Happy Birthday, George! というわけで、今年もジョージ・ハリスンの誕生日がやってきた。だから、当たり前のようにジョージの歌をかけてお祝い中。
この2年ほどは、新年の抱負に「ギターを上手になること」と言ってるんだけど、実際はほとんど弾いてない。レコードもじっくり聴きたいし、本もゆっくり読みたいし、ギターも落ち着いて弾きたいけど、なかなかかつてのようにはそういう時間をもつことができないでいる。でも、たまにギターを抱えるとジョージの曲を弾く。“Give Me Love”や“I Want to Tell You”とかを。いつまでたってもへたくそなんだけど。
ジョージの歌から学ぶことは多い。ジョージが音楽に込めようとした深み。真実から安らぎを得ようとした心。今が苦しい時代だからこそ、ジョージの音楽がもつ変わらない優しさ、静かな勇気が、より一層大きな意味をもつようになったのだと思う。
だから、せめて今日くらいは、ジョージの曲をじっくりと弾いていたい。コードを鳴らし、口ずさみ、そこに込められた深みを感じたい。
MIYAI