僕は毎朝コーヒーを飲む。この習慣は確か30代になってからで、昔はそれほど好きでもなかった。元々体質的にコーヒーとは相性が悪く、飲むとげんなりし、食欲も飲欲も減退した。きっかけは、朝にコーヒーを飲むとお通じがよくなると気づいたことだった。出勤前にすっきりできるのは大助かりで、「さすが刺激物」と感心した。以来、愛飲するようになり、今では2杯までならおかわりもできるようになった。ボブ・ディランの「コーヒーをもう1杯」を聴くときの心持ちも変わった。
最初はインスタントを飲んでいたのだが、友人が赤いコーヒー・メーカーをプレゼントしてくれてからは、それで淹れている。1日の始まりに美味しいコーヒーがあるのはいいものだ。エドウィナ・ヘイズ『
コーヒー・タイム』の原題は、『Good Things Happen Over Coffee』という。「コーヒー飲めばいいことあるよ」といった意味だろうか。確かに1杯の温かいコーヒーは、毎日の暮らしにささやかな幸せを運んでくれる。
尚、このアルバムにまつわる個人的な想い出を、総合音楽サイト「
Veemob」に書かせていただいたので、よかったら読んでみてください。
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エドウィナ・ヘイズ『コーヒー・タイム』 – 震災の後に届いたメール。
では、今日もいい1日でありますように。コーヒー飲んだから、きっと大丈夫。
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