早起きして朝食を作り、早番だという妻を送り出した朝。2杯目のコーヒーをすすり、デコポンをいただきつつ、ロギンス&メッシーナの『フル・セイル』をターンテーブルにのっけた。コンポの前には、レオン・ラッセル、ルー・ロンドン、そしてロギンス&メッシーナ。すべて頭文字が「L」であることに気づき、「おぉ…」とつぶやいた(どうでもいいですね)。
ロギンス&メッシーナは、若い頃に勤めていた会社の先輩の影響で聴き始めて大好きになった。音は野心的だったり素朴だったりいろいろだけど、総じて明るいのが魅力だと思う。このアルバムを聴きながら、徐々に明るくなっていく部屋にいると、お酒が残ったかったるい朝も多少は希望が感じられるようになってくる。ありがたや。
ジョン・レンボーンが亡くなったと知り、昨日の朝はペンタングルを聴いた。夜にギター・デュオのライヴを観に行ったのは、単なる偶然。静岡県出身という2人をレンボーンとバート・ヤンシュに見立てるつもりはないし、音楽性も異なるけれど、並んでギターを弾く姿になんとなく天国いる2人のギタリストのことを思い出したりしたのは、とりたてて不自然なことじゃなかった。
で、今朝はロギンス&メッシーナを聴いている。あ、そうか。彼らもデュオか。そうかそうか(どうでもいいですね)。
MIYAI