体が半分くらい風邪をひいたようで、昨日はちょっくらしんどかった。喉がいがいがしてて、「酔っぱらって“Born in the U.S.A.”でも歌ったんかな?」と思ったりする。
そんな気分で聴くブルース・スプリングスティーン。昨夜は『Born in the U.S.A.』を3回繰り返してから『Darkness on the Edge of Town』へ。今朝は『Magic』を。終わったら『Working on a Dream』を。ブルース・スプリングスティーンの歌を聴くのは楽しい。今日はあったかくして出かけよう。体のもう半分が風邪をひいたりしないように。
今、お前は笑っているが、すぐにわかるはずだ
利用され、最後には捨てられると
お前の頭はダイヤモンドの雲の中で回転している
でも、すぐにわかるさ
お前は落ちてくる ベイビー
お前は落ちてくる
結局すべては自分にはね返ってくる
お前は再び落ちてくる
“You'll Be Coming Down”は、いい曲だ。“Darkness on the Edge of Town”のようであり、ディランの“Like a Rolling Stone”のようでもあるが、吐き捨てる感じはしない。佇まいが静かで、まるで心の声を聞いているようだ。そして、苦々しい気持ちを滲ませながら、落ちてくる彼女を受け止める度量も伝わってくる。そんな大人の歌だと思う。
ブルース・スプリングスティーンの歌を聴くのは楽しい。少なくともその点において、僕は幸せだ。喉がすっきりすれば、もっと幸せだけど。ひょっとすると、酔っぱらって“Born in the U.S.A.”でも…(以下省略)。
MIYAI