はい、7月7日です。ここ日本では七夕ってことになってますが、世界的にはリンゴ・スターの70歳の誕生日であります。実際、七夕を気にかけてる人とビートルズ・ファンと、世界的にはどっちが多いんだろね。調べてみたいもんだ(調べようがないけど)。
先日、友人とも話したのだけど、リンゴの若々しさって、ちょっとあり得ないなぁと思う。ポールもチャーミングだけど、アップの写真で見るとさすがにおじいちゃんになった感はある。ディラン然り。クラプトン然り。ピート・タウンゼント然り。キース・リチャーズ然り。ミック・ジャガーも、えっとまぁ、然り。スプリングスティーンやジャクソン・ブラウンあたりにも、初老感の波が到達しつつある今日この頃。でも、リンゴはそうでもないんだよな。無理してる感じもないし。70歳なのにね。すごいなぁ。
音楽仲間から愛されるリンゴ。ビートルズが解散した後も、ジョンもポールもジョージも、それぞれに素晴らしい曲を提供している。とりわけ、ジョージが作った曲が大ヒットしてリンゴの代表曲になっているけど、僕はポールの作った”Attention”や“Six O'clock”が一番好きだったりする。センチメンタルな曲調が、リンゴのどこか寂しげなヴォーカルによく似合っているから。
今宵、僕が夜空を見上げるとしたら、それは天の川を眺めたり流れ星を見つけるためではない。そして、もし短冊に願い事を書くとしたら(まぁ、書かないけど)、70歳になったお祝いの気持ちを込めて、リンゴのためのメッセージを綴りたいなと思う。ハッピー・バースデイ。あなたがいつまでも元気でありますように。
最高のバック・ビートを、ありがとう。
MIYAI