早起きは苦手じゃない。小学校5〜6年では早朝サッカーがあったし、趣味だった釣りもたいてい朝は早かったから、自然と身に付いたのだろう。中学生になって夜更かしを覚えてからも、起きるのに苦労した記憶はあまりない。唯一苦手だった朝食もいつしか克服し、今では腹を空かして目を覚ますようになった。
友達の多くは夜型であることを主張した。彼らとつきあっていると、僕も深夜まで起きていることになり、おのずと朝は遅くなっていった。それで困ることもなかったが、それでも自分を夜型だと思ったことはない。暗くなったら寝たいし、明るくなったら目を覚ましたい。それが自然なことのように思えるのだろう。
だから、用がなくてもそれなりの時間には起きることが多い。特に今朝のような清々しい朝は、早起きしてよかったなと思う。1日が終わっていくあの感じも悪くないが、新しく始まるのは何であれいいものだ。このブログも朝に書いている。何を書くかは決まっておらず、なんとなく書き始めて、40分程度で書き終える。こんな風に。
昨夜、ヨハン・クライフの訃報を聞いた。僕はクライフの現役時代を知らないが、それでも彼が特別な存在であることは明白だった。その峻烈さにおいて、マラドーナに匹敵するのはクライフなのだと思った。偉大な魂、どうか安らかに。