ど快晴っ! 見よっ! この抜けるような青空をっ! …と、僕は言いたい。いやぁ、晴れてよかったなぁ…なんて書いてたら、うっすら雲が出てきたけど、雨の心配はないでしょう。ほんと、よかったよかった。
というわけで、しつこいようですが、今夜は『
Sandfish Records Night Vol.1』です。もしよかったら、遊びに来てくらさい。よろしく。
そんな気分よろしき朝、窓全開にして、洗濯物を干して、イーグルスのファーストとロギンス&メッシーナのファーストをかける。トーストと目玉焼きとオレンジとバウムクーヘンを食べて、牛乳とレモネードを飲む。幸せって、割と身近にあるもんだなぁと、思ったりする。
ふと思ったのだけど、例えば青い空を見てイーグルスの“Take It Easy”を聴いてしまうというのは、今の時代、かなりクールじゃないことなんだろうなぁと(そもそも、クールだったことがあったのかさえ怪しい)。でも、僕はそれでもいいのだ。別にクールじゃなくても、全然いいのだ。いぇい。
で、これからポール・アブロを聴こうかなと。これは、けっこう、クールなんじゃないかなぁと、思わないでもない。
さて、プチ連載も今日が最終回。レーベルを始めたときから、ずっと頭の片隅にあるのが、実はこのアルバムだったりする。なんてことなさそうで、そんなことない。どこにでもありそうで、なかなかない。簡単そうで、実は誰にも真似できない。全然押しつけがましくないのに、ちゃんと存在感がある。そんなレーベルになっていけたらなぁ、と思っている。
◇Heron『Heron』
ヘロンの歌には、そよ風にのって運ばれてくる木々の匂いがする。降り注ぐ光のまぶしさに、思わず手をかざして、目を細めてしまうような、そんな気持ちにさせられる。手持ちの楽器とシンプルな機材を野外に持ち出して録音された、優しく穏やかなアコースティック・サウンド。もし日常の中に、ささやかであれ、奇跡というものが存在するのならば、ここで聴ける歌と演奏は、まさにそういうものだと思う。「幸せ」が、まるで当たり前のことのように、音楽の中で息づいている。<MIYAI@Sandfish Records>
では、これから準備なり。あれこれと。やることをやる。とにかく、僕は、楽しみで、しょうがない。
MIYAI