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Sandfish Records Diary

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湿った音

 「クラプトン、観に行きたいなぁ」と思いながらも、どうやら行けそうもないので、あまり得意じゃない『ビハインド・ザ・サン』を聴いて気分を下げようと試みた。そこそこの効果はあったけど、ひどく不毛なことをしていると気づき、レコードをギャラガー&ライルにかえた。大好きな「コムフォート&ジョイ」が入ってるやつだ。とてもいい。特に今日みたいに暖かい日曜日の朝には。夜の雨も上がり、外は光で溢れている。

 最後にクラプトンを観たのは、7年ほど前になるだろうか。デレク・トラックスやスティーブ・ジョーダンを率いてのステージだった。それまでは来日する度に複数回足を運んでいたのだが、近年は諸事情により観に行けてない。今回もダメそうだ。ほんとにダメなのかな(未練がましい)。

 今、バンドでは新曲に取り組んでいる。曲を書いた友人によれば、ギャラガー&ライルをイメージしたのだそうだ。言われるまで気づかなかったけど、なるほど、そういうことだったのかとわかる。でも、メンバーそれぞれに感じ方は違っていて、それが演奏にも出る。そんなところが、バンド経験の少ない僕にはとても新鮮だ。いい曲なので、いい感じに仕上げたい。

 エリック・クラプトンもベニー・ギャラガーもグラハム・ライルも、イギリス人だ。今日みたいな雨上がりの朝には、湿り気を含んだイギリスの音が心地よい。後でお気に入りのクラプトンのアルバムも聴こう。

 MIYAI
by sandfish2007 | 2014-01-26 08:38 | diary | Comments(0)
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