昨夜は久しぶりにブルース・ブレイカーズ時代のエリック・クラプトンを聴いたら、とても若者らしいいいギターを弾いていて、「こいつはすごいもんだなぁ」と感心した。このときクラプトン21歳。で、今朝はテデスキ・トラックス・バンドの前作『メイド・アップ・マインド』を聴いているのだが、デレク・トラックスもまた威勢のいいギターを弾いていて、「こいつもやるなぁ」と感心してたりする。このときデレクは33歳かな。
10年くらい前にこの2人が一緒に日本に来たことがあった。あれはとてもいいライヴだった。全然お洒落じゃなくて、すごく男っぽいステージだった。スティーヴ・ジョーダンのドラムがやけにかっこよかったと記憶している。今年もそれぞれ来日公演が決まっている。どちらも観たいけど、どちらも行けそうにない。
テデスキ・トラックス・バンドは、前作を聴き込まないうちに、今年新作が出た。僕はこんなことばかりだ。「前作よりもいいよ」と何人かに言われたけど、今朝はその前作を聴いていてあまり内容を覚えていないのだから、新作を聴くのはもう少し後でもよさそうである。そうこうしているうちに、次作が出たりもするのだけど。僕はそういうことがとても多い。
エリックとデレクのギターに共通項は多い。2人とも引き出しが多いからそう思えないかもしれないけど、それぞれの引き出しが深いところがなにより似ていると思う。