさる喜びやときめきがある。同じことだけをやっていては、味わえないものだ。
ところで、僕がいつもふらふらしてる海辺には、猛禽類としての誇りを失ったトンビ達が無数、空をたむろしてたりする(猛禽類で絶滅の心配がないのはトンビだけだそうな)。人様の弁当などを狙ってるわけで、けっこう迷惑な奴らなんだけど、そんなトンビの鳴き声がどんなもんかを、僕は昨日初めて知った。えっと、一般的にはあまり知られてないと思うのだけど、この辺の住人には馴染み深いものだからか、「みんな知ってるよ」と当たり前のように言われたりする。ふむ…。
トンビは、ピーヒャラァ〜♪と、けっこう甲高く鳴く。その声だけを聞いてる分には、なかなか悪くない。でも、できれば、もう少し誇りは持ってもらいたい。だって、猛禽類なんだから。タカやワシの仲間なんだから。マックのバーガーとか食ってる場合じゃないだろ!と、僕は言いたい。でも、そのおかげで、トンビは生き残っているとなると、あまり厳しいことを言うのもどうかと思われ…、うーん。
今日の逡巡:絶滅が危惧されるタカになるか、誇りを失ったトンビになるか。それが問題だ。
MIYAI