朝方の雨がやみ、僕は妻とランチを食べるために、自転車で出かけた。待ち合わせ場所に着くと、また雨が降り出した。僕は自転車を軒下の駐輪場にとめ、地下のレストラン街へ逃げ込んだ。すると、そこに「アメフラシ」の異名を持つ友人が登場。「そういうことか」と納得した。
案の定、雨はしばらく降りつづいた。ほどなくして妻がやって来たので、雨宿りも兼ねてゆっくりできる店がいいだろうと、目の前の「サイゼリヤ」へ。ふたりで別々のパスタを注文し、それだけだと雨が上がるまでもたないだろうから、白ワインのデキャンタも頼んだ。
スマホでプロ野球の経過を観察しつつ、お互いの健康や変わりゆく町並みについて話し合った。パスタはすぐに食べ終わり、ワインもグラス一杯分づつになった。外では雨が降り続いている。仕方がない。僕らはピザと赤ワインのデキャンタを追加注文した。仕方がなかったのだ。
結論:不可抗力だと思う。
それにしても「サイゼリヤ」ってどうしてあんなに安いのだろう?これで2,000円もいかないとは、破格にもほどがある。普通に美味しいし。
最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『
Re;minder(リマインダー)』にスティング『ブルー・タートルの夢』のことを寄稿しました。ぜひ読んでみてください。ちなみに、今月行われたスティングの来日公演は、残念ながら観ることができませんでした。スティングに限らず、チケット代もう少し安くなりませんかね?「サイザリヤ」を見習えとまでは言わないのでね。
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セット・ゼム・フリー!スティングがポリス解散後に得た自由