今朝もエリック・クラプトン。『461 Ocean Boulevard』を。多分、一番よく聴いたエリックのアルバムはこれだと思う。気持ち良く晴れた日には、ついつい聴きたくなるのだ。リラックスしてて、明るくて、心から音楽を楽しんでいるのが伝わってくる。いつか機会があったら、僕も461オーシャン・ブールヴァードを訪れてみたい。
昨日は、エドウィナ・ヘイズ『Pour Me a Drink』をかけながら、発送作業をしたり、電話やメールで発売前の最後の営業活動をした。あと、タワーレコード新宿店用の看板をデザインしたりも。朝からせっせとがんばって、夕方で仕事はおしまい。海へ。
缶ビールとスコーンを買って、いつものボードウォークに座る。昨日の海は、夏の匂いと秋の気配が入り交じっていた。涼しい潮風と夏らしい濃い色の海。太陽が静かに雲の中へと沈んでいく。ごろんと横になり、あごをくいっと上げると、空がパノラマのように広がる。夕陽のグラデーションが遠くまでつづいていた。
部屋に戻ってからも、ビールを飲んだ。ボテトサラダ、切干し大根、ゴーヤチャンプル。ぱくぱく食べながら「科捜研の女」を観た。スティーブ・イートンとガイ・クラークのレコードをターンテーブルにのっけた。素朴な歌声に、最近心の中にあったカタマリのようなものが、ゆっくりとほぐされていくような気がした。レコードが終わると、僕は麦茶を入れて、本を開いた。そしたら、いつしかソファーで寝こけていた。うーん、疲れてるのかなぁ。ま、いいや。
今朝もいい天気。もうしばらくは暑い日がつづくみたい。でも、夕暮れの風は涼しかったりする。夏と一緒に、なにかが過ぎ去っていこうとしている。カウボーイのレコードをターンテーブルにのっけた。エリックがカヴァーした“Please Be with Me”は、彼らがオリジナルだったりする。大好きな曲だ。
MIYAI