雨の木曜日。朝からビールを飲んだ。うめー。
で、今は仕事中。31日(日)のイベントに関することをせこせことこなして、それ以外のこともあれこれとやってたりする。レーベルをひとりでやっていると、例えば5人でやってるレーベルと同じことをするには、単純に5倍の時間がかかったりするわけで、スタートした当初は、この感覚をうまくつかめず、いつも追いつけてないような気持ちがして、焦ったものだけど、今はもう慣れたというかなんというか、とりあえず焦らなくはなった。相変わらず5倍の時間はかかってるんだけど。
結論:焦ったってしょうがない。
さて、プチ連載です。サンドフィッシュ・レコードはシンガーソングライターものを中心にリリースしてるわけだけど、やっぱりこの人がいなかったら、こんなレーベルをやることはなかったんだと思う。絶対。
◇Carole King『Rhymes and Reasons』
こんなに心が和らぐアルバムなんて他にあるのだろうか?…と思い続けて、随分と長い時間がたった。ほとんど地声で歌われる曲の数々は、毎日の会話のように気安く、ちょうど家事の合間にこしらえた刺繍や小物を、きれいに箱に詰めたような印象。でも、それがかけがえのないものであることは、もはや言うまでもない。これはキャロル・キングの作品の中でも、とりわけナチュラルな1枚。彼女の歌は、いつだって、人が自然体でいることの美しさを教えてくれるのだ。<MIYAI@Sandfish Records>
雨がしとしとと地面を濡らしている。雨音を聞くのも、たまには悪くなかったりする。場合によっては、遠い記憶を呼び起こしてくれたりもする。えっと、場合によっては。
MIYAI