和から洋へ。詳しく書くと、納豆、白いご飯、ぬか漬け、ワカメの味噌汁。お茶を飲んで、ごちそうさま。それじゃ、コーヒーにしましょう…といったところ。この国では珍しいことじゃない。海外ではどうなのだろう?
BGMはフーティー&ザ・ブローフィッシュ。聴き流せるところがいい。…と言うと、なんだか馬鹿にしてるみたいだけど、そういうわけではない。例えば、昔の喫茶店ではアントニオ・カルロス・ジョビンの名盤『ウェーブ』がよく流れていた。あれだって耳にうるさくないから選ばれていたのだと思う。昭和の喫茶店におけるジョビンが、僕にとってはフーティーというだけのことだ。とうわけで、BGMは洋。
生まれたときから僕の人生は和洋折衷だ。和から洋へ。洋から和へ。行き来は自由自在。でも、線引きがまったくないわけでない。やっぱり和は和だし。洋は洋だ。曖昧なものもいっぱいあるけど。
ふと気になったので今調べてみたら、フーティーさんという人はバンドにいなかった。スペンサー・デイヴィス・グループやJ.ガイルズ・バンドとは違うんだな。ひとつフーティー&ザ・ブロウフィッシュに詳しくなった朝。